Dawson's Heights(ドーソンズ・ハイツ)
丘の上に立つ高層住宅は要塞のようにも不時着した宇宙船のようでもある。
地元の人の間では戦艦というあだ名がついているそう。なるほどそうも見える。
ドーソンズ・ハイツのあるドーソンズ・ヒルの麓に至る道も既に勾配があり
振り返るとビクトリア朝時代のテラス(ト)・ハウスの間に下界が見える。
丘の南側の麓からはジグザグにアスファルトで舗装された歩道で登れる。
頂上のドーソンズ・ハイツは階段状で中層と高層住宅が一体になっている。
途中振り返った所。
ドーソンズ・ハイツは1964年から1972年にかけてサザーク区によって建設された。
設計はスコットランド出身の建築家、Kate Macintosh(ケイト・マッキントッシュ)による。
彼女はサザーク区の他にもランベス区の他イースト・サセックス州やハンプシャー州の
地方自治体でも公営住宅の建設をしたがその名前は広く知られて来なかった。
だが去年ランベス区の269 Leigham Court Roadの高齢者向けの公営低層住宅が
グレードIIのリステッド・ビルディングとして認定され再評価が始まったようだ。
イギリスでは建築的歴史的に特別な価値を有する建物を保護対象として認定するシステムがある。
イングランドではヒストリック・イングランドがそのリストを管理していて
各建物はその重要度によりグレードIからグレードII グレードIIIの三段階に評価される。
ケイト・マッキントッシュさんの設計した建物や近影も含む
ガーディアン紙の2015年6月21日の記事が面白かった。
Kate Macintosh: one of Britain’s great unsung architects of social housing
ハイツと言えば日本のマンションやアパートでなんとかハイツってよくある名前だ。
ハイツの意味や語源がなんなのか考えた事もなかったがHeightsなんだな。
それにしても日本のハイツと呼ばれる建物は丘の上の集合住宅っていうよりは
二階建てで上四軒下四軒みたいな壁が薄いプレハブ風アパートをイメージする。
ぐぐってみたらどうやらそのイメージで合っているよう。
『ハイツは軽量鉄骨プレハブ造等の2階建共同住宅』という記述を見つけた。
ドーソンズ・ハイツを背にして北に向かいロンドン中心部を望むパノラマ。
ロンドン・アイ、BTタワー、シャード、カナリー・ウォーフなどが、
この画像をクリックして拡大すると小さく見えるはず。
ロンドン・ブリッジ、シティの超高層ビル群の部分。雨が降って来た~。
帰ろう。響のバッグにはアドベンチャー・タイムのキャラクター達が
トトロの雨のバス停のシーンを演じている絵が付いている。1粒で2度おいしい。
カラオケ・エポック
なぜかクリーニング屋の看板のままの日本の古本屋さんの奥にある。
今回はCちゃんのお誕生日のお祝いとして友人数人と集まった。
私が仕事で少し遅れて到着した時には既にお誕生日おめでとうの飾り付け、
Yちゃんの手作りケーキ、シャンパンやワインも揃っていた。素晴らしい。
6人で一杯の部屋は真ん中に細いテーブルとミニ冷蔵庫も付いていて
もちろんメインのカラオケマシーンとスクリーンが中心に据えてある。
かなり狭いが無駄のない配置で全員女性だったら満員でも居心地は悪くない。
カラオケなんて95年の夏に日本を出てからほぼ初めて!
一度だけ札幌に里帰り中に妹と一緒に子ども達を連れて1回だけ行ったのみ。
あの時は子ども達と一緒に童謡とか歌ってたからあまりカラオケ感はなかった。
これがボックスの外の廊下。新宿の雑居ビルの中にでも居るようだ。
思わず火事になった時の避難経路はどうなっているのか見てしまう。
一緒に行った人達はみんな同年代で、25年前、20才だった頃の歌を歌った。
若い人の歌っている歌が分からないとか最近の歌が分からないとか無し。
機械には最近の曲も入っているようだけれど誰も歌っていなかった。
ところでね、昔の曲には昔のビデオが流れる。何これ、懐かしい!
出てくる役者さん達の髪型や服装が正に25年前のバブルの終わり頃のもの。
Gogglebox(ゴグルボックス)それから
途中でさすがに飽きて来てしばらく観ていなかったのだが
最近新エピソードが2月からまた始まったのをたまたま観た。
調べてみると前回のエピソードは2015年の9月から12月に放映だった。
それはひょっとしたら私は1回も観なかったのかもしれない。
というのも久しぶりに観たら馴染みの顔ぶれの人達の内の
何人かの外見上の変化が非常に目についたからだ。
ブリクストン在住の仲良しアフロカリビアンの女性2人組は
もう孫もいるそうなのにお肌もツヤツヤで楽しそうでますます若々しい。
その一方で不健康に太ってしまった人や加齢が激しい人もいた。
たった半年とか1年ではなくて3年ぶり位に会ったみたいな感じ。
しかし振り返れば私も44才から45才になった去年急に老けた。
法令線?何?みたいだったのにうっすら線が現れもう消えない(涙)。
おでこにも確実にシワがより易くなったし。私も3年分老けたかも。
2014年5月23日の記事『Gogglebox(ゴグル ボックス)』
事故で茹でタラコ
月に1度は近所の魚屋さんから刺身を買ってきて家でゆっくりたっぷり食べる。
マグロはサーモンとはまた違う舌触りと味でおいしいと薦めても子供達は食べない。
今回は久しぶりにタラコ/明太子を作ろうと透にタラコも買うように頼んだら
前回はちゃんと生のだったのに今回は茹でタラコを買ってきてしまった。
私がその場にいた止められたのに。いきなり500gの在庫ができてしまった。
茹でタラコは皮を剥いて解してから冷凍保存してタラモサラダや和え物にして使う。
早速タラモサラダを作ってみたらマッシュポテト好きの響は結構食べてくれた。
透は好き嫌いが少ないのでもちろん食べたが香蓮は味見だけでダメなようだった。
やっぱり生のタラコと茹でタラコは違う。私は断然生の方が食べた~い。
前回2kgと大量に買い重労働だったから500gに減らしておいて良かった。
茹でタラコの在庫が500gもあるから今回は生は300g位にしておくしかなさそう。
2013年02月05日『自作タラコその1』
2013年02月28日『自作タラコその2』
ミスター・バオ(Mr. Bao)
その斜め向かい位にもう一軒レストランがあるのが目に入った。
ミスター・バオは新しい店でネットでの評判も少ないが
懲りずにまずは自分達で入って試してみる事にした。
ペッカム・ライ駅から商店街を南に向かって数分歩き
ペッカム・ライ公園の北端に面したところにある。
ペドラーと似たような裸電球スタイル。こういうの最近流行っている。
内装の飾りとして日本酒のボトルや包装が並べてある。
額装されている台湾の切手や台湾の地図が素敵。
カウンター側面の中東風のタイル遣い、こげ茶の木製のテーブルや椅子もおしゃれ。
斜めになっている壁に合わせ隙間がないようテーブルの端も斜めに切ってある。
狭い店内だけれどテーブルをギチギチに並べすぎておらず居心地が良い。
店員さんの説明によるとこちらはタパス形式のお店だそう。
最近、こういう小皿料理の居酒屋風の店が多くなっている気がする。
1人当たり前菜は2品、メインも2、3品頼むのが目安ですとの説明だった。
前菜の3品全て頼んだ。キュウリの浅漬け、台湾ソーセージ、ほうれん草の味噌ダレ。
特別メニューのビーフステーキはこれでたぶん50gとか位。卵1個よりも軽い。
値段は7ポンド(約千106円)でそりゃ高いけどちゃんとおいしいので許す。
フライド・スイート・ポテト。揚げ具合が絶妙。
外の衣はサクサクと軽く中はほっくりしている。
こちらの普通のスウィート・ポテトは水っぽいので
これはホワイト・フレッシュ・スイート・ポテトなのでは。
ロンドンの中心部のソーホーに別のBaoという名前の店があり
気になりつつもいつも行列になっているので試した事がなかった。
Bao自体の味は想像通り、肉まんの皮に似た味と食感だった。
大人の男性だったら3口位で食べきるサイズ、3個は必要だろう。
これは鳥の唐揚げ入り。私が手を伸ばす前に消滅していた。
揚げ物は得意なようなのできっとおいしかったのだろうと思う。
こちらはラムの煮込みとミントとレッドオニオンの組み合わせ。
こちらは豚の角煮入り。
メニューにはもう1つ椎茸のがあったが注文していない。
お店の人の言うより少ない品数を頼みおなかは一杯になっていないが
一通り試したので追加注文はせずこの時点で会計をして出ることにした。
飲み物はドラフト・ビール1パイント、台湾の瓶ビール1本、オレンジジュース、
サービス料を加算する前の値段は写真の通り41.20ポンド(約6千515円)。
これは一緒に行った人の感想なのだが店のシェフ達も給時の人達も
入ってくるお客さん達もモデルさんかと思う程の美男美女が多かった。
トゥエンティ・ワン・パイロッツ(Twenty One Pilots)
友達3人と一緒に会場に到着するとそこには既に知り合いのバンドファンも大勢いたそう。
Twenty One Pilotsは2009年結成のアメリカのオハイオ州出身の二人組のバンドである。
契約したレーベルの名前が面白くてFueled by Ramen(ラーメンが燃料)だそう。
アメリカの事情は知らないけれどイギリスのロンドンでは最近ラーメン屋の数が増えた。
前はRamenと言われても日本食好きでなければ何の事か分からなかっただろうけど。
トゥエンティ・ワン・パイロッツはアーサー・ミラー(Arther Miller)の小説、
『みんな我が子』(All My Sons)を学生時代に読んで感銘を受けてそれにちなんだそう。
Youtubeで聞いてみるとメロディックなポップ調の曲に内省的な歌詞がのせられていて
時々ラップも入っていく。本人たちはSchizophrenic pop(統合失調症ポップ)と言っている。
様々な音楽分野の影響を受けその要素を取り入れているという意味らしい。
コンサートが終わってアンコールも終わって観客が会場から出てくる11時頃に合わせて
透が車でブリクストンまで行き近くに止めて会場出入り口まで迎えに行った。
香蓮の友達3人も同じ学校の同級生で近所に住んでいるので全員自宅まで送迎した。
香蓮はツアーTシャツを2枚買って嬉しそう。そのままベッドに直行した。明日は科学のテスト!
ノーフォーク・アームス(Norfolk Arms)
ロンドンのガストロ・パブとネットで検索すると必ず入ってくるこちらは
料理の種類はスパニッシュ・タパスで1週間半位先まで予約が一杯だった。
最寄りのキングス・クロス駅、ラッセル・スクエア駅のの中間辺りの住宅街の中にある。
徒歩数分で全然たいした距離ではないが歩くのが嫌な人にとっては不便かもしれない。
午後の7時過ぎには満席で客の年齢と高めで落ち着いた感じ。アラフィフの私達が若い方。
右下はトルティーヤ。予想外の形だ。直径30cm高さ5cm位の円板状に焼いたのをスライスしたのだろう。
タラのコロッケ。
これは自家製パンの上にクルミやブルーチーズが乗っている。大好きな組み合わせ。
自家製パンはちょっとブリオッシュっぽい乾燥気味のテクスチャーで甘みがある。
生のモッツァレラ・チーズ。この他にタコとチョリソーのトマトソースがけも注文した。
ハウスワインのホワイトもおいしかった。レッドは私は飲んでないけどそちらも良かったそう。
タパスと言えば私はエビが大好きで必ず注文するのにこちらではメニューになかった。
デザートは注文できない程お酒とタパスでおなかいっぱいになった。満足~。
お会計はお酒を飲んだ人(乾杯のビールの後にボトル2本を3人でシェア)は
サービスも入れて1人33ポンド(約5千220円)だった。




































