ずっと観たかった作品をようやくレイト・ショーで観ることができた。これはいい。
およそ恋愛物というにはあまりにも痛すぎる（＆男がダメすぎる）が、自分のやる気のないかなりどん底の状態から、自分のやる気ではい上がるエネルギーに元気をもらった。
安藤サクラといえば『愛のむきだし』でのコイケ役とか『愛と誠』のガムコ役とか、相当女を捨ててる役が多いが、この映画ではしっかり女していて、映画の途中のセリフにある「お前変わったな」というのが実感できる作品。
ボクシングシーンでは、正直『ロッキー』より感動した（と言えば、世界のロッキー・ファンから石を投げられるだろうか）。
ラストシーンの爽やかさも好印象。ということで、明日の元気が欲しい人にはお勧めの映画。
★★★★★★★ (7/10)
『百円の恋』予告編