知っておけば役立つ給湯器のこと
■エコジョーズを選ぶ? それとも
エコジョーズについて 基礎編 と注意編 の2回でその特徴などを
お話してきました。
では、ガス給湯器は、従来のタイプとエコジョーズのどちらを
選べばよいのかをまとめていきます。
ここまでのブログを読んでいただけば、エコジョーズがこれからの
給湯器としておすすめだと感じたと思います。
ただ、エコジョーズを選べばどの家庭でも節約になったり、快適に
なったりする訳ではありません。
・節約のメリットがある場合とは
エコジョーズのメリットは、ガスの使用量が従来のタイプより
約15%程度減少することです。
前々回のブログで“一般家族であれば、年間のガス代が約6千円~1万円
節約に~~“と説明したことをもう少し詳しく解説します。
まず、同居家族が多ければ、ガス使用量も多いので、その分
節約のメリットも大きくなります。逆に、家族が少ない場合は、
ガス使用量もおのずと少なくなるので、金額的なメリットも少く。
次に、お風呂は、しっかり毎日お湯を貯めて入るのか、
シャワーで簡単に済ませるパターンが多いのかといった
ライフスタイルにも、関わってきます。
当然、お風呂を毎日貯めるのであれば、エコジョーズの節約メリットが
ポイントなってきます。
また、給湯器を使って床の温水暖房を使用しているのであれば、
この際に使用するガス代は大きいため、エコジョーズが適しています。
今使っているガスがプロパンガスであれば、都市ガスよりも単価が
高いこともあり、支払い額を削減するは、エコジョーズだと思います。
・節約のメリットがお得メリットになるには
さて、ここまでの内容でお気づきかもしれませんが、エコジョーズの
節約メリットをシッカリ受けられるのは、ガスの支払いが現在高めの
場合だともいえるのです。
エコジョーズは、設置費用が従来タイプとは、高くなりますが、この
交換費用の差額をガス代の節約で速く取り戻せれば、その先はお得に。
簡易的な方法ですが、今の年間ガス代から計算する方法をお教えします。
1:一年間のガス代を計算しておき、月の平均金額を出します。
※夏と冬では、ガス代が大きく違うので、平均金額を使います。
>>>>毎月12ヶ月分のガス代合計÷12=月の平均金額
2:給湯に使われるガスは約8割と言われていますので、先程の
月平均ガス代の80%を給湯器が使うとして計算します。
>>>>月の平均額×0.8(80%)=給湯器で使うガス代
3:月平均のガス代80%に対して、エコジョーズは約15%節約なので
この数字を掛ければ毎月の節約額が導き出されます。
>>>>給湯器で使うガス代×0.15(15%)=エコジョーズの毎月節約額
節約額がわかったところで、業社へエコジョーズと従来タイプの給湯器の
見積を設置工事含めてそれぞれ出してもらいましょう。
この場合、給湯器の性能(号数)は同レベルがよいでしょう。
当然、エコジョーズの方が金額は高いはずなので、ここで引き算をします。
>>>>従来タイプの見積-エコジョーズ見積=交換費用の差額
例えば、交換費用の差額が30,000円だとします。もしもエコジョーズに変えて
5年以降はお得になるとすると、毎月節約額が600円前後になっていれば
いいという計算が成り立ちます。
月節約額600円×12ヶ月=7,200円×5年=36,000円>交換差額30,000円
簡易的とはいえ、少し面倒かもしれません。ここまでしなくても思われる
かもしれませんが、給湯器は一度交換すると寿命は約10年です。
節約額が10年以上経過しないと交換差額に追いつかない場合は、
従来タイプで十分だともいえますので、長い目で見てしっかりと
お得のメリットを考えてみましょう。
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