知っておけば役立つ給湯器のこと
■そもそもエコジョーズって何?
最近のエネルギー価格上昇で、節約指向も今まで以上に
高まっています。
特に、お家の中のエネルギー消費量は、暖房についで給湯が2番目。
その給湯を担うのが給湯器。
以前から給湯のエネルギー消費を考える取り組みはガス、電気の
それぞれで進められてきていました。
今回お話するエコジョーズとは「潜熱回収型ガス給湯器」のネーミングを
ガス機器メーカーで統一した呼び名です。
このガス機器メーカー統一の名称でエコジョーズが登場したのは、2002年。
※機器自体は2000年から一部メーカーが発売開始
登場からはまだ20年を少し過ぎたばかりなのです。
とはいえ、業界としては2010年には「エコジョーズ宣言2013」として
2013年には、すべてのガス給湯器をエコジョーズにする目標まで
掲げらたほど。(まだこの目標は達成されていませんが…)
ちなみにエコジョーズは
ecology(エコロジー)
joint(ジョイント)
energy(エネルギー)
system(システム)
の頭文字を並べたもの。
では、ここからが本題です。
エコジョーズが、今までの給湯器よりも優れているポイントは熱効率。
熱効率とは、給湯器でいえば、ガスでどれだけのお湯を作れるかなのです。
ガスをたくさん使ってもあまりお湯が沸かないよりも、
少ないガスで、シッカリお湯が沸いたほうが良いは当たり前です。
ガス給湯器がお湯を沸かすシステムは、水が通る管をバーナーで熱します。
このバーナーから出る熱がお湯を沸かす効率は約80%、無駄になって
捨てられてしまう熱は200℃なのです。
エコジョーズの給湯器では、この200℃の熱も再利用できる仕組みを
組み込んでいるので、熱効率は95%にアップし、排熱も80℃まで下がるのです。
また13%のCO2を減らすことも。
熱効率が上がれば、ガスは節約でき、もっと広い視点で見ていくと
効率の良い燃焼システムはCO2削減ができるので
地球の温暖化防止までの大きなエコロジーの話までにつながるのです。
エコジョーズと普及タイプの給湯器の価格差は、販売当初から比べ、かなり
なくなってきています。昔はよく、「ガス代が安くなっても本体が高い…」
ということを言われていましたが今は、その幅も狭くなっています。
設置状況やガスの使い方によっても違ってきますが一般家族ならば、年間
のガス代は約6千円~1万円の節約になる計算になります。
結果として給湯器の寿命である10~15年で普及タイプよりもエコジョーズの
方が節約できる結果になります。
次回もエコジョーズについて、続きのお話していきます。
雑学かもしれませんが、知っておけば、きっと役立つと思います。
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