Gくんとバスで乗り合わせる
新学期が始まり夏休みの間ガラッガラだったバスに混雑が戻った。
いや、夏休み前よりも更に混雑している。原因は分かっている。
家の近所に昨秋開校した新設校の新校舎は建設中なので、
私のバスルート上の廃校になった小学校校舎を仮校舎として使っている。
この9月から新校舎に移るはずだったのに建設が遅れている模様で
去年からの引き続き通う新イヤー13に新イヤー12が加わった。
この日私の隣に座ったのもこの仮校舎に通う子どもだった。
それがたまたま響と同じ小学校の1年先輩で家遊びもしたGくんだった。
Gくんがこの学校に昨秋進学したのは知ってたけど会ったのは初めて。
つい話しかけてしまったけど気まずい。あまり話題はないんだよ〜。
私: 元気?
Gくん: うん。
私: 学校はどう?
Gくん: 良い。
私: 体育は木曜日にあるでしょう?
Gくん: うん。
私: 毎週木曜日は制服じゃなくて体操着で通ってるもんね。
私: 宿題はどう?難しくなったんじゃない?
Gくん: うーうん。小学校の時の方が大変だった。今の方が量も少ない。
私: へー、意外だね。響のお姉ちゃんの学校はとても量が多くて苦労してたよ。
私: お兄ちゃん(香蓮と同じ年)は希望校に進学できたね。
おめでとう。どうやって通っているの?
Gくん: よく知らないけどバスを乗り継いでる。
私: 響はあなたのお兄ちゃんが通ってた学校に進学したよ。
それで3日目にもうペンケース丸ごとなくして来たの。
Gくん: そう。僕ももう数回なくしたよ。
さらっと言うのがおかしかった。そうかい、ペンケースなくすの普通かい。
新学期が始まって少しして落ち着いたらまた遊びに来てね〜。
ペンギン・カフェ+ピーター・ブロデリック&フレンズ
Penguin Cafe + Peter Broderick & friendsを聴きに行った。
サウスバンク・センター(South Bank Centre)に早めに到着したので周辺を散歩した。
これは周りに飾りの付いた監視カメラ。
蛍光オレンジで形も様々な仮設ベンチがあちこちに置いてある。
テムズ河の水位が高い夕暮れ時。
もうすぐコンサートが始まる!コンサート中は撮影禁止なので写真はなし。
ペンギン・カフェの曲を聴くのは全くの初めて。私も透も気に入った。
香蓮はピーター・ブロデリックさんの演奏や歌の方が好きだったって。
ペンギン・カフェ・オーケストラの人気定番曲も生演奏で聴けて楽しかった。
ペンギン・カフェはコーネリアスの曲のカバーも一曲やっていた。
ペンギン・カフェの中心人物のアーサー・ジェフスさんは
ペンギン・カフェ・オーケストラを始めたサイモン・ジェフスの長男だ。
今年はサイモン・ジェフス没後20周年なのだそう。
そうか、ダイアナ妃が亡くなったのと同じ年だったんだな。
Ikea参り
透が大好きなので我が家では頻繁にルームフレグランスを使う。
アロマキャンドル、お香、リードディフューザー、電気式の、スプレー式の。
夏の一時帰国で彼が買った自宅用みやげの中には
無印良品の超音波アロマディフューザーもあった。
いや別にイギリスのMujiでも売っている。でも私が乗り気じゃなかった。
あの半透明の白い本体が経年劣化で黄ばむんじゃないかと思って。
透があんまり欲しがるので日本でなら安いし免税もできるので買った。
ディナーテーブルや居間で寛ぐ時にはアロマキャンドルを灯す。
それが切れてしまったのでまた大量に仕入れにIkeaに行った。
この日はその他に響の部屋用の洋服の引き出しも買った。
日本でだって小学校高学年だしそろそろ自分で管理させようと思って。
ワイングラス、大中小のコップも総入れ替えするためにまとめ買い。
食器洗い機を使っているとどうしても2年位経つと曇ってくるから。
Ikeahの展示場の部分はくねくねと曲がった順路であまり好きじゃない。
それが今回改装されていて前よりは分かりやすい近道が新設されていた。
土曜日でも混み出す前にと張り切って開店早々に行ったのも良かった。
いつもみたいに途中でうんざりしないで済みレジの列も短かった。
残念なのは私達が愛用していた秘密のベンチが撤去されていた事。
以前1階のカフェには椅子がなかったので座れる場所は貴重だったのだ。
改装されたカフェには4組位、テーブルと椅子も置かれていたよ。
新学期
この2017年秋の新学期は香蓮と響は2人揃って新しい学校、
シックス・フォーム・カレッジ(注1)とセカンダリー・スクールに進学する。
前夜には2人とも不安と興奮が混じって落ち着かない様子だった。
響が通っていた小学校の同級生達は殆どがA校かB校に進学し、
響の行くC校には響を入れて3人しか一緒に進学する仲間がいない。
幸いその中には仲良しのFくんも入っていたので喜んでいた。ところが!
そのFくんは新学期直前に彼の進学希望リストの上位校、D校から
「空きが出て繰り上げ入学できるがどうしたいか。」と連絡があった。
Fくんは急遽そちらに通う事にしたそう。響にとっては大ショック。
念の為に透はこの日は自宅勤務にして響の初登校に付き合った。
校門に入ってすぐにもう1人だけいた同じ小学校出身の男の子と
お互いを見つけて一緒にいるのを見届けて帰ってきたそう。
響が言うには大して気が合う訳ではないらしいと。でも見知った顔は安心だ。
透は響が1人ぼっちでパニックを起こさずに済んで安心したそう。
私も昨日今日と通勤途中に親に付き添われた新12年生を見かけた。
日本だと小学6年生なのでまだみんなそんなに大きくなくて
まさに小学生が中学校の制服を着て歩いているみたいに見える。
夕食の席で子ども達それぞれに学校の感想を聞いてみた。
香蓮はこの日は授業はなかったそう。集会で先生からのお話を聞き、
非常時の避難の仕方の説明を受け、学生証の発行などの手続きをした。
夏のオリエンテーションからの知り合いもいて特に困る事はなかった。
響は担任の先生と地理と科学の授業の先生方は好きだったとアップビート。
お昼は1人でお弁当を食べてつまらなかったけれど、
ピザ、チキン、スパッグボル(注2)などの学食のメニューが気に入った。
ちょっと困ったのは新しいベルトが固すぎて自力で外せなかった事。
幸運にも行きたいのはNo.1だけだったのでファスナーを開けて事なきを得た。
それにしてもズボンもパンツも一緒に下ろす子ども式はやめる時かもね。
透によるとたまに大人でもやる人がいるけど響にはやって欲しくないって。
2人とも初日からまずまずの滑り出しのようで良かった!
注1: イギリスでの中等教育の最後の2年に当たる大学受験準備の為の公立学校。中等教育の最初の5年の後に行く6年目の学校なのでSixthとの名前がついた。最初の年がLower six、翌年がUpper sixで、2年目の終わりにAレベルと呼ばれる高校卒業レベルの試験を受ける。この結果により大学への合否が決まる。1990年代に学年は初等教育から通しで数えるようになったので現在では12年生と13年生が通っているのだが学校の呼び名はSixthのままだ。
注2: スパッグボルとはSpagbolと綴り、スパゲティーボロネーズの略称。
Kintan
会うのは実に2月以来だったTちゃんと月曜日から焼肉を食べつつおしゃべりした。
キンタン(Kintan)は店員さんもほぼ全員日本語をしゃべるし日本にいるみたい。
月曜日は全員、水曜日は女性客グループのみ割引価格で飲食できて大変お得だ。
肉も野菜も新鮮でおいしい。飲み物の種類もなかなか充実している。大好き。
後から来た友人は予約名を言ってもテーブルまで案内されず
自分で勝手に探せみたいな対応をされ、私も受付の応対がちょっととは思った。
でもま、ハッピーアワーの月曜日で忙しかったのでしょうよ。
開店してからもう3年位経つせいか内装が一部傷んでいる。修理しないのかな。
そしてこれはきっとコベント・ガーデンのコバエと同じ店ではどうしようもない、
街のインフラの問題なのかも知れないけれどトイレがいつも臭いのは残念だ。
グリニッジ半島エコロジー公園(Greenwich Peninsula Ecology Park)
北グリニッジ再開発地域にあるグリニッジ半島エコロジー公園
(Greenwich Peninsula Ecology Park)を訪ねた。
小さな公園でそれだけをわざわざ他から見に来るほどではない。
公園の北は遊歩道を挟んですぐにテムズ河だ。河を渡るゴンドラが見える。
手前にほぼシルエットになっているがガラクタを集めた彫刻らしき物がある。
中に入らなかったけ教育用の展示などがあるよう。
公園の周りをぐるっと新しい集合住宅が囲んでいる。
この写真、iphoneで撮っただけの物だけどなぜかCG風に見える。光のせい?
中国系スーパーマケットで出遭った攻撃的な人
中国系スーパーマケットで会計を終えて建物から出てきた時に、
私達の車の左の空いているスペースにちょうど車が一台入って来た。
車のトランクに荷物を入れ終えて透が車に乗り私も乗ろうとしたが
左の車のドライバーが降りてくるだろうとトランクの所でしばし待った。
ところがなぜか左の車のドライバーが降りて来ないので
「先に乗らせてくれるんだな。」と軽く会釈をして車に乗り込んだ。
私達のスペースが空くのを待っている車はいないのを確認してから
しばしこの次に行くつもりの近所の公園の住所をカーナビに入れていた。
そこで隣の車の50代後半位の男性ドライバーがゴンッとかなりの勢いで
私の座る助手席のドアに自分の運転席のドアをぶつけて降りて行った。
あれはわざと。私も透もびっくりして固まってしまった。
私が先に簡単にドアを開けて助手席に座れたように、
男性も好きなタイミングでドアをぶつけずに出られる空間はあった。
カーナビを操作しながらなぜ隣のドライバーが降りないのか
心の片隅で不審には思っていた。透は全然気がついていなかった。
私なりのその男性の心理を推測してみた。
空きスペースを見つけた。ここに停めよう。
ちょうどよく右隣の車の持ち主達が戻ってきた。
すぐに発車するだろうから自分は運転席のドアを自由に開けて出られるだろう。
はい、助手席の女性、先に座って車出して。待ってるから。
右隣の車、乗ってからなかなか発進しない。何をやってる?
こちらが待っているのに図々しい、思い知らせてやる。
ゴンッ!
こんな感じかな〜。普通に歩いていて足が悪いようにも見えなかった。
足が不自由だったら車のドアをより広く開く必要があったのかも。
それでもそっと開けば隣の車に触っても気づかれもしないだろう。
あの男性は私達の注意を引きたくて絡みたくてドアをぶつけた。
私達の車は中古車、相手の車は新しめのBMWだったと思う。
ドアをぶつけるって、自分の車の方も傷つく可能性もあるのに。
その男性が店内に入ってから車を降りてドアを確認したら無事だった。
注意を引いて、でもお互いの車が傷つかない絶妙な力加減?!
中古車だし多少の傷がついていても修理まではしなかったと思うが
もし傷があったらスーパーマーケットと警察に連絡はしたと思う。
イギリスでは監視カメラがあちこちについていて録画されているはずだし。
この男性はナルシスト。他人が自分の想像通りに動かなかっただけで
自分の車を傷つける危険までおかして絡んでくるって。
小さな事で激昂する人は家庭や職場でも上手く行かずきっと孤独だ。
こういう人は私達の周りには日常的にはいない。とてもラッキーだ。
シソの葉ワサワサ♪
夏休み前にお料理上手なTちゃんにお願いしてわけて貰った貴重なシソの種を撒いた。
なぜ貴重かというとシソの種は日本から取り寄せても発芽期間は1年しかないから。
そんな事言ってもそれは公式な説明で実際は少しは・・・と思うが1年後には見事にダメ。
市販の種は結構大きくて0.5mmはありそうだけど譲られた種は針の先ほどしかない。
わくわくしながらプランターに蒔いても最初の2週間位は何の変化もないままだった。
そう、シソの種は蒔いてから芽を出すまでに大分時間がかかるので諦めないのが肝心。
最初に双葉が出て更に本葉が出はじめた所で夏休みに入り日本へ里帰りした。
その2週間半の間は義理の母が留守宅、猫、そして庭を守りに来てくれていた。助かる。
この写真を撮ったのは最近だけれどイギリスに戻ったらこんな感じで私を出迎えてくれた。
間引きしたのを台所の窓辺のハーブ用鉢にも植えて私はシソ長者!Tちゃん、ありがとう!
ホームシックも癒える。浅漬け、酢の物、お茶漬け、ひき肉団子に入れたりして楽しんできた。
花穂が出てきたら全部は食べずに必ず十分な種を確保して来年からも育てたい。
あんな頼りなげな種のどこにここまで育つパワーが秘められていたのだろう。
生命の不思議だ。見て、この葉っぱなんて大人の私の手のひらより大きい!
帝国戦争博物館(Imperial War Museum)2日連続
帝国戦争博物館(Imperial War Museum)と漢字にするとなんだかいかめしい。
インペリアル・ウォー・ミュージアムとカタカナ表記にした方が良いかな。
それはともかく、夏休みの最後に透が有給を取って2日連続で響を連れて
インペリアル・ウォー・ミュージアムが運営している博物館を訪ねた。
1日目はロンドンからケンブリッジに向かう途中にあるダックスフォード(Duxford)、
2日目はロンドン市内のエイチ・エム・エス・ベルファスト(HMS Belfast)へ。
ダックスフォードは5年前に家族全員で行って以来2回目だった。
ここは第一次世界大戦時に建設された空軍施設としての飛行場だった場所で、
第二次世界大戦時には対ドイツ空爆の基地となり、1977年からは博物館になった。
以下は透の感想。
今回は夏でしかも学校の休み中だったせいか入場するのにたっぷり15分並んだが
一旦中に入ったら敷地が広大なので全く混雑は感じなかった。
行列に響は文句タラタラで不貞腐れモードに突入したので
「嫌なら帰る。入場するなら不貞腐れモードから抜け出すように。」と説得して。
それが効いてそれなりに楽しく長距離を歩き回って見学したので響は疲れたが、
最後に「もしこれも見学したいなら付き合うよ。」と思いやりもみせてくれたそう。
この元飛行場だった博物館では実際にいくつかの飛行機で飛行体験ができる。
例えば第二次世界大戦で活躍したスピットファイヤーという戦闘機にも乗れる。
そんなアンティークな飛行機が航空ショーなどで飛ぶのはわかるけど、
一般の人を乗せて飛んでくれるなんて!ただ値段が高いので今回は乗らなかった。
ミリオタの義理の父が存命だったら記念日へのプレゼントに最適だったのに。
興味のある方はこちらのリンクへどうぞ。Classic Wings
エイチ・エム・エス・ベルファストはロンドン・ブリッジ駅が最寄り駅の
テムズ河に浮かぶイギリス海軍のタウン級軽巡洋艦で
朝鮮戦争にも参加した後に1968年に退役、1971年から博物館になった。
香蓮と響が小さい時からもう何度も訪れているお馴染みの軍艦だ。
ロンドン塔やタワー・ブリッジやロンドン市庁舎も見渡せる絶景ポイントにある。
響は船内のエンジン室、台所、居室部分、医務室などが気に入った。
あちこち探検するのを楽しんだけれど入れない所が多くて残念がっていた。
セカンダリー・スクールの新学期に向けて
夏休み前にほぼ買い揃えてあった響の制服を新学期を前にもう一度着せてみた。
う〜む。袖を捲れば大丈夫とワンサイズ大きめに買ったジャンパーはやはりまだ大きい。
袖丈は捲れば良いけど肩の辺りが合ってない。無理があると認めざるを得ない。
考えてみればそのワンサイズ大きめのサイズというのは34で私のサイズだし。
響の学校には学年を超えた4つのハウスがあり、それぞれ違う色のネクタイをする。ハリポタ風。
夏休み前に学校からの響のハウスを知らせる手紙が家に届かず適当に買っておいた。
先日問い合わせたら違ってたのでジャンパー2着とともに交換しに行った。
交換だけだったので店の外まで続く購入客の長蛇の列に並ばずに済んだ。
今日は響の靴を買いに行った。左がクラークスの通学靴でサイズは5.5の幅はF。
右はリーボックの同サイズの運動靴。
学校の規定には通学靴は黒の革製の紐靴で手入れをしてある事、
運動靴は靴底も含めて白か黒でブランドロゴが入っていない事とある。
私の靴のサイズは5なので響に追い越された。ただ子供は実寸より0.5cm大きいのを履く。
なので実際に足の裏を合わせて比べてみると私より僅かに大きいだけ。
それでも半年、1年後には完全に追い越されるんだな〜、それこそ「一足お先に」足だけ。
身長はまだ私の方が15cm近く高いからまだ2、3年後の話のはず。
セカンダリースクールの制服はきっと一度は買い替えざるを得ないだろう。
それは良いけど無くさないで欲しい。近所のお友達の息子さんは新学期早々に一式無くした。
体育の授業の後に体操着姿で制服をカバンに入れて帰宅中にカバンをバスに置き忘れ。
聞いた事のある話だな〜。響もそれに似たパターンで新品の通学靴を無くした。
もし子どもの制服忘れ物保険なんていう金融商品があったら加入したい気分だ。
なんて思ってたら透から着電。6月の11才の誕生日に作った子ども用定期を無くしたと。
ちゃんと首やベルトから掛けられる紐が付いているのに。電車に乗車中に外したそう。
すぐに透が「無くすから元に戻せ。」と言ったのに従わずすっかり忘れて座席に残して下車。
こってり油を絞ったそう。再発行には10ポンド(約1428円)かかるんだぞ!
・・・香蓮もこれまでに最低で3回は無くしているけどね。こんなもの?我が家だけ?














