プレイデートと4?年会
もちろん大歓迎、学校が終わる時間に迎えに行き学童ではなくて我が家へ。
Gくんは響より1歳年上で彼のお兄ちゃんは香蓮のクラスメートだった。
居間の一方で男の子2人が仲良くテレビゲームで遊んでいる間に
もう一方の汚れ防止に敷いたブルーシートの上でマグはふて寝をしていた。
午後遅くになってから修理工場から電話があり透は車を取りに行った。
彼が戻ってきた所で私は夜7時からの4?年会に向かった。
4?年会の集まりはこの日はベイカー・ストリートにあるなんぶ亭で行われた。
まるで新橋駅近くのビルの地下食堂街みたいでしょう?
街の中心部になるのになぜかこの昭和感、場末感が良い~。
地下にはお座敷もあり店員さんも日本人でまるで日本に居るみたいだった。
メンバーはイギリス在住の日本人でみんな同じ昭和4?年に生まれた。
ひょっとしたら学年の区切りのその翌年の3月まで入っているかもしれないが
15年の歴史があるこの会では私は新入りなのでよく分からない。
マグ、怪我の治療中
車は修理中なのでマグを持ち運び用のカゴに入れて
透と一緒にバスに乗って最寄りの動物病院へと向かった。
獣医さんの見立てによると恐らくマグは2、3日前に
他のネコとケンカして左前足に傷を負った。
そこにばい菌が入って化膿して大きな膿の塊ができ痛んでいる。
治療法としては抗生物質を飲ませて膿の袋が自然に壊れて
膿が全部流れ出して完治するのを待つか
全身麻酔をして膿を切って出し更にそこに
膿排出用のパイプを一時的に設置するという二手。私達は後者を選んだ。
最初の70ポンド(約1万3000円)を払えば後は全て保険で賄われるの。
それを良い事にあまり必要はない検査も念の為とテンコ盛りにされた気が。
総額は430ポンドを超えた(約8万円)!
この保険では同じ怪我や病気の二度目はカバーされない。
今回は良いけれど次回からは8万円も自腹?!
マグは前にもケンカで目に傷がついて病院行きになったし。
これは今からペット治療代の積み立てを始めなくては。
あ~。ネコを飼うなんて誰の案?!
獣医さんからの説明では窓口で最初の70ポンドだけ払えば
残りは医院から保険会社に直接請求できるとの事だったのに
実は別途手数料20ポンド(約3千700円)がかるそう。
獣医さん手数料については全く言及していなかった。
大した金額ではないがそれなら保険会社とは自分でやり取りする。
既に一度やった事があって別に問題もなく大した手間でもなかった。
マグは傷口を舐めないように大きな襟をつけられ憮然とした表情。
もちろん外出禁止で薬の影響もありかなり落ち込んでいる。
脚や口で掻きたくてもガードのせいで届かない所を掻いてやった。
ホンダくんとマグの不調
ホンダくんが交差点の真ん中でバキッという音と共に壊れて動かなくなったそう。
親切な通りがかりの男性に後ろから押して貰い交差点から出て道端に駐車中だと。
ロードサービスのメンバーになっているのでそちらに電話して到着を待っていると。
響が一緒で優先度は高かった筈だが結局2時間待ちでサービスの人が到着した。
なんでもエンジンとタイヤを繋ぐ軸みたいなものが折れたそうで現場で修理は不可能、
近くの修理工場まで引っ張って行って貰い自宅まで車で送って貰ったそう。
話の流れから分かると思うが一応、ホンダくんは家の車の事である。
他にホンダクンタキンテ、オリバー、などといくつかのニックネームがある。
私の帰宅と同時に透と響も戻って来た。平日で明日も学校なのにもう夜10時半!
「響を早く寝かせないと~!」と焦りつつ家のドアを開けたらネコ達がお出迎え。
マグの動きがおかしい。左の前足を抱えこんでいて殆ど地面につけない。
そっと触ってみると腫れていて痛そうではあるがニャーと声を上げる程ではない。
たぶん骨折ではない。捻挫したのか。獣医さんに連れて行って診て貰わなくては。
こんな時車がないと不便だ。一晩で車とネコが重ねて不調に陥るなんて~。
トゥシューズの山
普段はメールやテキストの交換はほぼせずこうやって会った時に
お互いの家庭や職場などでの近況について報告しあう。
彼は今月末に親戚と会うために母親と一緒にサウス・アフリカに行くそう。
そこからサウス・アフリカでの彼の子ども時代の話になった。
サウス・アフリカの小学校は8時に始まって1時に終わるものだったので
10代半ばでイギリスに移住してきたら学校が3時半まっであって嫌だったそう。
あ、あと驚いたのが彼のサウス・アフリカの親戚がスカイプをやらない理由。
インターネットの線が銅線だったので盗まれてしまい
割高な携帯電話の回線を使ってネットに繋げなくてはいけないからだ。
現在では銅線の代わりにファイバーオプティック(プラスチック)の線が使われ
プラスチックの線には古物としての価値はないから今度は大丈夫そう。
でも彼の親戚たちが住んでいる地域にはまだしばらく普及しそうにないと!
今まで存在に気がついていなかったコベント・ガーデンのダンス用品店のショーウィンドー。
白色の電飾が列に垂らされているだけでごくさりげないクリスマス仕様になっている。
トゥシューズの踵を中心に綺麗に円状に並べられて2段に積まれている。
靴が大量にしかも積み上げてあるのは普段なかなか見かけない。なんだか不安になる。
アウシュビッツの強制収容所で犠牲になった人たちの靴の山の写真を連想したからだ。
本当か嘘か知らないけれど自殺する人がなぜか靴を脱ぐという印象があるので
ごくたまに道端に靴が両足分揃って落ちていても不穏な空気を感じてしまう。
ただ単に不法廃棄とかリサイクルに持っていく途中に落としたとかなのだろうけど。
コーヒーもクリスマス仕様。コスタの中サイズはかなり大きい。
逆にカフェ・ネロのは小さいそうだ。覚えておこう。
換気扇を取りに街中へ
先週のいつか料理をしようと換気扇のスイッチを入れたのに換気を始めない。
照明の機能は大丈夫なので電源はちゃんと繋がっている。たぶん換気のモーターが壊れた。
メーカーに連絡を取って修理の人を呼ぶこともできるだろうが
機能的には不満足だったので直してまで使う気がしなかった。
考えてみれば本体の値段は60ポンド(1万1160円)で格安だった。5年で寿命なのかも。
透がレビューをあれこれ見て選んだのは前のの約4倍の値段で性能も高いもの。
配送先を職場にしていたら思ったよりも大きくて重いものがやってきたので
渋滞税のかからない日曜日に車で会社まで取りに行った。
いつものブラックフライヤー・ブリッジではなくタワー・ブリッジを渡ってみた。
橋自体は何度見ても良いのだけれどその後河沿いの道が大混雑で。失敗だった。
持って帰った換気扇を開けてみると以前のよりも換気量が多いので
外に排気する為のパイプも太いのに取り替えないといけない事が判明。
ホームセンターに行って新しいパイプその他の部品を買うまで取り付けはできない。
柔術止めたい
響が柔術レッスンに通いだして早くも3年が過ぎた。初めの1年はほぼ私が引きずって行った。
そこまでしたのも一緒のクラスのお友だちが出来たしレッスン自体は楽しんでいたから。
出席率が一番良いせいで参加している年下クラスではトップレベルのベルトを持っている。
ところがここに来てまたレッスン前の「行きたくない。興味がない。」が始まった。
響は学校でのクラブにも一切入ってないし自ら公園に出かけて運動したりもしないし。
私と透で週末に散歩に行こう、カフェでケーキを食べようと誘っても嫌がるし。
今週はレッスン前に道着に着替えるように言われたのにちゃぶ台に向かっていた。
コピー用紙にJust Quit Now!とかI Hate Jujitsu!とか書いて切り取り家中に貼り付けた。
毎週なだめすかして着替えさせて連れて行くのに大分疲れてきて透は限界だと言う。
レッスンの後にクラスメートのCくんが急遽我が家にプレイデートに来る事になった。
玄関のドアを開けてホールで上着と靴を脱いでいたCくんが「これなあに?」と。
階段の手すりに貼り付けてある響が先に作ったI Hate Jujitsu!のメッセージを見たのだ。
「え~、なんでもない!」と慌てて家中を駆け回りメッセージを剥がして捨てる響。
恥ずかしがらずに堂々と「そう、止めたいから親に訴えてる。」と言えば良いのに。
本気でやめる気ではないのかそれとも単にそうやって争っている事を知られないだけ?
Coast
Coastって名詞では海岸だけれど動詞での意味は何だろう。
ヨットが海岸が見える距離をそれに沿って航行するところから
外洋に出る危険を冒さない、安全な水域から離れないで行く、
要するにスリルを追い求めず堅実に暮らすという事かな。
辞書を調べてみると以下の三つの意味が載っていた。
1 ソリなどで滑降する、自転車で惰性走行する
2 何の努力も苦労もせずにやっていく。
3 沿岸航行をする。
先を読み進めて行くと2番目の意味である事が分かった。
私が想像とはちょっと違ってた~。
香蓮の勉強も本格的に
こちらの中学卒業資格にあたるGCSEの勉強が始まってかなり苦心している。
GCSEではテストもあるそうだが学期中の提出物の評価の割合も高い。
香蓮は要領の良い方だが週に2日はカデットで19:00から21:00まで潰れるのに
複数の科目で大量の課題が出て一生懸命やっても終わらずに取り乱している。
美術の課題に追われて英語の作文の課題が終わらなかったので
連絡帳にその旨私たちから一筆書いて英語の先生に見せたら
他にも同様の生徒が多数おり英語の先生はご機嫌斜めだったそう。
それが金曜日で週末中ずっと家にこもり美術の課題をやりようやく終了。
ところが英語の課題の作文は途中までしか書けていなかった!
そこで香蓮に頼まれ月曜日の朝に「医者の予約がある。」と学校に電話、
朝の2時間ほどで作文を終わらせ英語の授業の終わりに学校に到着、
なんとか期限内に課題を提出する事ができた。なんという本末転倒な。
こんな事が習慣になっては困ると香蓮に話した。
カデットでの経験や取れる資格も重要だけれども学校の勉 強に支障が出るなら
一時期休むとか行く回数を減らすとか対策を取らなくてはいけない。










