砕氷艦しらせ | カ素ブログ

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お出掛けレポート中心。科博多め。気が向いたらオモチャのレビュー。

 

 

時系列的にこのつづきです。

 

 

 

「横浜トリエンナーレ」を一応一通り見終えて馬車道駅のカフェで休憩。

 

まだ無料で観覧できる所が幾つか残ってるんですが正直もう脚が限界で…。でも見たい気持ちもあってホットドックを食べながら葛藤すること暫し。

 

「元町・中華街駅」構内の通路に作品展示があるのでそれは行ってみようかと。

んでまぁ見るには見ましたが、人通りが多いので写真は撮れませんでした。

で、せっかくここまで来たのであればその後の「ガンダムファクトリー」も見に行くかと。

 

ファクトリー前に来たらやたらと桟橋の向こうからヒトが流れてくる。

なんだろう?と思いながらも取り敢えずガンダムの状態を見に行くと…。

 

もう首が無い…。これを見た時はけっこう寂しさを感じましたね。

 

思っていた以上に解体が進んでいました。因みに4月13日時点での状態です。現在ガンダム本体はすでに解体が終わり、ドックタワーの解体に移っているようです。

 

 

 

 

で、ヒトの流れの正体は桟橋に繋留されていた「砕氷艦しらせ」の一般公開でした。これ、私はまったく知らなくてホントにたまたまでした。

 

「砕氷艦しらせ」は海上自衛隊が運用する船で、南極観測隊の人員や物資の輸送を任務としています。

初めて見ましたけど、えらいデカさ。

 

何の情報も無いまま何となく行列に並んでしまいましたが、そこからの待ち時間が約1時間との事。トリエンナーレで歩き回って疲れてもいたし半ば「どうしよう…」と思いながらそのまま流れに身を任せていました。

 

結果1時間かからず乗船出来ました。まあ、それなりには待ちましたけど。

 

過去博物館船の類は幾つか見てきましたが、今回はまだ現役の船なので「使ってる感じ」があってまた趣が違います。

 

 

思えばガンダムファクトリーで山下埠頭は何度か来てますが、ここまで奥に来た事は初めてです。これもなかなか貴重な体験。

 

しらせの後部甲板。ヘリが離発着するのでかなり広いです。

 

ヘリ格納庫の中も見学できました。

 

ヘリを2機格納できるので格納庫内もかなり広い。天井も高い。

 

 

南極の石や氷も展示され自衛官の方が色々説明してくれました。

 

格納庫のある後方甲板から右舷を通って前方甲板へ。

 

前方甲板には巨大なクレーンが2基。

 

この時は分からなかったんですが、艦の両舷にもそれぞれ大型クレーンがあります。現場で見た時はデカ過ぎてクレーンと思ってなかった。

 

前方甲板から左舷に回って階段を登り…。

 

階段を登り…。やっぱデカイはこの船。

 

艦の「操舵室」へ。ヤバイカッコいい。小学生並みの語彙になっちゃう。

 

 

いやカッコいい。光るスイッチ類がまたカッコいい。

 

 

 

上の黄色いシートが左舷側、赤いシートが右舷側にあり、赤い方が艦長のシートだそうです。

 

操舵室の壁側も色々と興味深い。

 

 

興奮のピークだった操舵室見学を終えて名残惜しくも下船の時間です。

 

一応一般開放は16時までで私は上手いこと最終組に間に合ったんですが、他にも見学希望者が多かったためか結局17時過ぎまで見学させて頂けました。

 

翌日も一般公開があるそうで。自衛隊の皆さま、ホントにお疲れ様でした m(_ _)m (←もうコレ使うヒトいませんかね)

 

今回の「砕氷艦しらせ」一般公開に出くわしたのは全くの偶然でしたが、非常に貴重な体験をする事が出来てホントにラッキーでした。たまにはこんないい事もあるんだな。

 

ガンダムを見に来た事での偶然。営業終了してもなお楽しませて頂いて、ホントに有り難う。な気持ちです。