知っておけば役立つ給湯器のこと


■お湯を作るのに必要なエネルギー源は?

前回のブログでは、給湯器の種類についてお話してきました。
今回は、給湯器が使うエネルギー源です。

タイトルのように一般家庭で使う給湯器のエネルギー源は
ガスと電気(一部石油の場合も)。

実は、このガスと電気それぞれでも種類があるので、基礎知識として
覚えておいたほうがよいことをまとめていきます。
ガスから電気へ、電気からガスへ といったエネルギー源を入れ替える
場合だけではなく、知っておけばお役に立つことをお話します。

・使っているガスの種類知っていますか

この質問については、多分簡単に答えが出ると思いますが、もう一歩先まで。
ガスにはご存知の通り「都市ガス」か「プロパンガス」の2種類。
「LPガス」「LPG」と呼ばれているものも「プロパンガス」です。

今使っているガスがどちらか確認するのは、とても簡単。

 ガスタンクを定期的に運んでくれるのが「プロパンガス」

 地下の配管を家に通してガスを供給しているのが「都市ガス」

普段から使ってるものなので、ここまではほとんど当たり前。
では、もう少し詳しいことを続けます。

「プロパンガス」は日本全国同じ成分のものがガスタンクに入っています。


「都市ガス」は、成分の違ういくつかの種類があり、
東京ガスや大阪ガスなどの大きな会社では13A・12Aというガス種を供給して
いますが、6Aや5Cなどのガス種を使っている会社も。

大きくふたつに分類され、さらに成分によって細かい分けられるガスは
その種類に適した器具を選ぶ必要があります。

古い給湯器を新しく交換するのであれば、今使っている給湯器がどのガス種か
確認するだけで問題はないのですが、「プロパンガス」から「都市ガス」
へ切り替える場合は、給湯器も含め、ガス機器すべてを交換する必要が
でてきます。

最近は、給湯器を交換する時にネット注文する方も多くなってきました。
ネット注文の際に「プロパンガス」か「都市ガス」を間違えてしまうと
給湯器が取り付けられず、痛い出費を覚悟しなければいけません。
また、「都市ガス」の場合は、ガス種によって対応機種がラインアップ
されていないことがあるので、注意が必要です。

・電気にも種類があるのです

普段、家の中で使っている電気は何Vでしょう。そうです100V。
こちらも簡単な質問でしたが、お風呂にお湯をはれるような
給湯器はというと、200Vを使っています。

今設置されている給湯器のタイプが電気仕様であれば、当たり前のお話。
けれど、今までのガス給湯器から、新しい給湯器を電気にしたいと思った場合、
は電気工事が必要になってきます。
ガスから電気の給湯器へ交換するかたちで見積もりを業社へお願いした際は
項目に電気工事費として200Vに関することが記載されているはずです。
もしも省略されているようであれば、しっかり確認しておきましょう。

なお、一般家庭では、100Vや200Vにかかわらず、基本的に電力会社との契約を
新しくする必要はありません。
(ただし契約アンペア数が低い場合は高いアンペア数への変更とブレーカー交換が
 必要になることがあります)

給湯器のエネルギー源=お家で使うエネルギー源でもあり、前回お話したように
一般の家庭で使うエネルギーのうち、4分の1程度は給湯が占めています。
今回のブログでガスと電気の種類についておわかりいただけましたでしょうか。
 

 

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