テムズ河の潮汐を眺めつつ -318ページ目

イギリス独特の言い回し その2

Bloke(ブロウク)とChap(チャップ)
男性。他にもguy、geezer、dudeがありますがこれらの言葉の発祥の地はイギリスではなく、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等他の英語圏で言い始めたのがイギリスにも入って来たんだと思います。

Bird(バード)
女性。

OAP(オーエイピー)
Old-age pensionerの略。年金生活をしているお年寄り。

Tot(トット)
子供。

Ta(ター)
ありがとう。

Tular(トゥラー)
さようなら。主にバーミンガムなど北イングランドで。

Cheerio(チーリオー)
さようなら。

Wacha(ワッチャ)
こんにちは。

Dosh(ドッシュ)
現金。

Fag(ファグ)
タバコ。

Plonk(プロンク)
アルコール。

Knickers(ニッカース)
女性用下着、ショーツ。ところでアメリカではパンツはズボンの事だけどイギリスだと下着の事を指します。

Go to see pictures (ゴー・トゥー・シー・ピクチャース)
映画を観に行く。picuturesの代わりにflickersという言葉を使う時もあります。

何だか今回は期せずして『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』の世界になってしまいました。これ、イギリスでは1998年に封切りされたのに日本ではDVDの発売はまだこれからなんですね。日本のアマゾンでは12/16からの発売だそうで映像も無かったのでイギリスのアマゾンの映像を持って来ました。なので16%offっていうのは無視して下さい。
 監督はガイ・リッチー(マドンナと結婚している人。って言われるの本人は嫌がっているだろうな~。)さんでこの映画は彼の長編デビュー作です。当時その成功がかなり話題になり私も劇場に見に行きました。映画の舞台はロンドンのイーストエンドの裏ビジネスの世界で、上記の様な現地言葉や仲間言葉がたくさん出て来るペースの早いユーモアたっぷりの映画です。



ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

次回は裏ビジネスの世界を離れて表ビジネス(?!)の世界のイギリス独特の単語について話題にしたいと思います。まあ、表ビジネスの世界の事だけにもうごぞんじの方も多いと思われますが、例えばアメリカでは携帯電話はcell phoneですがイギリスでは何でしょうか。また、アメリカではエレベーターはelevetorですが、イギリスでは違う言葉で呼ばれています、何と呼ばれているでしょうか。

Brief Encounters

『ブリーフ・エンカウンターズ』という名前の第11回ブリストル国際短編映画祭に行ってきました。映画祭では10の賞が授与される事になっているのですが、夫が監督した短編映画が「BBC New Film-makers Award」のファイナリストに選ばれたのです。応募数は約500本でその内9本がファイナリストして選ばれ、受賞作品には100万円、次点の作品には50万円の賞金が贈られる事になっていました。全てのファイナリストの作品はBBCのホームページで見る事ができ、また来春にBBC Threeという衛星放送のチャンネルでも放映される予定です。という訳で交通費とホテル代はBBC持ちで1泊の予定で24日の朝10時半にブリストル入りしました。
 ブリストルはロンドンからはパディントン駅から列車で西に約1時間30分行った所にあります。私も夫も初めてのブリストル訪問です。ブリストルで知っている事と言えば前の職場の同僚がブリストルで大学に行った事、やはり前の職場でのクライアントだったオクスフォード大学出版の編集の人がブリストルに家を持っていたけれど売ろうとしたらスクウォッター(無断不法居住者)が居て追い出すのに苦労して鬱になってしまった事、麻薬売買と使用の問題がある事、ウォレス・アンド・グルミット製作会社を初めとしていくつかのアニメーションの会社がある事でした。
 まずはBBC Threeで放映される番組用にファイナリストは全員インタビュー撮影に参加する事になっていたのですが、指定の時間が午前11時半から午後2時半に変更になったので街中を散歩したり昼食を取ったりして過ごす事にしました。ブリストルの印象は、まずは到着したテンプル・ミード駅はベージュの石の色が奇麗な建物で、これは近代イギリスの有名なエンジニア、Isambard Kingdom Brunelの作品です。彼は1883年以降、パディントン駅からブリストル駅までのグレートウェスタン鉄道の橋梁、トンネル、駅舎の設計と監督を全部行ったそうなのです。
 駅の側はかなり寂れた感じでした。ヨーロッパの街には良くある事です。街の中心は馬車が遠距離旅行の手段だった時代の宿場駅の周りにあり、その後引かれた鉄道の駅は街の外れをかすめているだけなのです。でも街の規模は小さいので歩いて15分で街の中心に到着しました。小さな細い道と教会が多く雰囲気がありました。セント・ニコラス・マーケットという食料品、衣料品、インテリア用品などを売るマーケットをのぞいたり、チェーンストアの並ぶハイストリート(商店街)を歩いたりしました。全体的には賑やかでも、ポツポツと木の板で窓が塞がれた空き店舗もありました。
 そしてチェーンストアの中には庶民的な地域にしか出店しないMark Oneを発見しました。イギリスのハイストリートでMark One、Adams、Woolworthという名前の衣類や雑貨を売るチェーンストアを見つけたらそのエリアはあまり裕福ではありません。その一方最近再開発されたばかりに見える昔港として使われていた地域にはバー、レストラン、博物館、画廊、ウォーターシェッド・メディア・センターアト・ブリストルアーキテクチャー・センターが立ち並んでいます。私達はその内の1軒で昼食を取り、インタビューの後にファイナリスト作品上映と賞の授与式のためにウォーターシェッド・メディア・センターに戻ってきました。

インタビューはマリオット・ホテルに会場を借りて行われ、まずは監督である夫、次に家族の私、そしてお友達で俳優をしてくれた人達と音響効果を担当してくれた人の順番でカメラの前に呼ばれました。10程あった質問の内短編映画に関する質問は2つほどで、残りは「監督を動物に例えると何ですか?」、「監督がアップルクランブル(デザート)を食べるとしたらかけるのはカスタードですかクリームですか?」、「監督は朝何時に起きますか?」など奇妙な質問ばかりでした。他の皆も同じような質問をされたらしく、次々と場面が変わって行くコラージュのような編集をするつもりなのかもしれません。
 その後午後7時からウォーターシェッド・メディア・センターにてBBC Threeの偉い人の挨拶の後ファイナリストの監督達の紹介に続き9本の作品が上映されました。そしていよいよ結果発表です。BBC New Film-makers Award受賞作品はRongの『Oedipus』(6分)、次点にNaomi Vera-Sansoの『Phone-o-Phobia』(10分)とMark Simon Hewisの『The Chihuahua Messiah』(10分)で残念ながら夫の『Fester! Fester!』は選ばれませんでした!でも見にきて良かったですよ。他の作品を見る事で色々勉強になったし、他の監督達とその後のパーティー等で話す機会もありました。
 『Oedipus』は起承転結のある構造がしっかりしたコメディーで、一部アニメーションを使ったり、ジャンプカットを使ったりと物語も映像も新鮮で心の底から楽しめました。『Phone-o-Phobia』はありがちな話ではありましたが、やはり登場人物達のしっかりした演技で最後まで飽きずに見れました。『The Chihuahua Messiah』は宗教的な暗示が背景にあり、主人公が口からチワワを産むシーン等少し特殊効果が過ぎる所が私の趣味では無かったけれど、夢の様な雰囲気が他の作品には見られない特色でした。9作品の内、4本は10分程で5本は6分以下で、入賞しなかった2つの10分間の作品は早く終わらないかと思って観ていました。
 9本のファイナリストの作品の他に去年の受賞者達が新たに作った3分間の作品も上映されました。それらを全て見た後で、短編映画では喜劇の方が悲劇より観客の心を掴み易いのではないかと思いました。出品作品の中には悲劇、または喜劇から始まって悲劇に終わる物がありましたが、どちらも短時間では登場人物に共感できずに終わってしまったからです。そして重要なのはストーリーラインです。出品作品の内『Park』、『The Ball』、『Fester! Fester!』はどれも発想はオリジナルで面白いのですが起承転結のメリハリに欠けているなと思いました。

この後のパーティーはSeven Shedというバー兼レストランを一部貸し切りにして行われ無料のビュッフェとドリンクのサービスがあり、店内の大型テレビには9本の作品がループでずっと映し出されていました。夫とそのお友達はイギリス人らしく立ちっぱなしで飲み続けていましたが私は1時間半程で疲れてしまったので午後10時頃ホテルに帰る事にしました。夫のお友達でブリストルの事を知っているアーロンに「来る時にはこの近辺は特に危険な地域には見えなかったけれど、治安はどうなの?」と聞いてみました。彼によると「悪名高いのはセント・ポールと呼ばれている地域でこの辺は大丈夫。」という事でしたが夫に送って貰う事にしました。
 そうしたら途中でパーカーの帽子を被って全体的にグレ-っぽい身なりをした男性4人が道ばたでごそごそと何か受け渡ししていてました。あれは麻薬の売買だったと思います。麻薬を買うお金欲しさに通りかかりの私を襲いそうな程凄まじい中毒者には見えなかったけれど、一人歩きしないで良かったと思いました。一晩明けた翌朝のBBCのテレビのニュースで「昨夜エイボンとサマーセットの警察がブリストルのセント・ポールにある麻薬密売業者の隠れ家を強制捜査して34人を逮捕しました。」とのニュースが流れていました!やっぱり噂だけではなくて本当に麻薬問題があるんですね、ブリストルには。
 夫は翌朝の午前4時頃ホテルに戻って来ました。受賞を逃したのは残念でしたが久しぶりにお友達とゆっくり飲めて楽しかったと思います。私も夫のお友達やそのガールフレンドに会えて嬉しかったです。他のファイナリストの作品を見たり監督と話したりして新たな作品制作への刺激を受ける機会になったと思います。1つ良いニュースはブリストルに到着して早々去年に引き続き50 Quid Film Festivalのファイナリストに選ばれたという知らせを受けた事です。こちらのファイナリスト作品上映と受賞者発表は12月6日です。

イギリス独特の言い回し その1

Stephen Fry(イギリスの作家、コメディアン、俳優、司会者)さんによると英語は世界中で一番語彙数が多い言語なのでそうです。そう言われれば、例えば「食べ物」という言葉だけでもfood、nourishment、cooking、cuisine、nosh、grub、bite、tuckerが浮かんで来ます。「食べる」という言葉もeat、tuck in、scoff、stuff one's face with、gobble、devourなど微妙に意味の違う物がたくさんあります。

母国語の日本語でだって何歳になってもきっと未知の既存の単語に行き当たるだろうし、その一方で新しい単語や外来語もどんどん増えて行きますよね。それと同じだと思うのですが英語では本当にキリが無く、これでもかこれでもかと言う様に知らない単語が出て来ます。英語の文章では同じ単語の繰り返しを嫌いますが、これだけ語彙が豊富だったら使わねば勿体ないじゃないかという感じでしょうか。

続くか分かりませんが、今日から新しいテーマの「英語」を作って私が日常会話、本、新聞、雑誌、映画などから新しく学習した言葉や以前から知っていて面白いなと思っている表現などを紹介して行きたいと思っています。初回の今回は「イギリス独特の言い回し」です。以下の言葉はイギリスを旅行者として訪問する場合等には一切役に立たないかと思いますが、私はなぜだか好きなんです。

Red sause or brown sause with your sarnie?(レッドソース・オー・ブラウンソース・ウィズ・ヨー・サーニー?)
あなたのサンドイッチにトマトケチャップかブラウンソース(日本のブルドッグソースに似たソース。有名なのはHP Brown Sauseです。)をかけますか?イギリスの勤め人の典型的な昼食はサンドイッチです。会社の近くのサンドイッチ屋さんでパン、具、ソースの種類を選んでその場で作って貰います。

Queue(キュー)
順番待ちの列。午後一時過ぎのサンドイッチ屋さんには店の外までQueueが続いています。その他イギリス人は銀行、駅の切符の窓口などで辛抱強く並びます。でも日本のようなプラットフォームでの整列乗車はさすがに見られません。

White coffee(ホワイトコーフィー)
ホワイトチョコレートみたいにホワイトコーヒーというフレーバーが存在するのかと思ってしまいそうですが、これは普通のフィルターコーヒー(ブラックコーヒー)に冷たい牛乳を少量入れた物の事です。ミルクティーは「Tea with milk please」または「A cup of tea please」と注文すれば出て来ます。イギリスでは砂糖は好みとしても、紅茶と言ったら冷たい牛乳を少量入れるのがほとんどで、レモンティーは殆ど見かけません。

Lovely(ラブリー)
素敵、嬉しい、ありがとうなどの意味で頻繁に使われます。

Crimbo tree(クリンボートゥリー)
クリスマスツリー。

Brolley(ブロリー)
傘。

Telley(テリー)
テレビ。

Potty(ポティー)
気違いじみたという形容詞ですが同じ綴りと発音で幼児用のおまるという意味もあります。

Tube(チューブ)
地下鉄。

Quid(クイッド)
ポンド。

Fiver(ファイバー)
5ポンド。

Tenner(テナー)
10ポンド。

Grand(グランド)
1000ポンド。

Mollycoddled(モリーコドルド)
甘やかされ大事に育てられた。

これ拾ったんだ、買ったんじゃないよ。

夫のお友達と会う時にたまにタブロイド紙と呼ばれる種類の新聞を手に登場する事があります。そんな時に別にこちらから何も聞いてなくても必ず彼達が言うのが「これ来る途中の電車で拾ったんだ、買ったんじゃないよ。」という台詞です。「またまた~。正直に白状すれば~?」ってからかうんですけど、どの人も「自分で購入したんじゃない。」と言いはるのが面白いです。

イギリスの新聞には大きなプロードシート判と小さなタブロイド判という2つの用紙サイズがあります。前者は高級紙、後者は大衆紙と呼ばれています。タブロイド紙は一面にセンセーショナルな記事の見出しを付け、3ページ目には「Page three model」(=3ページ目にヌードで登場する女性モデル)という言葉を生んだ女性のヌード写真が載っていて、難しい単語は使われておらずかなり娯楽色が強いのが特徴です。
 The Sun(サン)、The Daily Mirror(デーリーミラー)、The Daily Mail(デーリーメール)、The Daily Star(デーリースター )、News of the World(ニュース・オブ・ザ・ワールド)、The Daily Mail(デーリーメール)、The Daily Expres(デーリーエクスプレス)、The Daily Sport(デーリースポーツ)、The Sunday People(サンデーピープル)、The Sunday Times(サンデータイムズ)などがあります。
 日本で言ったらスポーツ新聞とか男性週刊誌にあたるのかな。毎朝使う職場の最寄りのバス停の近くにはキャンピングカーを改装したカフェが出店しているのですが、近くの建設現場で働く人達や側に車を駐車できるスペースがあるのでタクシーの運転手や小包配達の人達なども利用しているようです。そしてこのお店のカウンターにズラリと用意してあるのは上記のタブロイド紙達です。
 私も通りすがりに見出しをこっそりチェック。見出しと言えばロンドンにはタブロイド版の夕刊紙でEvening Standard(イブニング・スタンダード)というのがあって(これも驚く程感情的な記事が多いです。)、最近その新聞の配送の車に付いているその日のトップヘッドラインが「Girl Eating Herself to Death」となっていました。非常に気になったけど何の話か知らずに終わってしまいました。
 ガールって言っても本物の少女だけでなくて30代の女性の事をそう呼ぶ事もあります。小さな女の子が1人の時に知らずに何か毒物を食べてしまったのか、大人の女性がわざと毒物を食べたのか、それとも文字通りの意味で二の腕とかふくらはぎとか自分の体を食べてしまい死に至った精神を病んだ人の話だったのか。夫もその見出しを見て気になっていたと言います。宣伝が上手だな~。

国旗

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これはとある国の国旗なのですが、どこの国か分かりますか?私は毎朝通勤にダブルデッカーバス(ロンドン名物の赤い2階建てバス)を利用するのですが、バス通り沿いのビジネスセンターのオフィスの窓にバスタオルよりも大きいサイズのこの旗がかかっているのです。色合いからしてなんとなくアフリカ大陸の国かなと思いました。気になって家に帰って調べて見たら南アフリカ共和国の国旗でした。私地理は得意だと思っていたのに南アフリカ共和国出身のお友達も居るのに、知らなかったのは結構ショックでした。
 それから娘の為にとお風呂場の壁に張り出してあった世界地図と国旗の表を毎朝眺めています。地図は国別に色分けして番号がふってあり、地図の外側にはぐるっと国旗が並んでいて対応する国の番号と国名が表示してあります。国名には特殊なインクが使われていて、お湯や暖かい指でなぞらないと読めないようになっています。昔学生の時に暗記物に赤ペンと緑のフィルムを使いませんでしたか?あんな感じです。

とりあえず地図の左上からアイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマークと始めました。シアンに黄色の十字のスウェーデンは家具と雑貨のお店IKEAのお陰で知っていて、白にシアンの十字のフィンランドも雪と氷を連想して覚えていて、赤に白十字のデンマークもなぜか覚えていましたが、アイスランド(紺に白縁付き赤十字)とノルウェー(赤に白縁付き紺十字)はどっちがどっちか覚えていませんでした。
 この後は旧ソ連の国、エストニア、リトアニア、ラトビアで難易度が上がります。その後ヨーロッパ大陸はスイスイ行きそうですが、ユーラシア大陸に移動したら何とかニスタンで終わる国々でまた苦戦しそう。アフリカ諸国もお友達の出身国のいくつかは覚えているけれどそれ以外はきっと分かりません。太平洋の上にもたくさんの小さな島国がありますが、ハワイを除いては名前と場所が一致せず国旗も知らない国がほとんどです。
 ざっと全体を見渡すとモナコ共和国とインドネシアが上半分が赤、下半分が白の全く同じ国旗を使っているのに気づきました。どちらが先にそのデザインを採用したのかな、文化が全然違う国同士なのに国の象徴の国旗に同じデザインが上がって来たという所も興味深いです。そしてその色使いを上下ひっくり返すとポーランドの国旗になるんですよ。
 
別にもう地理のテストもないし国名と国旗博士になってどうするって感じですが、まあニュースで国名が出て来た時にすぐ「ここだ!」って分かるのも楽しいですよね。夫も前から家に地球儀を1つ持つべきだと言っているので今年のクリスマスには学習用のを1つ買うつもりです。そして実家からの香蓮の為のクリスマスプレゼントリストを頼まれているので、ヘアアクセサリーなどの他に地図のパズルかソフトをお願いしようと思っています。香蓮は大のパズル好きで繰り返し遊ぶし、夫の日本語勉強にも私の地理の勉強にも役立つし!



基礎学力こつこつシリーズ 地図パズル

私ってこんなヤツだぜ!バトン

Q1: 回してくれた方に対しての印象は?
サラママさんからバトンが回って来ました。サラママさんは『アメリカ暮らし教えます。』という自信たっぷり(?!)のタイトルに全く名前負けしていない充実した内容のブログを書かれています。これからも毎回楽しみにしていますのでよろしくね。それにしてもコメント数も読者数も膨大なのにそれに全て対応していらっしゃる様で、精力的かつサービス精神旺盛な方だなと感心しています。

Q2: 周囲から見た自分はどんな人だと思われていますか?5つ述べてださい。
1) 自分がやりたいと思ったらダメと言われてもやっていた。(幼少期の私について母親からのコメント)
2) 想像力豊かだけどたまに繊細過ぎる面がある。(小学校の通信簿にあった担任の先生からのコメント)
3) 過激。(中学校の時のクラスメートからのコメント)
4) 二面性がある。柔軟だけどたまに頑固、楽天的だけどたまに悲観的。(夫からのコメント)
5) ゴージャス、創造的、生産的、ファニー、好奇心と探究心が強い、思いやりがある。(夫からのかなりの欲目入りコメント)

Q3: 自分の好きな人間について5つ述べて下さい。
1) 行動力のある人
2) 機智に富んだ人
3) 思いやりがあって寛容な人
4) 好きな事をして生きている人
5) 精神的に自立した人

Q4: 自分の嫌いな人間について5つ述べて下さい。
1) 行動力のない人
2) 自分自身を真面目に取り過ぎる人
3) 思いやりが無くて狭量な人
4) 嫌いな事をして生きている人
5) 依存心の強過ぎる人

Q5: 自分がこうなりたいと思う理想像とかはありますか?
好きな人とかわいい子供達に囲まれた家庭で今という時を大切に楽しく生きつつも、周りの社会とも調和して世界から受け取った物を自分の得意な分野での仕事を通じて返して行きたい。

Q6: ちゃんと生きていく自分のことを慕っている人に叫んでください。
この質問は私には意味が分かりません。「ちゃんと生きていく」は「自分」にかかるのかそれとも「自分のことを慕っている人」にかかるのかな。いずれにしても私はまともに生きて行こうとは思っているけれど人に慕われるような成熟した人間ではないですし。後輩に慕われるタイプでは全くなくて、高校のクラブの後輩からは「宙に浮いているみたいな捉え所のない人ですね。」というコメントを貰った位です。なのでこの質問へのの答えは特に無しになります。

Q7: バトンタッチ7名。貴方からの印象もあげちゃおう?
今回は指名無しで保留にして置きます。読者の方で拾ってくださる方がいらしゃったらもちろん大歓迎、是非読みに伺いますのでトラックバックしてくださいね。

日英スーパーマーケット比較

イギリスのスーパーマーケットも日本のと同じで、一部の店員さんに商品を取って貰ったり量ってもらったりするコーナーを除けば現地の言葉が話せなくても自由に店内を廻って必要な商品を選べます。大きめの支店だと食料品の他に日用雑貨や洋服や電気製品まで買えてしまう所も同じですし、店内にある薬局等を除けばお会計は出口近くにあるレジで最後に済ませるのも同じです。
 違う所と言えばまず客のつまみ食いです。日本では明らかに試食品として並べられている物以外に手を出す事はありえないですが、イギリスだと特に子供が会計前の商品を開けて食べている姿を見かけます。袋菓子なら空の袋をレジで出してスキャンして貰えば代金を支払えますが、レジで量って値段を決めるバナナの場合はどうするのかな。大人のブドウの味見もほぼ公認のようです。
 そして一度バスケットやカートに入れたものの途中で買うのを止めた商品は元の棚に戻さずに手近な棚にポンと置き去りにしてしまいす。レジの手前では商品をバスケットやカートから出してコンベイヤーベルトに載せて行くのですがその時点で買う気を無くした商品はコンベイヤーベルトの脇にどんどん出して行きます。要冷蔵冷凍食品などはもう売れなくなってしまうと思うのですが。

以上は私が今まで使ってきたスーパーマーケットで見た事で全てのお店でそうだとは限らないでしょうけど。日本より良いなと思うのはレジの人の挨拶に客も答える事、デビット・カードで支払いの時はキャッシュバックができる(わざわざATMに行かなくても自分の当座預金から現金が引き出せる)事、レジの人が椅子にかけて仕事をしている事です。
 特に最後のレジの人が椅子にかけているというのは、まあ客の私には関係無いと言えばそうだけど、日本でスーパーマーケットのレジ係の人が立ちっぱなしというのは見ている方が疲れるなと思うのです。立っていても座っていても仕事の進め方に違いは出ないと思うのですが、たぶん単なる習慣か客の側が立っているのにサービスする側が座っているなんて失礼だからという所が理由でしょうか。

保護者面談

保護者面談

娘の香蓮の小学校に保護者面談に行ってきました。香蓮は現在4才9ヵ月で、この9月にイギリスの小学校の最初の学年、レセプションクラスに入学したばかりです。とは言っても去年の今頃から併設の保育園クラスに通っていたので隣の教室に移動しただけで、お友達も制服も屋外の遊び場も同じなのですが。
 面接の時間は午後6時からとたまたま私達の希望と合っていたので幸いでした。というのも私達は共働きで自分達で学校の送り迎えができないので、学校の前後に香蓮を預かって貰っている保育園の係の人に代わりをお願いしているのです。学校からの連絡の手紙は香蓮のスクールバッグに入れられます。
 今回の面談のお知らせの手紙は先週月曜日に受け取りました。その手紙の下半分に希望の面接時間枠のリストがあり、都合の良い所にチェックを入れてそれをまたバッグに入れて学校に持っていく手筈になっています。早い者勝ちなのに保育園の係の人が先週中ずっとバッグを持って行ってくれなかったのです!
 香蓮に「忘れない様にね。」と言い聞かせてもまだ幼いですからやっぱり付き添いの人に助けて貰わないと困ります。金曜日に保育園にその旨を伝えましたが翌月曜日もバッグは保育園に置き去りになっていました!結局学校に直接電話をして面接の時間を聞き出しました。
 「月曜日には週1600円の給食費も入っているし学校からの行事の連絡の手紙を受け取るためにも毎日バッグを学校に持って行くのは重要なんです、是非気をつけてやってください!」と昨日は2度目のお願いをしました。積極的な嫌がらせでは無いけど本当に責任感が弱いんだよな~。

さてグチはこの位にして面接です。香蓮の新しい担任の先生は・・・またオーストラリア人でした。この学校にはやけにオーストラリア人の女性の先生が多いです。前の担任の先生もそうだったように、新しい先生も若くて明くて感じの良い先生でした。

先生:ご家庭で何か娘さんの勉強や生活について気になっている事はありますか?
私達:それが別に特に心配している事は無いんですよ。
先生:そうだと思いました。香蓮はいつも笑顔で元気で活発で側に居るだけでこちらまで楽しい気分になるんですよ。クラスメートと仲良しですが、自分1人でも行動できます。授業のどの分野にも満遍なく興味を示していて目標のレベルに達しています。
私達:そうですか。それなら以前から保育士さんや先生から言われている通りです。まだ道を踏み外していないって事ですね。

その後香蓮のアルファベットと数字の学習の成果を見て、今後の到達目標を聞きました。到達目標はアルファベットの小文字を覚える、1、2、3、と順番に唱えて数を理解するのではなく、例えばFiveと聞いたらパッとに頭に5という数字と5つの物という概念が浮かぶようにするのです。
 保護者がそれを助ける為のヒントを載せたプリントも貰いました。今回香蓮が達成した目標はアルファベットの大文字を覚えて自分の名前を書くと数を1から10まで数えるという2点だったのですが、何だか易し過ぎる感じもします。日本でもこの位でしたっけ?

最後に勉強に関する事ではないけれど、実は自分達で直接香蓮を学校まで送り迎えできないので学校からの行事のお知らせをしばしば聞き逃したり、前日になって初めて知ったりするのですがなんとかならないでしょうかと相談しました。仕事を急に休めずに香蓮をがっかりさせる事になるんですと。
 その結果、行事の予定は通常1週間前に一斉に手紙の形で知らされるけれど、私達には特別に決まり次第個別に手紙で知らせてくれる事になりました。今年は12月9日の午後にクリスマスのキリスト生誕劇があるのが最後だそうです。さっそく明日職場に時間休みを申請するつもりです!

私達:ところで先生もオーストラリアご出身ですね?
先生:はい、そうなんですよ、この学校には他にも仲間が居ますよ。
私達:香蓮がたまにオーストラリアの訛りや言い回しを使うんですよ。
先生:ええっ、ではあまり訛りが出ない様に気を付けます!
私達:いや、別に良いんですよ、全然構わないんです。ただやっぱり大好きな先生の口調は移るんだな、面白いなと思ってるだけです。それよりこの辺りのバリバリのコックニー訛り(脚注1)でしゃべり出すようになる方が困ります・・・。

という会話の後、私達が先生と面談中は同じ教室内で遊んでいた香蓮と一緒に学校を出ました。夫の透は「なんだかパブでビール飲んでハンバーガーを食べたい気分!」と言っていたけど私は寒さで5分余計に歩くのも嫌だったので「今晩ハンバーグにするから。」と夫の提案を却下して家に直行しました。

脚注1
東ロンドン訛り。特徴はeiの音がaiになり、やたらと子音を省略する所です。例えばeightはエイトではなくてアイトになり、hやtやthなど多少発音に努力が要る子音は退化(?)させてhearはヒアじゃなくてイア、waterはウォーターじゃなくてウォーラー、thinkはスィンクじゃなくてフィンクなります。これらを頭に入れた上で見ると面白い映画がこれです。



マイ・フェア・レディ 特別版

中国人とタイル張りの内装

お持ち帰りと出前が専門の中華料理屋さんって床はもちろん四方の壁も全部タイル張りという所が多いような気がします。タイル張りじゃないのは窓とカウンターとその後ろに立っているお店の人と壁に取り付けてある写りの悪いテレビだけ。食べ物屋さんなのにトイレや風呂場を連想してしまいます。
 「これなら例え店内で銃やナイフでの殺人事件が起こっても飛び散った脳みそや血糊をホースでザーッと流して塩素で消毒して、1時間後にはまた何事も無かったように営業再開できるよな~。」なんて自分の注文の品が準備できるまで椅子に腰掛けて待つ間に夢想してしまいます。

ところでタイル張りの内装は店舗だけに使われるのでは無いようなのです!現在住んでいるフラットを見学した時に、同じ敷地内にある他のフラット3軒も売りに出ていたのでついでに見学しました。その内の2軒は売り主が中国系イギリス人で、1軒目は台所がやはり床も壁も全部タイル張りでした。
 そして2軒目は玄関から廊下、居間、寝室、台所、バスルームと全ての床に同じ濃い緑色の何やら模様の入ったタイルがビッシリと敷き詰めてあったのです!イギリスの家の床が全部タイル敷きなんて冬になったらどんなに寒いだろうかと思いました。
 ここが南ヨーロッパだったら分かるんですけどね。南ヨーロッパの家でテラコッタのタイルの床が使われるのは気候が温暖なためにそのヒンヤリ感が心地良いからですよね。でもここは寒涼なイギリス、渡されたそのフラットの概要書には床暖房ありとは書いてありませんでした。
 ここまで趣味が偏ったフラットって売れるんだろうか、これは木の床かカーペットでタイルを隠さないとだめなんじゃないかと思いました。でもね、現在のフラットに入居してからしばらくしてその問題のフラットの外を通りかかったら中から新しい住人の話す中国語が聞こえて来ました。

上記の出来事がずっと心に引っかかっていたので先日職場でわざわざ皐月さんの所に行って聞いてみました。「中国人はタイル張りの内装が好きなの?」って。彼女は中国系マレーシア人で、旦那様が香港出身の中国人で最近お持ち帰りと出前が専門の中華料理屋さんを開店したのです。
 お店がタイル張りなのはやはり掃除がし易いからだそうです。でもタイルは重いので旦那様のお店でも業者に特別な床の補強を施して貰ってからでないとタイルは敷けなかったそうです。「一般の住宅で家中に敷き詰めちゃって大丈夫なのかしら。冬は冷たいしね。」と言っていました。
 中国の一般の住宅で全面タイル張りなのかは皐月さんには分からないそうです。中国系と言っても彼女はマレーシア人だし、中国も地方によってはかなり趣味や習慣も違うのかも知れません。どなたか中国の一般の住宅の内装事情に詳しい方に聞いてみたいです。

クリスマス好き

夫は大のクリスマス好きです。とは言っても一年中クリスマスの飾りを付けたままとかクリスマスソングを聞き続けるとかいう類いのクリスマス好きではありません。それでも9月にスーパーマーケットでミンスパイが売られているのを目にした時は手に取らずには居られず、賞味期限が10月の終わりだと確認して棚に戻したそうです。そして12月に入るともう堂々と特別なクリスマスラベルのビールなどを買って来てしまうんですよね、全く。You, sucker!(クリスマス商業主義の良いカモ!)
 夫がまだイギリス南海岸にあった実家暮らしの頃は毎年クリスマス前になると天井裏に仕舞ってある古スーツケース3つ分のクリスマス飾りを出して来て取り付けていました。結婚後もクリスマス前に帰省した時は2人で取り付けを手伝ったのですが、特に派手なのが居間の天井です。格子状に電飾を張り巡らし、クリスマスツリーその他の飾りにも電飾を取り付けて行きます。そのお陰で夫の実家が居間の電飾のスイッチを入れると、同じ町の他の家の電灯が一瞬暗くなるそうです。

正確な数字は忘れてしまったけれど、イギリスの小売店はクリスマスの時期に年間の売り上げの半分だか3分の2だかの売り上げを達成するそうですね。小売店も消費者もいかにクリスマスの飲食やプレゼントにかける情熱が凄いか分かりますよね。夫とその家族ももちろんこの時期にバーンとお金を使います。特にプレゼントの量が半端では無いのです。義理の両親は夫と私と娘の香蓮用に3つのクリスマスストッキングを詰め(脚注1)、香蓮には大きなプレゼントを3つ位用意してくれています。
 私の実家は普通の日本の家らしく別にキリスト教の信者ではないけどとりあえずクリスマスにはクリスマスツリーを飾り、七面鳥の肉では無いけど鶏肉料理とクリスマスケーキを食べ、クリスマスソングを歌い、サンタクロースさんからのプレゼントを楽しみにしていたものでした。夫も夫の家族も信者ではなくて、教会のマスなどには参加しないので似たようなものですね。
 信者ではないと言えば、義理の姉は教会で結婚式を挙げる為に事前に教義講習に参加させられたそうです。私の夫の友人や知り合いにはそんな感じの人が多いです。教会はその厳かな雰囲気が良いし記念撮影の背景としても素敵なので信者じゃないけどそこで結婚したいという人が。教会の側もこの結婚式前の講習を義務づけて信者を増やす機会になればと考えているみたいです。

そろそろChristmas present wish listを作る時期です。家族の間では大人同士はプレゼントの予算は3、4千円以内で探すと決めてあって、しかも買い物が楽な様にお互いに欲しい物リストを交換するのです。大体がCDとか本などでつまらないと言ったらまあそうなんですが、クリスマス休暇中にみんなで一緒にその音楽を聴いたり、一人でゆっくりと読書をするのも良いものです。
 この秋は記録的に暖かかったのですが、11月も半ばに入り朝晩は大部冷え込む様になりました。私は昨日の朝は帽子をかぶりに手袋もはめて出勤しました。こういうキーンと冷え込んで吐息が白くなるような気候を夫は「Christmassy!」(「クリスマスみたい!」)と言って喜びます。夫がそう言う度に他の冬好きのお友達、まきさんやさちえさんを思い出します。

(脚注1) 市販されている靴下型の専用の袋か枕カバーなどの中に小さなプレゼントやお菓子をたくさん入れます。朝起きるとまずは枕元にあるこれを開けてパジャマのままベッドの上で1つづつ中身を点検して楽しみます。