天然1号が高校時代の友人とランチに行くという、もちろん平日なのでフレディーも学校だ。
これはチャンス!しかも天気予報は今日はいいけど、週末から雨でいよいよ梅雨入りしそうだ。
ということで、梅雨入り前にロングでカタナでツーリングに行くことにした。
今年は5月中旬以降に暇になったのに喘息であまりバイクに乗れてなかったし。
昨年は5月末に富山まで日本海を見に行って700㎞弱だったけど、今年はどうしようか?
ここんとこあまり乗ってないので、無理はしないでダメそうなら途中で簡単に帰れるようにしたいけど。
で、地図ソフトを眺めながら最初は長野の北部の白馬の方から新潟の直江津なんていいなって思った。
うーん、どうしてもやっぱり日本海を見たいかな(笑)
ところが天気予報サイトをみたら、直江津や白馬は夕方だけ雨予報だった。
そこで昨年に通って気持ちの良かった高山のせせらぎ街道に行って、そこから時間を見ながら福井の方に行ってみることにした。
ま、一人なんで気分次第で帰ってもいいし、方面を変えてもいいし。
400㎞以上の日帰りロングツーリングは一人じゃないと行けないな。
5時に目覚ましをかけたら4時半に目が覚めたのでそのまま起きて朝食とって準備して家を出たのは5時半前。
そっと出かけて、まずはいつもの引佐湖から257号へ。
家から一気に2時間、100㎞先の岐阜の恵那の阿木川ダムまで走ってしまった。
ちょうど朝の通勤時間帯なので、木曽川をわかりにくい道のほうで渡ろうと、ここでナビ用のスマホをセットしたがバッテリー切れ・・しまった。
でもなんとか記憶で適当に走って、最初に考えていた道とは違ったけど無事に木曽川を渡って、下呂の方に行く道に出た。
あとはずっと快適な道、国道257号と256号の並走区間で41号まで出る。
そして41号をちょっと北上して下呂をぬけ、萩原から257号で山に入っていく。
昨年も同じこと書いたけど、浜松から257号>19号>256+257号>41号>257号・・とぎれとぎれの257号ばっかり走ってる。
最初はのどかな田園風景で適度な見通しのいいコーナーをぬけ、山に上がっていくと新緑の緑のトンネル。
交通量も少なく道も奇麗で、独特の香り、なんだろ花じゃないけど植物の匂いがする。
いつまでもここを走っていたい。
T字路を右に曲がって、国道はいつのまにか県道になっている。
このあたりが飛騨せせらぎ街道。
昨年も走ったけど、遠くても何度でも行きたくなる。
昨年は気持ちよすぎてノンストップだったが、今年は西ウレ峠のところで写真撮影。
これまで抜いて来た車やバイクが通っていくので、ちと恥ずかしい。
もうここは天国だな。
そこから走り出して、また同じ車やバイクを抜きなおす。
あー、恥ずかしい・・
せせらぎ街道で高山市街に行く前に国道158号を左折して、高山西ICから中部縦貫道の無料区間で飛騨清見ICへ。
そして158号で今度は南下して郡上方面に向かう。
地図でみるとなんのことはない、北上したせせらぎ街道の西をこんどはただ南下してるだけの遠回りなんだが、この158号も気持ちのいい道だった。
ただ地名や行き先に不安があったので、一回止まって方面を確認。
そしてガソリンが不安だった。
158号や無料高速のあたりにGSがあると思っていたのだが、山に入ると全然GSが無い。
トリップは250㎞を越えているし、こんな山の中でガス欠になったらたまらん。
しばらく走ってひるがの高原あたりでようやくGSがあって給油したが、けっこうガソリンが高かった。
トリップは266㎞、12.5ℓ入ったのでもう少しでリザーブだった。
このあたりはスキー場ばっかり、ダイナランド、高鷲、白鳥、ひるがの・・昔はこの辺りのスキー場にもよく行ったが、雪質が好きでなくて最近はずっと行ってないので、懐かしい。
白鳥からはループ橋をグルグルまわって福井方面へ。
高速のような楽そうな道があったけど無料かどうかわからなかったので、その先は昔からのクネクネ道を通って大野方面へ。
後で見たら無料だったけど、いいの。
さて福井県に入ったぞ。
九頭竜ダムで休憩したが、ダムを見たりは時間が無い。
時間は既に12時前、せせらぎ街道が10時ごろだったので、考えていたのより時間を食ってしまった。
その先の道の駅九頭竜には恐竜の模型があって、昔近所の人とのツーリングでも見たな。
15分に1回動くらしいが、待ってる時間もないので写真だけ。
大野市街に入ると、ものすごい暑さだった。
盆地なので暑さは厳しいようで、道路の温度計は34℃・・真夏じゃねーか。
朝、家を出てしばらくは寒くて日が出て暖かいと嬉しかったのに、今は日が憎い。
今日は革ジャンなので暑さが堪える。
大野からは福井市に向かうと、きっと混んでるしこの暑さではたまらん。
越前海岸もショートカットしてやや南の方に出ようと思って、地図を見ると476号というのが越前市まで南西にいくので、これを行ってみた。
ところが入り道はわかりにくいし看板もない。
そして道はものすごく細くて急なヘアピンだらけの山道。
山道は峠を越して下ると、田舎の道になった。
また道路地図確認のための一時停止したら、池田町の境界だった。
このあたりで、せっかくなので越前蕎麦を食べたいと思って、通り沿いでみつけたり看板のある蕎麦屋に行くが皆水曜定休。
今日は蕎麦は無理か。
越前市で国道8号に入り、敦賀方面へ。
カード会員のGSがあったので140㎞弱だったけど給油しておいた。
冷房の効いた店内は天国、越前蕎麦でなく越前ラーメンだそうなのでまぁいいか。
でも美味しかったし、かなり安かった。
8号線を南下して、潮風ラインへいく県道を右折して下った先が海!
やった!また日本海だ!
あー、美しいな~。
けどすでにここで14時過ぎ・・ここまでで450㎞。
おいおい、どうやって帰るよ?
最短ルートはこのまま8号線で琵琶湖東を南下して関が原にでて、大垣から名古屋を迂回して浜松へ帰る道。
これなら距離は200㎞くらいだけど、混む場所ばかり。
しょうがない、不本意だけど高速だな。
そして8号線で敦賀市内へ。
ガソリンはギリギリなので、危なそうならSAで少し給油すればいい。
あとはシートの荷物を外してETCカードの準備と、家へのお土産を買わないと。
途中に何か店とかあるだろうと思ったが、何もなくて高速のICに出てしまった。
ETCの準備もしてないので、素通りして敦賀の街中へ行く。
お土産の買えそうなところ・・・あ、駅ならと思い敦賀駅に行くと案の定、駅前にお土産やがあったのでここで家へのお土産を買い、ETCの準備をした。
そして敦賀ICから北陸道へ入る。
敦賀ICは2004年に北海道ツーリングに行ったときにフェリーが敦賀だったので、それ以来。
ちょうど20年経ったのか・・北陸道はあまり回りが飛ばしてなく、それほど混んでないのでスイスイと進み、あっという間に名神高速に合流。
名神高速はそこそこ車がいて、ペースも速い。
俺もそれなりに走るが、高速道路は慣れてないので疲れる。
さらに一宮あたりで混んできてペースが落ちると、自分の気力も落ちてくる。
尾張一宮PAで休憩。
コンビニのアイスコーヒーで生き返った。
ここから家まで120㎞なので1時間半くらい。
ガソリンも何とか持ちそうだ。
このあとは新東名にいって一気に帰宅。
新東名はちょうど時間が帰宅時間でけっこう混んでいたし、殺気立った車が多い。
俺の前にトラックが割り込んできたので、抜くときにガンとばしたらパッシングされた。
バーカ、お前なんて置き去りだよ。
敦賀から3時間弱だもんな、さすが高速。
ただし高速代は平日ということもあって4500円だと、泣ける。。
やっぱり高速は嫌いだ。
近所のGSで給油したら燃費は20㎞/ℓくらいなのであまりよくない。
マフラーがトルクが無くて音がうるさいだけなので、このせいかも。
でも久しぶりにたっぷり走ったので満足!