テムズ河の潮汐を眺めつつ -288ページ目

明けましておめでとうございます

イングランドでは2日からはもう普通に仕事ですが。あ、でもやっぱりクリスマスから年末にかけて長期休暇を取る人も多いのでまだ街は空いています。夫によると電車もバスもいつもよりずっと空いていたそうです。
 日本語衛星放送を見て少しは正月気分を味わいましたがもう既にホリデーは終わり日常に戻った感じ。今年はお雑煮も作らなかったな~。お節料理は濃い味付けが嫌いで作ろうと思った事さえないです。
 今日は4日の産休後初出勤に向けて朝のスケジュールをシミュレートしようとしましたが、香蓮は前日の年越しで夜中まで起きていたので叩き起こすのもかわいそうで寝坊させてしまい出足から挫折。
 日中は響を予防注射その他の用事で診療所に連れて行ったり、シャワー修理の人に来て貰ったり、食料品の配達があったりでバタバタしていました。夕食後はチャイルドマインダーさんへの響のケアノートを作成。
 その側で夫がクリスマスの飾りを全部外しました。これから1、2ヶ月はクリスマスとセールのせいで軽くなったお財布と御馳走のせいで重くなった体を元に戻すべく地味に暮らす人が多いと思います。
 私もしばらくは目立たないようにしてスーッとさりげなく職場にまた溶け込めたら良いな。家庭でも洪水で張り替えた床の壁際の仕上げとか、新しいレシピの開拓や自前の離乳食の準備など地味に地道にという気分。

現在過去未来

もう大晦日、行く年を振り返り来る年に思いを馳せる日ですね。今年は本当に早かったです。年を取る程加速度が付き、それが一時的にスローダウンするのは初めての経験をする時だけ。
 私の今年の最も印象に残る出来事は長男に会えた事。子供の性別は違っても子育ては初めてではないせいか、時間の過ぎ方はゆっくりにならず、反対により早かったような気が・・・。
 産休プラス義理の両親の一時的な近居のお陰で憧れの「専業主婦生活」と「有閑マダム生活」を味わえたし、普段と違う時間と場所で生活したせいで新しい出会いもありました。
 来年はまず子育てと仕事の両立に集中しようと思います。余裕が出来たら何か新しい習い事をしたいな~。あ、張り切って買いに行ったもののずっと丸めて仕舞ってある運動マットを活用したい!
 産後から股関節がグラグラするというか不安な感じがするので。骨盤の体操が良いのかなと思いつつアマゾンで本を検索してもた~くさんあがって来て選択に迷ってます。

日本語衛星放送で2006年を振り返るニュース番組を見ました。日本に居たら見ないかもしれない紅白も外国に住んでいると貴重な感じがして楽しみです!

みなさま良いお年を!

もう眺めているだけで・・・

先日義理の父が「子供は会話が出来るようになってからの方が楽しいな。」と言っていました。父に似たのか夫も「愛情を持って育てられていると信頼出来る先になら、生まれてから1才半位まで預けて会わなくても良い。」と話しています。ポイントは意思疎通が出来るという所にあるらしい。
 まあそれも分かるけれど私はやっぱり赤ちゃんも大好きです。意思疎通は難しいけれど、もうその姿を見ているだけで楽しいです。「おはよう!」と声をかけると返って来る朝日よりも眩しい笑顔に始まり、それ以外にも毎日長男の響(現在生後6ヵ月半)のこんな姿を眺めつつ暮らしています。

各指の付け根の関節の小さな窪み
knuckleに当たる日本語が無いですね。なんでかな。大人は突起してますが、乳児はエクボみたいに窪んでいます。

ぷくぷくの頬の中に浮かぶ顎
首なんて完全に隠れちゃって顔が直接胴体に繋がっているみたいです。上を向かないと首に光が当たる事はありません。

怒ったり悲しい時に突き出す下唇
大人で無意識にこれをする人っていないですよね。子供も何才位になったら止めるのかな。英語ではThe big bottom lip。

手を胸の前に揃えて組む
信心深い人、または「お客様、今日は何をお探しでしょうか?」って売る気満々のセールスの人みたいです。

クシャおじさん風に頬を膨らませ口を固く閉じる
英語ではgurningと呼ばれています。顎の関節を外して(?!)顔を一時的に不自然に短くした人みたい。

ニコニコしながら首を果てしなく左右に振る
気が狂った人みたいです。「そうかい、そんなに楽しいかい!」(なぜか北海道弁。)

首の骨が折れてるかと思う頭と胴体の角度
エクソシストを思わせます。鳥みたいでもあります。大人では有り得ない角度に驚きます。

握りこぶしや指を口に入れてハミハミ
「むさぼり食う。」という表現の方がぴったり来る程激しく動く時もあってそれも楽しい。

腕を真っ直ぐに伸ばしたままバタバタ
テーブルの上の飲み物を倒したりすると後始末が大変です。デパートの壊れ物売り場でも要注意。

太くて短い足をバタバタ
犬がしっぽを振って喜んでいるみたいです。これに伴う感情は確かに喜び。怒っていたり悲しい時はつっぱります。

猫のようにゴロゴロ喉を鳴らす
英語だとgurgleです。是非日本の家族にも聞かせようと盛んにやっている時に電話をするもののピタっと止めてしまうの。

これから泣くよという時のウー、ウー、ウー
機嫌が悪くなって来るといきなりには泣かずに警告音を発します。「放っておくと泣くよ。」と。

昼寝から起きた直後の呆然とした顔
ふにゃ~っとした新生児の頃を思わせます。「もう、どうにでもして。」という感じで身を任されます。

No.2を排泄するためにイキんでいる
パーッと顔が赤くなるんです。こんな姿もかわいいと思えるからオムツ替えも出来るのね。

セール!

Guinness

ウエストエンドやナイツブリッジに行きたいのはやまやまだけれど子供2人を連れて大混雑の所に行っても楽しめないんですよね。そこで昨日はカナリー・ウォーフ、今日は義理の両親に車でクロイドンまで連れて行って貰いました。
 ところが・・・。クリスマス前から機嫌の悪かった響がますますハイメインテナンスになって大変でした。ミルクも離乳食も大量に摂取してその分大量に排泄。No.2のおむつ交換なんて生まれてからずっと1日に1度だったのに、今日は4度も!
 外出時もベビーカーで大人しく座っているか眠っているかでグズるのはおなかが空いたかおむつの交換が必要な場合だけだったのに、今日は泣くので半分以上抱っこして歩いていました。これが今まで隠していた本来の姿?!
 最後の砦は泣いても抱っこで泣き止む所ですがこれもその内崩れてしまうのかな。現在怒濤の勢いで歯が生えて来ている(先に生えた下中央の2本前歯の左右に更に2本ずつと、上中央の2本前歯も。)せいの、一時的現象である事を祈ってます。

ま、それは置いておいて。カナリー・ウォーフは既存のショッピングセンターの他に新規のが出来てしばらく経ちます。新規の方にはカフェやレストランがたくさん。でもお昼に久しぶりにWagamamaに入ってラーメンを頼んでがっかり。
 もともと日本の味とは違うと認識していて、ラーメンもスープはちょっと違う東南アジア風とは思ってたけど、今回は麺までもラーメンの麺ではありませんでした。細いうどんというか小麦粉の割合の高い蕎麦みたいな味。

クロイドンには初めて行ったのですがショッピングセンターに並行して商店街もあって、全てのお店を見る事など出来ませんでした。欲しいものリストを作って行ったけど数える程しか購入できず。なぜかというと子供達に手がかかったから。
 今度は有給休暇をとって夫と2人だけで出直そうと思いました。ざっと見た感じではオクスフォード・ストリートっぽい店が入ってました。Lower Market向けのTK Maxxもあったな~。Upper Market向けの店は見当たらなかったです。
 細々ながら買った物は時計の電池。その場で20秒程の早業で交換してくれて4.95ポンド(約1150円)。これは日本より安いのではと思いました。日本のように中をサッときれいにとか表面を磨くとかそういうサービスは一切無しですが。
 そして来年のカレンダー。今年はナショナル・ジオグラフィック風野生の象の写真のでしたが、来年のはギネスの過去のイラストの広告ポスターのです。お金を払って他人の会社を宣伝するのって・・・と思うけれどギネスビールは好きなのでま~いいわ。
 さらに台所用品をいくつか。パン屋さんにあるようなトングを3本、チーズグレーター、マグカップ。どれも食器洗い乾燥機に入れられるという点は欠かさずチェック。食器だと電子レンジで使えるかどうかも必ず確認します。
 駐車代とガソリン代をかけて行った割には「これだけ?」って感じですが必要で欲しい物しか買いたくないし。人間だからたまには失敗するのは仕方ないとしても、大量に不要品を買って大量に捨てる生活は避けたいの。

Homer Simpson Moment

友人のマシューがいつか話していたのですが、お母様が加齢によると思われる物忘れとか勘違いをした時にはそれを面白おかしくSenior Momentと呼んでいるそうです。私もそれに習って、夫の間が悪かったり軽卒だったりした場合をHomer Simpson Momentと呼ぶ事にしました。例えば先日もこんな事が・・・。
 響に離乳食を与えようとして響が既に座っているハイチェアのテーブルの上に夫が離乳食とスプーンの入ったボールを無造作に置いたんです。その瞬間響はすかさずバンッと腕を振り下ろしてそれがスプーンの持ち手に命中。テコの要領で器の端が支えになりスプーンの先に乗っていた食べ物が盛大に飛び散りました。

ボクシングデー

昨日のクリスマスディナーは全部出来合いのを利用しました。クリスマス前、冷蔵庫の中は箱だらけでしたよ。買い物も調理も夫が中心にやっていたのですが、当日に手伝ったらローストポテトまで出来合いのを買っていたのを発見。それ位は簡単に準備できるのにな。
 全部Marks & Spencerで購入したのですが、楽でおいしかったですよ~。翌日は残り物のターキーやカクテルソーセージにサラダを加えてサンドイッチにして食べました。そしてチーズ各種、クラッカー、ドライ・フルーツ、ナッツをアルコール飲料と共に一日中摂取。
 クリスマスの飲み物と言えば私は断然スノー・ボールというカクテルが好きです。アドヴォカートという卵が原料のお酒をレモネードで割ったもの。レモネードって三ツ矢サイダーみたいのね。イギリス英語でサイダーと言えばりんご酒の事なのでややこしいです。
 クリスマスツリー事件はあったものの、それ以外は夫の大活躍で家中ピカピカです。ひょっとして普通の家庭では年に1度じゃなくて月に1度の頻度でこの位は磨き上げているのかも・・・。これを良い機会にいつでも来客OKの状態を保てるようにしたいです。

クリスマス

夜中の2時半に香蓮が私達の寝室に乱入。「サンタさんが来た!」とストッキングを見せに来ました。ストッキングといってもクリスマスのストッキングは市販の長靴型の袋です。容量は枕カバー位。枕カバーをストッキング代わりに使う家もあります。
 これまでは香蓮はここまで早く起きて来る事はなかったのでそのまま一緒にストッキングの中からおもちゃを1つ1つ取り出して見るのですが、いくらなんでもという事で2度寝させました。その後また5時に来て、その後15分毎に「もう起きてもいい?」って・・・。
 なんとか響の起床時間の7時まで待たせてからストッキングを開きました。ストッキングのおもちゃをチェックし終わるとその後は「ツリーの下のプレゼント開けても良い?」ってまたしても15分毎に聞かれて気が狂いそうでした。「だから朝ご飯の後!」だってば。
 いよいよプレゼントを開ける時間。香蓮は赤ちゃん人形の洋服、赤ちゃん人形のハイチェアー、洋服、しゃべったり動いたりするゴリラの人形、たまごっち風のゲーム、DVD(『カーズ』、『ガーフィールド2』、『ハイスクール・ミュージカル』)等。
 メインのプレゼントは大きいので玄関の外に隠して置きました。最後に「玄関のドアを開けてご覧。」と促して香蓮が見つけたのは念願の大きめの赤ちゃん人形用のベビーカー。大喜びでさっそくゴリラの人形を乗せて押して遊んでました。
 ところで香蓮がゴリラの人形に付けた名前はメインジャー(Manger)。メインジャーって馬草桶の事です。どこから思いついたのか謎ですが、たぶんNativity Playのお稽古で耳にしたのかな。明日の朝にでもその由来を聞いてみようと思います。
 響はプレゼントよりも包み紙の方に興味を持ち、ビリビリ破いたりしっかりとグーで握ってブンブン振り回したりして遊んでいました。ありがちな子供の行動ですが「か~わい~い!」。まだハイハイはできないけど方向転換はできて手の届く物何でも掴みます。

結局今年も大量のプレゼントになりました。でもそれがこの国の伝統(って言ってもきっと戦後からだろうけど。)という事で受け入れるべきかなとも思うようになりました。というのも先日『クリスマス・パスト』という番組を見たからなんです。
 50、60、70年代と過去のクリスマスのホームビデオのクリップの紹介とその中で子供だった今は大人になった人達の回想で構成されていたんです。見事にどの家でも子供達はプレゼント数個、更に目玉プレントを貰っていましたね~。
 あ~、どの街でかもう忘れてしまったけれど、セックスピ・ストルズがストライキ中の消防士達の子供達の為に開いたチャリティーコンサートの映像もありました。子供達とセックスピ・ストルズって相応しいのかって思うけど・・・。楽しそうでしたよ。

クリスマスイブ

昨日に引き続き家の大掃除大整頓をしました。昨日は義理の両親が1日中子供達を連れて親戚の家に遊びに行ってたのですが、今日は子供達の相手をしながらなのでなかなかはかどらず。でもなんとか義理の両親がやってくる午後4時までに終わりました。
 日本だとなんとなくクリスマスその日よりもクリスマスイブの方がメインって感じですよね。アメリカもそうだと義理の両親は言っているけど。他のヨーロッパも国によって違うみたいです。私達はクリスマス・ディナーはクリスマスの日に食べます。
 今日の夕飯のメニューは最近作り方を教わって試したかったタジン、クスクス、フムス、ツァジキと中近東風料理でした。あ、義理の父の為に別にローストポテトも用意しました。クスクスは絶対に食べないと思ったので・・・。おいしかったのでまた作ろう!
 響は夕飯を食べながら眠ってしまいました。これ、どの子もやるんだろうけど「も~、か~わい~い!」。口はモグモグ動かしながらも目がトローンとなってきてね。顔がだんだん下を向いて来てしまいには食べこぼしの貯まったビブの上に沈没。
 香蓮はサンタさんにミンスパイとシェリー、トナカイさんにニンジンを用意してからベッドに入りました。夜更かしするとサンタさんが来ないという事でしっかり目を瞑ってできるだけ早く眠りに入ろうとしている姿が愛らしかったです。

ロンドンの物価と収入について

marikumaさんに先日「ロンドンの地下鉄が値上がりして初乗り4ポンドと聞きました。1000円弱の地下鉄ってどうですか?もちろん物価と収入も日本と違うんだろうけど、だからって日本の3~4倍の物価、収入ではないだろうしと考えると、ロンドンの人たちは公共交通機関をどう利用しているんだろう?と不思議です。バスはもっと安くて、バスを一般的には利用してるとか?旅行のときに利用したような1日券ならぬパスをみんな利用してるとか?」というコメントを頂きました。
 東京の地下鉄の初乗りの料金は今250円位なのかしら。marikumaさんがおっしゃる通りロンドンの物価と収入が東京より桁違いに高いという訳ではないのです。ロンドンに住み働いている私達にとっても公共交通機関の料金の値上がり具合は信じ難いです。その上なぜか最も効率が低くて環境に悪そうなタクシーの値上がり具合が一番低いんですよね。タクシーは初乗り料金は2.2ポンド(約512円)です。公共の交通機関の料金を含めてロンドンの物価と収入について私が感じる事を書いてみたいと思います。

私はロンドンに来る前はずっと東京に住んでいたのですが、東京と比べて全般的にロンドンの物価は高いと思います。今日の為替のレートは1ポンド=232.687円です。過去11年イギリスに滞在している間のレートは平均では1ポンド=185円位という感覚でしたから最近はかなりポンド高だと思います。これまでは「ポンドの値段に2をかけてから0を2個つけると円で幾らになるか分かるわ~。」と暮らして来たのですが、最近では2をかけての部分を省略して0を2個つけるだけにした方が日本の値段に近い気がします。

東京より高いと思う物は・・・
バスの初乗り料金 1.5ポンド(約350円)
地下鉄の初乗り料金 3ポンド(約700円)
タバコ1箱の値段 5.5ポンド(約1280円)
映画の切符大人1枚の値段 12.5ポンド(約2900円)

東京より安いと思う物は・・・
小麦粉1.5キログラム 42ペンス(約98円)
パン800グラム 55ペンス(約128円)
ミネラルウォーター2リットル 50ペンス(約116円)
スパゲッティー500グラム 89ペンス(約207円)

映画の切符の値段はひょっとして東京と変わらないのかな。11年前は1800円だったのを覚えているのですが。生きて行くのにどうしても必要な基礎的な食料品はかなり安いと思います。そんな事言ったら公共の交通機関だって普通の人が生活するには欠かせない物なんですけどね。他にも車とか不動産とか医療費とか電気ガス水道料金などの比較は興味がありつつも私の手には負えそうにありません。東京では実家で暮らしていたのでそもそも東京の値段も把握して居ませんでしたし。恥ずかしながら。

ロンドンでは3才までの保育園代は1ヵ月1000ポンド(約23万3千円)はするのでこれは東京よりずっと高いです。東京でもきっと政府からの援助が全く無かったら同じ位するでしょうね。なにしろ命を預かって貰っているんですから。娘の通っているロンドンの公立小学校の給食代は週に7.75ポンド(約1800円)です。世帯収入が一定の数字以下だと免除になります。確か1万2千ポンド位(約279万2千円)だったと思います。政府からの子供の居る家庭への様々な援助は世帯収入が6万ポンド(約1千396万円)を越えると殆ど無しに。

レストランの食事代については例えば私と夫が今日入ったロンドン中心部にあるシーフードのレストランはかなりカジュアルなカフェのような雰囲気の所でしたが、焼いたメカジキが野菜たっぷりのリゾットに載ってる一皿にコーラを2人揃って注文したらお会計は20.50ポンド(約4770円)でした。サービス料は請求されていなかったので別に10%から15%分チップも置いて来ました。バジェットB級グルメ系のお店のランチでも、1人15ポンド(約3千490円)で済んだらもの凄く得した気分です。

イギリスではハードバックの本は日本よりずっと高くペーパーバックの本でもまだ高いです。DVD、ゲーム機、コンピューター、車などはヨーロッパでも高い方らしいです。北欧には負けるのかも知れないけど。銀行の罰金も高いですよ。銀行は当座預金で残高ゼロなのにお金を引き出せるようにして置くくせに、うっかりマイナスにしてしまった日には「事前連絡がなかったので・・・。」と20ポンド位(約4千654円)要求して来ます。でも送金手数料が無いし現金引き出しも基本的には手数料はかかりません。

イギリスでも図書館は無料ですが、返却日までに返さないと罰金がどんどん加算されて行きます。子供用カードで借りた児童書には遅れても罰金はかからないそうですが。美術館博物館は昔無料でその後一時有料になったけれどまた無料になった所が多いです。もちろん寄付金は常に募っていますが。これにはいつも太っ腹、偉いな~と思います。「入場料の元を取らなくては。」と気合いを入れる必要が無いので、子供連れでも「子供が飽きて騒ぎ出すまでの15分。」なんて感じで気軽に入れるのが嬉しいです。

お給料についてはイギリスでは全国的最低賃金(National Minimum Wage)というのが決められていて、22才以上の人の最低の時給は5.35ポンド(約1245円)と法律で決められています。平均年収については全国的な数字では2万5千ポンド(約582万円)位のようです。ただしこれは男性の平均で女性だとこれより低いです。そしてロンドンだけの平均は当然これよりも高いと思います。政府のサイトなどでキッチリ調べた数字でなくてすみませんが、2万5千ポンドは様々なニュースで耳にする数字です。

最初のmarikumaさんのご質問についての答え・・・。ロンドン在住だったりロンドンに通勤している人達は現金でその都度切符を買わないのです。バスも地下鉄もオイスターカードという物に、前払いで残高を載せたり定期を買って載せておくのです。カードに前払いの残高があるとバスの初乗り料金は1.5ポンドから1ポンド(ラッシュアワー)か80ペンスになります。地下鉄の初乗りは3ポンドから1.5ポンドに。これは大きな違いですよね。オイスターカードを広めて効率化を図りたいようです。

最後に通勤の為の交通費についてですが、普段の通勤については普通は自分で出しますが、会社や役職によっては特典の1つとして営業用としての他に自家用や通勤にも使っても良い車やガソリン代を支給して貰える所もあります。私はバス通勤で1日の交通費は1.8ポンド(約419円)です。1日の内に1日券と同額の前払い残高を使うと、それ以上残高が減らないようになるので夕方から出掛ける時などに便利です。朝に1日乗り放題券を買うべきかその都度払うべきかで悩む必要がなくなりました。

クリスマスランチ(その2)

テーブルの準備が整い庭のテントから室内に移動。3つあるテーブルに分かれて座りました。今年はなんと社長達と総務兼会計兼人事部長と児童書部長と一緒のテーブルに座るはめになりました。というのも皐月さんがセールスサイドの社長の巌さんに「そこにかけたら?」と誘導されてしまって「断れなかった~。」って。ま~、毎回同席だったら「リラックス出来ない~!」と思うかもしれないけど1度位は・・・。実際巌さんが昔働いていた会社での経験など聞けて面白かったです。
 その会社では出版界では有名なある人がボスだったけれど、部下にもの凄く厳しく理不尽な事を言う人だったんだって。部下達の一番の敵は競合会社じゃなくて自分達のボスじゃないかっていう雰囲気だったそうです。だから巌さんはその人を反面教師に、自分の会社ではイジメとか足の引っ張り合いとかそういう悪い雰囲気の中で仕事をするのでは無く、役職あるなしに関わらずみんながお互いを尊重して良い雰囲気の中で働けるようにしたいと思ったそうです。だからこの夏律人さんもバサッと解雇されたんだな~。
 律人さんについては「彼が辞めてくれてホッとしている。」という感想をあちこちで聞きました。彼に比べて新しくプロダクション部長として入社した男性は信頼できる過去の職歴があり現在の仕事もできるし何より人柄が良くて一緒に働き易いといろいろな立場の人の口から聞きました。他にも3人位新しい女性社員が居たのですが同じテーブルに座った1人を除いて全く会話ができませんでした。もっと進んで話しかけに行けば良かったかな~。一応私なりに回遊はしていたんですけどね。
 スターターとメインの後はトイレから戻った機会に別のテーブルに座って、デザートもそこで食べてしまいました。プロダクション部で私の向かいに座っている沙弥子さんや絵奈さん、フリーの編集の氷左恵さん、産休中の私の代わりをしている時子さん、その他元々居た社員の人とは一通り話せました。デザイン部長の一平太さんと編集部長の徹乃さんとは食後にバーで。彼らは職場で向かい同士の席だし、こういう社交の場面でもいつも一緒、仲良しなんだな~。2人とも大好きなので末永く居て欲しいです。
 一平太さんには「ここは会員制のクラブだというからどんなかしらと期待して来たのに、端に壊れた家具が積んであったりして意外です。」と話したら「う~ん、たぶんアーチストの溜まり場らしくボヘミアンな雰囲気なのかな。気に入らない?」と言っていました。いや、別に良いんだけどその部屋に壁に飾ってある絵もゴーギャンのタヒチの女性の絵の蛍光色版って感じだし、廊下にある写真はどこかのストリップクラブかなんかので特に面白いとも思わなかったしね・・・。

肝心のお料理はおいしかったです!スターターに生ガキ、メインにビーフステーキをレアで、デザートにはフルーツサラダを注文しました。皐月さんは会社に居た頃から今日は具合が悪いと言っていて、私も7時半頃には少し気持ち悪くなって来たので早めに皐月さんと一緒に帰る事にしました。クラブを出たらちょうど後ろから総務兼会計兼人事部長の信之介さんが出て来た所。「会社の経費でタクシーに乗って帰って良いよ。」とタクシーを止めてくれました。駅から遠いしかなり冷え込んで居たのでこれは嬉しかった!
 久しぶりの会社の人達との社交はとても楽しかったし、「弥生が居ない間寂しかったよ。復帰してまた一緒に働けるのを楽しみにしてるよ。」と多くの人に言って貰ってジ~ン。それにしてもなんで気持ち悪くなったのかなと飲んだ物を思い出してみると・・・。シャンパン2杯、スターターと共に白ワイン2杯、メインと共に赤ワイン2杯、食後にベイリーズ1杯、最後にハーフパイント(300ml弱)の黒ビール。やっぱり違う種類の飲み物を混ぜたのが悪かったか。帰宅後水をたくさん飲んで寝たら二日酔いもしませんでしたが。