さてこの週末にやっていた子供の部屋を作る作業で、一番大変だったのが子供部屋にあった洋服タンスの移動。
我が家の2階は3室あって、正面が寝室、左が子供部屋、右が両親の服などを置いてる部屋。
この廊下を挟んで左から右へ洋服タンスを移動したい。
これは2,3か月前に一度タンスの中身を出してやってみたのだが、部屋のドアから斜めに出そうとすると廊下に突き当たってギリギリで出ない。
あと数センチ幅が狭ければ出るのになぁ・・
じゃ、搬入の時はどうしたのかというと、かなり古い記憶だが確か配達の人が窓を外して外から引き揚げたはず。
そんな出し入れを一人で素人の俺ができるわけない。。
なのでこの洋服タンスを解体するか、狭いほうの引き出しを潰して横をカットするしかないと思っていた。
しかしタンスを見ていたら、上部の前への張り出しは天板を外せばよくて、それで2,3センチは狭くなる。
そして下部の前への張り出しは前面の化粧板を外せばよさそうだ。
どうせダメなら解体なので、やってみる価値はあるが、このタンスがどのように組上がっているかがわからない。
これが木ネジとかなら簡単なんだろうけど・・
先ずは上部の天板から。
とりあえず背面の見えないところから上に叩いてみる。
すると全体が接着剤かと思ったらダボによる組立+タッカーのようだ。
タッカーはエアーツールで打ち込んであるのか簡単に抜けない。
でも薄いベニヤ板部分だったので力技で引きはがす。
上部の引き出し上にも化粧板がタッカーで固定されていたが、これも力で引き抜いた。
次は下部の化粧板。
これは構造材ではないので前に剥がせば良さそう。
コーナーには補強と足にするための3角のベニヤが貼ってあるので、これも引き抜く。
角の下は大型タッカーで固定されているので簡単に取れる。
しかしそのほかはこの化粧板に溝を掘ってベニヤ板を固定してあり、そのベニヤ板をタッカーで本体に貼り付けている。
このタッカーも抜けないのでベニヤ板を引きはがして外した。
おお―通った!そして目的の部屋にまで入れることができたぞ!
上部の天板はゴムハンマーで叩いて入れて、引き出し上の化粧板もタッカーの針と穴がそのままなのでそこに打ち込んだ。
天板は下にしか力がかからないので、その他の固定はしないでおく。
また動かすかもしれないしね。
下部の化粧板は抜いたタッカーは使えないので、小さな釘で固定。
これも最小限にして、最後に三角板も釘で固定した。
いやぁ、疲れたな~。
力技系(ハンマーとかバール代わりのタイヤレバーとか)が多いね。