テムズ河の潮汐を眺めつつ -289ページ目

クリスマスランチ(その1)

職場のクリスマス・パーティーに招待されたは良いけれど、日付と会場がChelsea Arts Clubだという事を聞いたっきり、いつどこで集合という情報がなかなか来なくて。今年はプロダクションサイドの社長の輝明さんが会場を決め、その他の手配はセールス部の哲也さんに任されていたらしいです。彼の肩書きはSocial Secretary・・・。妙に立派な政府の要職みたいな響きな割には結局「今年はタクシーではなくて地下鉄で移動だから11時半に職場においで。」と連絡が来たのは前日!
 時間ピッタリに職場に到着、受付の菜々香さんが紅茶をいれてくれました。菜々香さんは産休中も時々メールをくれていていつもの暖かい笑顔でホッとしました。表裏が無い感じで安心できる人なんです。みんなまだ仕事中だったので適当に挨拶しながら特にデザイン部長の一平太さんとは少し立ち話をしつつ、一番奥の総務兼会計兼人事部の小部屋に入り込み出発時間を待ちました。恒例のシークレットサンタのプレゼントが配られたりしていてみんなあまり仕事には集中していない感じ。
 総務兼会計兼人事部長の信之介さんは去年はオナラどうのこうのという題名の本を貰っていましたが、今年はArenaというメンズマガジン。セクシーな女性の写真カレンダーの特別付録入り。皐月さんは茶色のビーズのネックレス。彼女はジーンズに黒の長袖Tシャツ茶色のブーツ姿だったので、そのネックレスを身に着けると朝からコーディネートして来たみたいにピッタリでした。それは信之介さんからだったようです。そして去年私が貰ったクッキーも信之介さんからだったらしいです。
 セールス部の哲也さんはソング(G-string)を貰っていました。前の布には象の絵が描かれていて、腰の幅広のゴムには「Blow Blow Blow Blow Blow」(!)とぐるっと書いてありました。去年皐月さんは鈴さんにやはりセクシーな下着を選んでいたのでこれはまた彼女が選んだに違いないと思います。今回は小部屋に居たしランチでも他の事をしゃべっていて、他の人が何を貰っていたかはあまり聞かずに終わってしまいました。今年は私は参加していませんが、来年がまた楽しみだな~。

Chelsea Arts Clubに到着するとまず入り口左のコートかけ場に自分でコートをかけました。これが狭い廊下の両側にずらりとフックが並んでいて、まるで洋服ダンスの中にでも居るみたいでした。部屋は2つあって1つはバーとピアノとトイレがあり、もう1つの部屋の方は庭に面していて外に出られるようになっていました。で、先に到着しているはずのみんなはどこと思ったら、外に居ました。一応インド風のテントが張ってあり中にはストーブもあったけどなんかとってもシャビー(Shabby、みすぼらしい)よ。
 そこでシャンペンを片手にしばし談笑。私は最近社員からフリーランス契約に変更したばかりという元編集部の泰広さん、デザイン部の蒼哉さんとはテクノロジーの進歩とか子供の話を。それから編集部の私が産休に入る直前に入社したばかりの直孝さんとお話しました。彼はブライトンから通勤していて11才の女の子が居るそうです。本人の年はう~ん、銀髪だけど顔や服装は若々しい感じでたぶん50才位かな。黒澤明監督に取材をした経験があるそうです。彼の絵コンテも好きなんだって言っていました。

Flushed Away

Flushed Away

香蓮(5才10ヶ月)と「Flushed Away」を観に映画館へ連れて行くと先週末に約束しつつも果たせないでいました。なので火曜日は傷んだ床の代替品探しに奔走して疲れていたけれど義理の両親に引き続き響の面倒を見て貰い香蓮と近所の映画館に行きました。
 大人1人と子供1人の切符を合計約2700円で購入後、スイーツ売り場に直行。セルフサービスで30種類程ある中から好きな物を好きなだけ袋に入れて量り売りして貰うシステムです。数種類選ばせて更に飲み物も買って合計約900円。
 ああ、お金に羽が生えて飛んで行くわ~。映画館は平日の午後4時45分という事でガラガラでした。映画の感想・・・。私にとってはイマイチでした。大人には液体窒素が出て来た時点で結末が予想出来てしまうんですよね~。
 Aardman AnimationがDreamWorks Animationと一緒に製作した映画だけど監督はNick Parkさんじゃないのにキャラクターはなぜか彼のスタイル。口が横に長くて頬の所もそれに沿って横に出てるの。はっきり言ってかわいくないです。
 ウォレスにはその横に飛び出した頬が醜くくも味があるって感じで合ってたけど、「Flushed Away」の主人公のネズミ達にはキュートさが無く、リアルなしっぽも気持ち悪い!この映画は香蓮にもDVDを買ってとはせがまれないと思います。

クリスマスツリーその後のその後のその後。お願い!

我が家のクリスマスツリー騒動の完結編。もう新たなエピソードの追加無しにクリスマスと新年を迎えたいです。
12月9日の記事の「夫婦喧嘩」
12月16日の記事の「クリスマスツリーその後。呪われている?」
12月19日の記事の「クリスマスツリーその後のその後。涙・・・。」

夫は大のクリスマス好きなのにこの床の一件ですっかりしょげてしまいました。義理の両親にSOSの電話をした時もいつもは楽天的な彼がもの凄~く暗かったそうです。これは何とかしてやらないとと、さっそくまずは義理の母がTopps TilesのBrixton支店に電話してJasonさんという店員に事情を話してくれました。私達が見本の床を持って行けばそれに出来るだけ近い物を探してくれるって。
 義理の母に響を預けて義理の父とさっそくTopps TilesのBrixton支店まで行ってみると・・・。あれ、タイルしか売ってないよ。Jasonさんはちゃんとカウンターに居たので「今朝電話で床の問い合わせをしたんですが。」と言うと「えっ、あれは床の話だったんですか。すっかりタイルの話だと思っていました。」と。「この支店はたまたま隣が床も扱うカーペット屋なので床は売れないんです。」って。
 仕方なくJasonさんに最寄りの床も扱っている支店の住所を教えて貰いました。で、辿り着いたのがBattersea支店。見本の床材を抱えて店内に入り、在庫をパーッと見渡したけれど同じのは無し・・・。白っぽい木で、MapleとかBirchとか呼ばれていている種類なんですけど。そこでカウンターに行って店員さんに相談すると、この人は義理の父が最初に行ったOld Kent Road支店の店員さんとは大違いでとても親切。
 特別ににこやかというのでも愛想が良いというのでもないけれど、何て言うか店員さんに普通こちらが期待する事をちゃんとやってくれました。私の持ち込んだ見本を見て商品名を教えてくれて、それをコンピューターに入力して在庫のある支店を調べてくれました。そして上がって来た支店に電話をして商品名や設置のシステムを伝えて確かに在庫があるかどうかチェックしてくれました。
 それで向かったのがWandsworth支店。見本の床を握りしめ、「お願い、お願い!」と心の中で唱えつつ店内に入りました。そうしたらすぐにお店の人が「Canadian Mapleの問い合わせをされたお客様ですか?こちらです。」と声をかけてくれました。そしてあったよ~、ありましたよ~。義理の父が1人で行ったOld Kent Road支店から数えると4店目でとうとう巡り会えました!
 パッケージのデザインも見覚えがあり、持って来た見本と色と厚さが同じ事を確認し、実際にカチッと繋げても確認しました。かなり在庫の量が少ないという事で、大事をとって大目に2パック買いました。お会計は約6千円。店員さんが車に床を積んでくれている間に夫に電話をしたら大喜びで、1人で道を歩いていたそうだけど殆ど小躍りしている気配が・・・。家で待機の義理の母にも電話しました。
 義理の両親に助けて貰えなかったら私と夫だけで公共の交通機関で子供2人連れてこんなに何軒もTopps Tilesの支店の梯子はできなかったです。「Thank you for all your help. Thank you, thank you, thank you!」と義理の父に言ったら「Don't be daft!」(「バカな事を言ってるんじゃないよ、そんなにありがたがらなくても良いんだよ、こちらも助けになれて嬉しかったよ。」)と返されました。

クリスマスツリーその後のその後。涙・・・。

我が家のクリスマスツリー騒動がまだ治まってません。とうとう第三話を書くはめになりました。以前の話を読んでいない方はこちらをどうぞ。
12月9日の記事の「夫婦喧嘩」
12月16日の記事の「クリスマスツリーその後。呪われている?」

水分を含んで膨れ上がった床は平らに戻る気配はなく、その領域も広がって行くばかりだったので一昨日洪水になった部分の床を全部剥がしました。そして義理の父に頼んでサンプルの床を持って床材を購入したTopps Tilesというお店に行って貰ったらなんと・・・。「この商品はもう取り扱っておりません。」と。ガーンガーンガーン!床材全体の取り扱いを止めた訳ではなくて、この私達の家の床材だけないんです。夏まではあったのにな~。
 義理の父は隣のDIYのお店で似たのを探して買って来てくれましたが私にはその色の違いが見えてしまいます。そしてタング・アンド・グルーブ(ノリではなくて床材の両端がカチッと互いにクリックして繋げられるシステム)のサイズも違って使えない事が分かりました。Topps Tilesの支店はいくつかあるので今日義理の父に車で連れて行って貰って在庫が残ってないか調べて貰う予定です。他にも床材屋さんをネットで探してリストを作りました。
 でももし適当な床材が見つからなかった場合は床、全取っ替え?!ガーンガーンガーン!居間だけじゃなくて家中この床材で繋がっているんです。水気の多い台所とバスルームはタイルで別だけど。材料費だけでなくて労働量を考えるだけで目眩が・・・。どこまで事態は悪化していくの?マンガみたいです。義理の母は家財保険が降りるはずだと言っているけどそんなに簡単には払ってくれない気がします。一応問い合わせますが。

同情泣きその後。スッキリした気分です。

先日「同情泣き」で学校が子供のクリスマスにちなんだ工作を持ち帰るのに1ポンド課した事に疑問を抱いた話をしました。他の保護者達や夫と話したり、このブログでの記事に頂いたコメントを読んだりした結果、やっぱり流さずにこの違和感を校長先生に伝えようと手紙を書きました。
 それは金曜日に学校の受付の人に渡しておいたのですが、今朝香蓮を教室まで送り届けた後校長先生が向こうから歩いて来て、手紙を読んだ事と私の言う事は確かに当たっている、学校としてもこれから資金集めの方法について改めて慎重に検討したいと話してくれました。

この件で改めて話を真剣に聞いてくれる校長先生の居るこの学校に香蓮を通わせて良かったなと思いました。校長先生の手紙の出だしにも書いたけれど香蓮は学校が大好きだし普段の先生達やスタッフ達や校長先生の努力にはとても感謝しているんです。
 香蓮が1才半の時に「そろそろ小学校選びを始めるように。」との忠告を公の機関から貰ったので地域の小学校の内3校ほどの見学に行きました。2校気に入りましたが、香蓮が今通う学校は設備以外にこの校長先生の人柄が良かったのが決め手になったんですよね。
 公の機関が出している小学校のレポートを見ると、この学校はずっと成績が悪かったのにこの校長先生が来てからは一貫してぐんぐん伸びているんです。やっぱり上に立つ人の指導力と熱意が違うと学校全体の雰囲気も変わって来るんだな~と思いました。

攻撃性は紙にぶつけて

Hibiki

響の最近のお気に入りのおもちゃは紙です。大分前からおむつ替えの時に側に置いてある処理袋をパッケージから引き出してぶんぶん振り回すのが好きだったんです。それである日新聞紙を1枚渡したら大喜びで振り回したり握ってグチャグチャにしたり引き裂いたり。
 でも手がインクで黒ずんでしまっていて、「これは指を口に入れて舐めた場合、別に命に別状は無いだろうけど度重なると悪影響があるかもな。」と思いました。代わりとしてはコピーの紙と思ったけど固いので端でひょっとして怪我をするかなと心配だったので没。
 結局ちょっと勿体ないけれど香蓮のお習字の半紙で遊ばせています。響としては純粋に楽しんでいるだけなのですが、面白いので私は側で「Take it all out, baby. Take all your aggression out!」とはやし立てています。写真では半紙は握ってないけれど、こ~んな風に手を振り回すんですよ。

クリスマスツリーその後。呪われている?

夫が本物のクリスマスツリーを買って来て一騒動あったお話(12月9日の記事の「夫婦喧嘩」)をしましたがその後・・・。本物を買う利点の1つが「朝起きて居間に来ると木の良い匂いがする。」だったはずなのですが実際は全然しないんです。夫によると露天商のおじさんには「水を吸わせないと匂いがしないよ。」って言われたそうです。
 それではという事でクリスマスツリーとその支えごと水に浸らせる為の容器を探しましたが家にはなくて。仕方なく四角いプラスチック製の物入れに水を入れたビニール袋を固定してツリーを生けてみました。物入れには最初から小さな穴が開いていたので直接水は入れられず。更に深過ぎたのでコルク製のテーブルマットを2枚入れて浅くする工夫をして。
 翌朝、木の良い匂いを期待して居間に行ったらなんと洪水になっていました。ビニール袋にはまだ水が入っていましたが、極小の穴が開いていて夜中に少しずつ水漏れしていたようです。プラスチック製の物入れの下には小さなラグを敷いてあったのですがそれも水を吸ってびっしょり。吸収し切れなかった水が床に広がっていました。

大慌てでバスタオルを持って来て床を拭き、水を吸ったラグと残りの水をバスタブに持って行きました。家の木の床はラミネートのなので水を放置すると中の合板が水を吸って盛り上がってしまうのです。すぐ拭けるなら問題は無いんですけどね。これまで失敗した事がないのでこれが盛り上がったままなのか収まるのか分かりません。
 夫は焦ってイルミネーションのコードのプラグをコンセントから抜かぬまま木を持ち上げて移動させようとする始末。「イルミネーションが!」と注意を喚起して更に「足元も気を付けないとツリーの支えが外れて落ちてくるかもよ。」とも。ホーマー・シンプソンのように事故のスパイラルにハマっていく夫の姿が目に浮んでしまいました。
 夫は床を張り替えなければならないかもという事の重大さに、軽卒にビニール袋を重ねもせず使った事を大後悔。私も見てて止めなかったんだから同罪です。階下のお宅までは行かなかくてそれは何よりでしたが。夫は今夜クリスマス前恒例の同じ南イングランドの小さな街出身の男友達との飲み会に行ってます。そこでお友達に床をどうするかを相談するって。

プレゼント

Yoko

Sakurako

Maki

どれも日本からはるばるエアメールで届いたプレゼントです。最近あった私のお誕生日祝い、内祝い、クリスマスプレゼントその他。どのお友達も私の趣味をよく知って選んでくれ、どれもとっても気に入りました。ありがとう。実家からも子供達へのクリスマスプレゼントやいつものおかしや食品入りの荷物も届きました。日本では普通に売っている物なのでわざわざ写真には撮らなかったけど、こちらもありがとう。

「私を蹴ってくれたら帰る!」

月曜日はChristmas Fayre(クリスマス市)、今日はNativity Play(キリスト生誕劇)、今度の月曜日はChristmas Partyと学校でもクリスマス関連の行事が続いています。今年はキリスト生誕劇は2日連続で行われ、昨日は14:30から、今日は18:00からのスケジュールで行われました。夫も一緒に見られるように私達は今日観劇しました。
 香蓮の通う学校は2学年ごとにセットになり、下の学年は制服姿のまま舞台の下でコーラスを上の学年は衣装を着て舞台の上で演技をします。香蓮はYear 1で今年はコーラスでした。去年に比べると今年はマイクのお陰で台詞もよく聞こえたし、音楽も賛美歌風ではなくかなりキャッチーなポップロック風でなかなか面白かったです。

劇が終わった後の帰り道にマーガレットさんと三つ子ちゃんと一緒になりました。いつも通り「Daddy!」と夫の両腕にぶら下がるアイオナちゃんとスカイちゃん。やはりいつも通りジェイムスくんはベビーカーの中の響にキスをしてからくすぐっていました。三つ子ちゃんの家と我が家との別れ道でまたしても三つ子ちゃんが私達について来ました。
 マーガレットさんがいくら三人の名前を呼んでも効果無し。でもまず一番聞き分けの良いスカイちゃんが夫に「Kiss me!」と要求した後にUターン。ジェイムスくんには夫が「If you don't go back now, you will not be allowed to come to Marika's house to play again!」とかなり強い口調で言っても効き目が無し。でもなんとかUターンさせる事に成功。
 最後にマーガレットさんの視界の範囲を出て我が家までついて来てしまったアイオナちゃんに「You have to go back home now!」と言い聞かせる私達。なぜかアイオナちゃんは「If you kick me.」と言い続けるのです。夫は不審に思いながらも蹴るふり。しばら~くして彼女は実は「If you take me.」と言っている事に気がつきました。
 夫がアイオナちゃんの手を引き彼女の家の方に向かうと素直に従っていました。kickとtakeは大分違う音のようだけど、夫にも「あれ、実は最初からkick meじゃなくてtake meって言っていたみたいだよ。」と言うと彼も途中でやっと気がついたと。「M?」などと思いつつアイオナちゃんを蹴るふりをしていた夫の姿を思い出して大笑いしてしまいした。

同情泣き

香蓮の学校からの手紙に「子供達が作った飾りを1ポンドで購入できます。」とありました。それで集めたお金は香蓮の学年の子供達の遊び場作りに使われるそうです。学校はあらゆる方法で学校の設備向上と学校以外の慈善団体の為の寄付を募っています。これまでは集めたお金は良い目的の為に使われるんだし、払うか払わないかは自由だったので別に構わないと思っていました。でも今回はどうもすっきりしないなと感じてしまいました。だって子供は当然完成した飾りを親に見せて努力を褒めて貰うつもりで製作に励んだはずですよね。子供をがっかりさせたくない親には購入しないという選択はできません。
 木曜日の午後香蓮は先生に1ポンドを渡して自分の作った飾りを持ち帰ろうとしました。でも運が悪い事に教室を出た所で誤って飾りを落として壊してしまいました。先生にその欠片を見せに行って「作り直したい。」と涙ながらに訴えましたが「機会があったらね。」とだけ言われました。最初から子供が自分の作品を家に持ち帰るのにお金を払わなくてはいけない事態に釈然としていなかった所なのに更に不快な気持ちに。香蓮は家への帰り道ずっと泣き続け、響まで泣き出しました!過去6ヵ月間学校の送迎の間に泣いた事など殆ど無かったのに。きっと同情泣きです。その様子には「姉弟だな~。」とほのぼのしました。