知っておけば役立つ給湯器のこと



■当たり前のように使えているお湯を作るのは


温かいお湯でお皿洗い、お風呂にたっぷりお湯を張ってリラックス。

毎日の生活に欠かすことができないお湯が使えるのは
給湯器があるからこそ。
でも、もしこのお湯が使えなくなったら…

お湯が使えない=給湯器が壊れた

こんな状況になってからアタフタと新しい給湯器に交換することが実際。
また、よく考えず交換したことで、使い勝手や光熱費に後悔することも。
一度新しくしてしまうと、お付き合いは10年以上になる給湯器。

一般の家庭で使うエネルギーのうち、4分の1程度は給湯が占めています。
少しでも色々なことを知っておけば、後悔のない交換ができるはずです。

まずは給湯器の種類のお話から

ちょっと昔だと、台所には瞬間湯沸かし器、お風呂には風呂釜があって
それぞれから別々にお湯を出していました。
しかし今は、ほとんどの住宅で一台の給湯器が台所から洗面所、
お風呂までのお湯を作り出しています。

今回は、一台でお湯を作り出している給湯器の種類を説明していきます。

・ガス給湯器
 ガスの火力を使ってお水を温めます。
 お湯を作り出すスピードが割と早く、お湯を作る時だけガスに火をつけて
 お湯を作る瞬間湯沸かしタイプなのでガスの無駄づかいはありません。

 ただ、給湯器自体の価格や設置コストなどは安いのですが、ランニング
 コスト面からみると他の機器よりも高くなっています。

・エコジョーズ
 ガスを使ってお湯を作るのですが、従来のものより効率がよく、

 ガス使用量が少くなくなるように設計されています。

 具体的には、ガスを燃やして直接お水を温めるだけでなく、

 その際に出る排気熱もお水を温めることに使えるようにしています。

 価格は高い傾向になりますが、設置後のガス代は今までより

 下げられると思います。

 2005年度の出荷台数は約15万台だったものが2020年3月末では
 累計で約1000万台にまで伸びていることから、省エネ意識の高まりが
 見えてきます。

ガス給湯器の設置比率は、集合住宅で約9割、戸建ては約5割の世帯。
戸建ての約5割は意外と少ないと感じるかもしれません。


・電気温水器
 電気の力でヒーターなどを発熱させてお湯を作ります。
 ガスのように火を使わないため、安全で、運転音も静かです。

 お湯をあらかじめ沸かしておいて、貯湯タンクにためておくタイプと
 ガス給湯器と同様に使いたいタイミングでお湯を作るタイプのふたつ。

 貯湯タイプの場合、電気代が下がる夜間料金を使って

 夜にお湯を貯めておけば節約にもつながりますが、

 お湯を使いすぎると、湯切れ状態になるので注意が 必要です。
 
・エコキュート
 電気を使っているのですが、こちらはヒートポンプの仕組みで熱を発生させ
 お湯を作ります。

 ヒーターなどを発熱させるよりも高い効率で熱を取り出せるメリットが

 あります。(ヒートポンプの説明は少しむずかしいので省略します)

 エコキュートは、お湯を貯めておくための貯湯タンクが一体になっているので

 サイズがあり設置場所を とってしまいますが、他の給湯器よりも

 大幅に給湯コストを抑えることができます。

 また当然のことながら火を使っていないので安心感があります。

オール電化の普及とともに、電気を使った給湯、特にエコキュートの需要が
大きく伸びてきていましたが、ここ最近のエネルギー価格上昇がどのように
影響していくのか、見極めが必要になってきています。


今挙げた以外にも、ガス給湯器と電気温水器のメリットを合わせた

ハイブリッド給湯器やガスよりもよりお湯を作り出す速度が早い石油(灯油)を

使った給湯器などもあります。

これからのブログでは、おもにガスと電気を使った給湯について
進めていこうと思っています。
 

 

■■お風呂リフォームで”仮設のお風呂”無料貸し出し中■■

リフォームのコウノではお風呂リフォームを依頼されたお客様に

仮設のお風呂を無料で貸し出しています(光熱費は実費)。

※設置スペースが確保できる場合のみ

 

■ブログ読み終わりましたら、下のボタンをプチッとしていただくと嬉しいです。

にほんブログ村 住まいブログ リフォーム(業者)へ
にほんブログ村

 

■今月の目玉商品のチェックをお忘れなく!!