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過去に追いついたとき




首藤健祐がお届けするラジオの深夜放送的ブログ。



今夜のテーマは、


「過去に追いついたとき」


(もう10年もやってる感じでサラっと、しれーっと)



『バック・トゥー・ザ・フューチャー』 


↑ ナイスなタイトル。


ふふん、たいしたことないぜ。


ただの逆張りじゃねーか。


よし、その逆をいって


………


戻っちゃうね。



逆張りって、かんたん、お手軽。


定番になっていることの逆をいえばいいだけ。


歌詞を書くときに陥りやすい罠だと思っている。


そんなビミョーなライン上にありながら


『バック・トゥー・ザ・フューチャー』で思いついて、結構、気に入っている「過去に追いついたとき」というフレーズ。



過去に追いついたとき。



あのときのあれはこういうことだったのかー !


あのときわからなかったことが、いまわかったーみたいな。


あのときまったく響かなかった音に、いまたまらなくハマりまくってるとか。


少し前は、ボブ・ディランとかザ・バンドとか。


いまはジャコ・パストリアス。


天才狂気ベーシスト。



翻ること数十年前。


NYで一緒に行ったジャズ・フリークのトモダチがどうしてもというので、


ジャコ・パストリアス・バンドのライブに行った。


小さな会場。


オーディエンスは20人くらいかな。


ジャズのことはさっぱりわからない。


ライブが終わってふたりで飲んでたら、本人が隣に座ってきた。


トモダチは興奮して一生懸命しゃべっている。


ビールをご馳走したら、その天才は客席中を走り回って喜んでいた。


握手をして、(ついでに僕も)、別れた。


「信じられないかもしれないけど、日本にきたら武道館でやるんだぞ ! 握手したんだぞ ! ビール奢ったんだぞ ! 」


トモダチは泣きながらホテルで有頂天。


僕から見れば、ただのジャンキーだったけど、、、



その3年後、


カリスマスターに相応しい悲惨な犬死を遂げた。




出会いってたぶん一回だけじゃないよね。


何回も何回も出会って、やっと出会うこともある。


せっかく出会ってるのに、気づかないなんてザラ。


満天の空から降り注ぐ星の数ほどの奇跡を


湯水のごとく、源泉かけ流しで、垂れ流してしまっているのかもしれない。


こんなチャンス二度とないかもしれないみたいな奇跡をふんだんにダラダラと。


守護霊的には


「おまえ、なにやっとんねん ! ほら、いまや、あーもー、なんでわからんねん !」


気が気でないったらありゃしねえ。



まあまあ、


そんなにカリカリしなさんな。


うまくは生きられないから。


何度も出会って、やっと出会うさ。


だからよろしく頼むよ。




だけど、どうせ出会うなら、


生きてるうちに出会いたい。




みなさんの「過去に追いついたとき」に纏わるおはなしきかせてください。


宛先は shudo@tokyoheartbreakers.com




また、いつか、ここで、会いましょう。