つきごはん | ありがとう  命の恵みに感謝して  頂きます

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絵本『つきごはん』を4歳の息子と一緒に読みました。



『つきごはん』著者:計良ふき子, 飯野和好(佼成出版社)

内容紹介より

 わすれないよ、お父ちゃん…亡き人を偲ぶ心を描いた絵本。

「つきごはん」は作者の造語で、月命日に僧侶にふるまう食事を意味しています。ご飯が大好きだった父親を思いながら、ご飯をよそう女の子が健気です。昭和の短編映画のように味わいのある絵本です。


 あたしは、たきたてのご飯をよそいます。
 お父ちゃんにしたように――。
 昭和30年代の佐渡島。
 大黒柱の父を失った農家の一年を、少女の目から描きます。
 月命日に僧侶を呼び、ご飯をふるまう家族。
 新米が実る頃、新しい命が……。



本文より引用

  「ちわこのよそったごはんが、いちばんうまい」
  お父ちゃんは、あたしがよそったごはんをたべながら、
  いつもいいました。
   ・ 
   ・
   ・
  お経がおわると、あたしは、たきたてのごはんをよそいます。
  お父ちゃんにしたように、こんもりと、たっぷりと。
  お坊さんにごはんをすすめながら、お母ちゃんがききます。
  「ひとは、どうしていなくなるのでしょうか」
  お坊さんはごはんをかみながら、ゆっくりとこたえました。
  「あたらしいひとをむかえるため、かもしれません」


引用終わり



酔っ払った父が
「お腹がすいたから何か作って」
と言ったので、小学生だったわたしと従姉は
「酔っ払っているから、どうせ味なんてわからないよね~」
と言いながら
わざと美味しくない卵焼きを作ろうとして
自分たちの嫌いな長ネギを刻んで
卵に混ぜて卵焼きを作りました。

長ネギが大好物だった父は
「ネギが入っていて美味しい」
と言って喜んで食べていました。


子どもの頃のわたしは
アルコール依存症だった父のことを
「だらしのない人」だと馬鹿にしていたんです。


けれども
昼夜かまわず酔っ払わずにはいられなかった父は
自己嫌悪や寂しさで
とてもとても苦しんでいたのだろう……
と数年前にやっとわかりました。


苦しみから解放されようとして
酔っ払っていたときだからこそ
娘が作ってくれる料理がとてもうれしくて
美味しかったのかもしれない……
と気づいて涙があふれました。


お父さん、馬鹿にしていてごめんなさい。

お父さん、ありがとうございます。




『つきごはん』のお父ちゃんも
きっと、娘のよそってくれるご飯が
ほんとうに‘‘最高に’’
美味しかったんだろうなあ……。




「愛するあなたがいてくれて、ほんとうにしあわせなんだ」

「ここにいてくれて、ありがとう」


という気持ちを
親から、しっかりと受け取った子どもは
家族のために、周りの人のために、
何かをできることがうれしくて楽しくなる。


いつも、ここに消えることのない愛があるから、
しあわせを感じることができる。

愛を素直に受け取りあえることって、
人生のなかでとても大事なことですね。



新しいいのちが誕生する喜びも、
愛する人がこの世からいなくなってしまう寂しさも
両方あるから
「今たいせつな人たちと共に生きていることが、とてもしあわせなんだ」
と感じることができる。

だれかに何かをすることは、
今、生きているからできる。

ひとつひとつの瞬間を大切にしたい。




今日も 
愛によって生かされていることに感謝♡

ありがとうございます♡


♡ 合掌 ♡





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