セルフライナーノーツシリーズ「21」編
こんばんわー!!
(こんばんわー!!)
はい、どうも326-9ですよ。
今年の抱負は実は「ブログ頑張る」やったんですが、あれよあれよともう3月末。
テメー、一切なにも書いてねえじゃねえか!!!
いやいや。
ほんまそれな。
で、意を決して今日から暇見つけて頑張ってみようと思ったワケですな。
なんか今更日記的なブログは書く気がしないので、色々考えてみた結果。
「書きたいことを書く」というシンプルな結論にたどり着いたのでやんす。
あ、書いて欲しいこととかあれば募集しまーす。
「あのバンドとのエピソードシリーズ」とか「すべらない話」(活字にしておもろい保証はないけど)とか「ワタシの初期衝動音楽」とかなんでもええんで是非教えてくださいー。
「326-9の可愛い使用機材シリーズ」は需要関係なく近々絶対書きます。
さて。
本日は。
いつになったら書くねん、と言われ続けた
「セルフライナーノーツシリーズ」
いよいよ来たか。
我々DtRHもありがたいことに2枚のミニアルバムをリリースいたしまして。
いっちょまえにインディーズバンドの端の端の端くれをやっております。
「あの曲どんな曲?」と聞かれることもあったり、おれ自身が他のバンドのそういうのを知るのが好きなのでデモ音源のときはよくライナーノーツを書いてたんですが。
サボりだすと溜まる一方で、こんなん全曲書いてる暇ねーわ、状態でしたが。
326-9は閃きました。
「なにも全部一気に書かなくても1曲1曲小出しにすればいーやん。」
いやいや。
ほんまそれな。
これなら書ける気がするぞ!
というわけで意を決してポチポチし始めたワケでやんす。
さて!
記念すべき1曲目はー!!
「21」
やっぱりこの曲からですねー。
1st. mini album「Rabbit Killer」の1曲目にしてMV曲でございます。
作曲面での楽曲のテーマは「ザ・初めての流通音源の1曲目」でした。
いかにわかりやすく、簡単で、なおかつ勢いで押せるか勝負的な感じ。
コードもAとDとEの3つのコードしか使ってません。
スーパーシンプルなスリーコード構成。
ベースはべったべたのランニングベース、ドラムは2ビートとドラムロールのみ。
「男」の引き算アレンジですなー。
そんなこともあって完成まで一瞬やった気がします。
「どーん、どーん、はい、これでオッケー、終了ー」みたいな勢いやったような。
こういう体力を使わない作曲はいいですなー。
その反面、作詞は1番遅かったです。
「いま自分が1番思ってること」がテーマやったんですけど、なかなか定まらなくて唯一プリプロ(レコーディング前の仮録り)に歌詞が間に合いませんでした。
で、レックの直前に色々自問自答してみた結果
「やっとCDリリースできるわー」
って気持ちがなにより強いな、と思いまして。
じゃあそれを歌詞にしようと書いてみたワケですわな。
「夢は叶う」はちゃんと夢が叶ってから歌うから、すべてへの感謝をこの曲に込めて。
ざっくりサビを要約するとこうなります。
CDリリースすることを目指してきたけど、夢が「叶った」のではなくて「始まった」ということ。
自分に対して調子乗らないようにとの戒めもありますなー。
ちなみに326-9はサビ前の
「from small room to the world」(小さな部屋から世界へ向けて)
ってフレーズが大好きです。
作詞作曲に追われまくって毎日スタジオにこもりまくって、そうやって一人で作ったモノをメンバーと完成していって、CDとなることでそれが世界へ飛び立っていく。
この1行がまさにその付近の活動と生活のルーティーンを表してるんですな。
余談ですが326-9の中では「Rabbit Killer」というタイトルが通らんかったらこのフレーズをタイトルにするつもりでした。(そんな候補を聞くまでもなく「Rabbit Killer」で満場一致やったので勝手にお蔵入りしましたが)
あとすごいマニアックな話をすればAメロの最後の方で「fork」と「hope」で踏んでるんですけど、これがすごいオシャレに踏めててお気に入りです。
「フォークとナイフの使い方は知らないけど」のリリース童貞感。
初々しくていいですなー、色々不安やったんやろなー。(笑)
で、いうまでもなく「21」って数字は我々のBLACK JACK RECORDSを指してます。
「なんで21なの?」ってたまに聞かれるので一応ね。
これ以上書くのもあれやからよくわからん人は「ブラックジャック 21」でググレカス!
ちゅーことで「21」でございました。
また次回気が向いたときに更新しやす!
できるだけ全曲書くつもりで臨むけど、一応リクエストとかあったらそれもまた教えてちょ!
ほなの!!
今日のライブに関するお知らせとお詫び。
おはようございます。
取り急ぎ本日の豊橋club KNOTのライブに関してお知らせとお詫びがあります。
TAKAYA(Dr.)が体調不良により出演できません。
本日のライブはサポートドラムとしてKAZU(LOOKLIKE)を迎えての出演となります。
まずなによりはじめに。
本当に申し訳ありません。
昨夜22時まで仕事やったんですけど、仕事終わってLINE開いたら、たかやから「体調的に明日の出演がどうしても難しい。」と連絡が来てまして。
「こりゃさすがにどうしようもないな。」ってことで、もちろんたかや不在はそこで決断しました。
で、ただしと「明日どーする?」って流れになって、
1.出演キャンセル
2.アコースティック形式で2人で出演
3.サポートを迎えてバンドで出演
の三択が出ました。
可能であれば「3」でやりたい。
それはお互い言わずもがなでした。
でも現実的にココから24時間以内にはステージに立ってる状況。
そもそも当たり前ですがみんな暇ではないので、たまたま予定が空いてて、なおかつウチの曲がわかるドラマーがいるなんて奇跡に近いワケですよ。
仮にいたとしても、数時間で何曲も覚えてドラム叩いてくれ、なんてマジで無理ゲーです。
でも1ミリの希望に賭けて、数人に連絡を取ってみました。
ただ当たり前ですがその数人もなかなか予定の折り合いがつかない状況。
「さすがに諦めるしかないか.....。」ともうアコースティック形式のほうの頭が回ってました。
もうほんまに最後の駄目元で三重鈴鹿ANSWERでライブのLOOKLIKEカズに連絡。
「カズ、明日なにしてる??こんなアホみたいな話、無理ならマジで全然大丈夫やから断ってくれな。」
と、諸々の事情を話したところ
「明日、仕事です。でも職場に連絡してみます。ダウラビの力になれるなら。」
この時点でおれ半泣き。
おい、マジかよ。
数分後、折り返しで
「仕事の都合つけれました。おれでいいならやらせてください。」
おい。
マジかよ。(泣)
この時点で23時過ぎ。
居ても立ってもいられなくてただしと大阪を出発してカズのいる鈴鹿へ。
夜中1時半頃、ANSWERに到着。
それからカズと合流して、曲を何周も聴きながら、合わせる作業。
完全なるご厚意で閉店後にも関わらず音を出させてくれた我らがANSWERには頭が上がりません。
本当にありがとうございます。
LOOKLIKEは昨日も一昨日もライブで、もちろんカズはヘトヘトのはず。
ましてや打ち上げ中にきたこんな無茶なお願いで、一回切ったはずのスイッチを入れ直してくれてました。
もうこの時点でこの恩は一生もんやと決意。
「あーでもない。こーでもない。」と3人で合わせながら、なんとか数曲できるようになったくらいで、心配してかHAYATO(LOOKLIKE)が打ち上げを抜け出して見に来てくれました。
「ちょっと1曲やってみてくださいよー。(笑)」なんて言いながら。
ものすっごい緊張した。
実際ハヤトにもユーマくんにもKAZUをお借りして、もう申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
なのでものすっごい緊張しました。
さすがにHAYATOに「やってくれ」って言われたら断るワケにもいかないので、この時点で1番いい感じやった曲を演奏。
...
...
「すごい!!全然大丈夫じゃないっすか!!!!」
え。
マジ!?
イケてるんや!!!
KAZUのドラムを世界で1番良く知る2人の内の1人から太鼓判をもらったことに本当に安心しました。
絶対酔ってたのもあると思うけど。(笑)
そのまま朝日が昇るまで、これまた心配して駆けつけてくれたリキ(DADA M REBORN)と4人でひたすら練習。
そのまま移動してきて、現在朝8時前。
豊橋駅前のネカフェにいます。
少しゆっくりしたら、完全にピンピンしてますが我々も一応病院に行った後、また練習してきます。
なんかこんなことわざわざブログに書かんでも、とか思うかもしれへんけど、カズがマジですごい頑張ってくれてて。
「へー、今日カズさんなんだー。」とかもうそんな簡単な話じゃないくらい頑張ってくれてるんすよ。
たまたま「暇」で「都合のいい」ドラマーが空いてたんじゃないんすよ。
なんかそれを届けたくてブログにしました。
「愛」以外のなにものでもねー。
カズと合流するまで「ライブできる」ってことだけで安心して、満足してました。
でもカズが合流するなり、握手してきて、おれの心を見透かしたように「みつるくん、やるからには勝ちましょ!」って言ってきて、完全にスイッチが入りました。
おれ、今日の夜、カズといい酒が飲みたい。
100点満点じゃなくて、100パーセント。
絶対に妥協しない。
カズと肩組んで心から笑いたい。
自分勝手ですいません。
ご心配おかけしてすいません。
「怖いもの見たさ」くらいで見てくれて大丈夫です。
絶対超えます。
本日。
愛知県豊橋club KNOT。
お待ちしてます。
Mitsuru Kobayashi(Vo.Gt.)
1度はやってみたかった。グッズ紹介の巻。
こんばんわー!!
(こんばんわー!!)
はい、どうも326-9ですよ。
今夜は!!
「グッズのお話」
はい。
先日とある対バンの人に
「ダウラビのグッズって噂で聞いたんですけどデザイナー付いてるんですよね!?!?」
と真顔で聞かれました。
あれれ。
なんちゅー噂や!!(笑)
まあ、「デザインイケてる」的なイメージありきなのかな、と思って褒め言葉みたいなもんか、って消化しましたがせっかくなんでブログ書こうかなーと。
何度かツイッターでは触れたことがあるんですが。
我々Down the Rabbit-Holeのデザイン関係(グッズに限らずCDジャケットなどなど)はすべてワタクシ326-9とAilet Recordsキシモ氏による共作です。
これを言うと「共作ってなに??」ってよく聞かれるのでそれも答えますが。
基本的には大体おれの頭の中では完成形ができてまして、それをものすっごい雑なラフとイメージでキシモ氏に伝えてパソコンをカタカタしてもらって、横からあーだこーだ口を出して、ポンっと出来上がるワケであります。
おれの中では50:50の作業です。
ちなみにキシモ氏の労力と負担のほうが遥かに大きいという自覚はあります。(笑)
毎度ワガママに付き合ってもらってありがとうございます。(土下座)
1時間くらいでポンっと完成することもあれば、一生なにも産まれないこともあります。
ここら辺は作曲と一緒です。
今年は特に自分でも好きなヤツをいっぱい世に放ててるので、紹介しようかなと。
なかなかバンドグッズを自分でレビューしてるヤツって少なくないっすか?
おヒマな方は読んでみてくださいな。
まずは!!
「Secret Rabbit Big Pocket T-shirt」¥2500
実は「DtRH」って略称でグッズ作ったの初なんですよね。
バンド名がどーんと出てないので作るのは「わかるんかな?」って不安もあったんですが、出来上がりを見てすべて吹き飛びました。
「これ、完全にイケてるやん!!」
って自信作です。
そもそもポケTってアイテム自体がおれは大好きです。
ってか普通に便利。
タバコ入れれたり、ドリチケ入れれたり、ちょっとパチンコ打つときにお札入れれたり(笑)、何かと助けられます。
このTシャツは結構なスピードでみんな買ってくれましたねー。
おれもこの夏はすごい愛用しました。
「Secret Rabbit」って名前は言うまでもなく、「R」の中にシレッといるウサギのことなんですけど、これは完全にキシモ氏のアドリブです。
大体仮でデザイン上がった後に、最終的に決めるのが「ウサギどこに入れる?」ってことなんですけど、もうそのやりとりがめんどくさいのかもう勝手に入ってました。(笑)
でもこのアドリブが完全にナイス。
ほんでこのビッグシルエットTはサイズ感も完全にナイス。
ちなみに白のほうが結構大差でみんな買ってくれましたが、アタクシは黒派です。
お次は!!
「kill 'the' classic T-shirt」¥2000
2nd mini album「kill the classic」の発売を自ら祝して作ったTシャツですねー。
実は前作「Rabbit Killer」でもやってるんですが。
いわゆる「自分のバンドロゴパロディーシリーズ」です。
前回は「Down the Rabbit-Killer」って配置でやったんですが、なかなかいい感じに仕上がったので、今回もなんかでけへんかなーと考えてたトコロ。
ピカーン。
「あ。Down the Rabbit-Holeとkill the classicの"the"の配置が一緒や。」
と気づいたため出来たデザインでございます。
イメージ的には「暴走族のステッカーの上貼り」みたいな感じです。
コレは喧嘩の合図なんやぞ。(特攻の拓 参照)
どのカラーもストリート感あってイケてますねー。
HIP-HOPの匂いもさせるナイスアイテムです。
胸元ワンポイントも今年っぽくていい感じ!
アタクシはアッシュを所有しております。
お次は!!
「Heavenly-6 Long Sleeve T-shirt」¥2500
名作キタ!
ナイスデザインですねー!
今年は結構ちっちゃめのプリントばっかりやってたのでロンTでどかーんとデカめのデザインやりたかったんですがエエのが降りてきました!
90'sのバスケットチームのトレーナーみたいなイメージやったんですが、ナウ感出すのに「ドロドロ」を使ってみたところこれがまたええ感じになりました。
個人的にはドロドロと「t」の十字架がマッチしてて好きです。
狙わずカラー決めたんですが、蓋を開いてみると「TOMMY配色」になったので、そこから派生して「Heavenly-6」というタイトルにしてます。(誰がわかんねん)
たくさん購入していただいて感謝であります。
最後は!
「POP STRIPE SWEAT」¥4000
こちらも力作ですねー!
大好きです。
これのポイントはフォントにイメージ通りのいい感じのヤツがなくて、なんとキシモ氏が一本一本ストライプを自ら引くというスーパー手間暇かけてくれてることです。
頭上がらねー!!(笑)
イメージはアメリカのインディーポップ感に今風の配色ミックスって感じです。
この細かくて絶妙な配色、写真じゃ伝わらへんので是非現物を見て欲しい!!
初の冬物ということで張り切ってバックプリントも含めて4色使ってるからめちゃ原価高いけどな!(笑)
まあでも超納得の仕上がりであります!!
というわけで。
ダラダラ書いてみましたが上記4つのグッズが現在ライブ会場で購入できるアイテムとなっております。
無論言うまでもなく、ワタクシは服に関してもデザインに関してもズッブズブの素人なので、「なにを偉そうに」と思う方もいるかもしれませんが。
「気持ちが入ってない」、「自分が納得してない」、そんなモノを世に出してるワケじゃないということだけでも理解していただければ!
たまーに後輩のバンドマンに「グッズとかどんなデザインにしたら売れるんすかね...?」とか聞かれることがあるんですが。
「そもそもおれらもそんな偉そうなこと言えるほど全然売れてねーわ!!」って前提はさておき。
もうおれは2年前くらいから、特に言えば今年から「なにが売れる」とか意識するのはやめました。
「自分が着たいって思うモノを作る」
これが自分の中で紆余曲折の末、たどり着いた正解です。
バンドとまったく一緒なんすよ。
「ただ売れればいーわ。」ってバンドじゃないっすもん、そもそも。
そんなスタンスで作詞作曲してないっすもん。
自分の音楽好きな人と、音楽以外の面でもセンスが合致した瞬間とかマジで素敵すぎてため息でるっすよ??
もうウチのグッズを身に付けてくれてる人たちは愛おしくて仕方がない!!
いつも心の中では「ありがとう.........!!!!!!!!!!」と震えております。
この場を借りて、ほんまにありがとうなー!!
「バンドは音楽だけやってりゃいいやん。」とか言われそうですけど、そこらへんは他所は他所、ウチはウチって感じで!
単純にモノ作るのが好きやからってだけです。
なにに置いても肯定派、否定派はいますが、基本的には「みんな違ってみんないい」スタンスが1番素敵やと思います。
これからもイケてるやつ、いっぱい作りたいので、楽しみにしててくださいねー!
ほなの!!