深海魚と幼魚 | カ素ブログ

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お出掛けレポート中心。科博多め。気が向いたらオモチャのレビュー。

 

私はとにかく人混みと行列が苦手なので例年ですとゴールデンウイークは基本あまり出掛けないんですが、今年は少し頑張ってみました。なぜそうしようと思ったのかは自分でもよく分かりませんが、がんばりました。

 

で、その1日目。とは言えやっぱり人混みがコワイので一日早い4月28日に有休を取得。なるべく人混みを避ける目論見のもと、東海道線に乗って「沼津駅」に到着。ここからバスに乗り換えます。

 

東海バスに乗って10分ほどで「沼津港深海水族館」に到着。2015年以来、8年ぶりです()。

 

そう言えば入口がゴージャスになってる。写真見てから気付きました。

 

 

最近はどこの水族館も深海生物のコーナーがありますが、やはりここはパイオニアだけあって独自性の際立つ展示が多いです。楽しい。

 

 

 

「ボロカサゴ」。ヒラヒラかわいい。

 

 

 

チンアナゴのこういう展示も珍しい。

 

平日とは言えそこそこヒトはいました。GWは更に混雑していたみたいで、この日に来たのはそれなりに正解でした。

 

タカアシガニの水槽。ここ現地でもちょっと「?」って思ったんですが、以前訪れた時から中のレイアウトが変わってるんですね。遺跡風になってるし、照明もかなり暗めになってる。

 

こちらは2013年に訪れた時の写真。全然違うもの。

 

タカアシガニ、上に乗っかられたり脚の下に潜られたりしがち。よく見る。

 

そして沼津港深海水族館と言えばこの「シーラカンスミュージアム」

 

ここも多少展示が変化していて、4mあるシーラカンスの近縁種「マウソニア」の復元図なんかも。

 

そしていよいよ冷凍「シーラカンス」と8年ぶりの再会。

 

大変ご無沙汰しておりましたシーラカンス師匠。

 

 

 

剥製シーラカンスも8年ぶり。

 

8年前には気付かなかった”縫い目”を発見。

 

深海性のサメの剥製群。これも8年前には無かった展示です。

 

さらにその横には5mの「メガマウス」の剥製。2020年から展示されているようです。デカい。

 

そんなこんなで8年ぶりの深海水族館を堪能しました。やっぱり楽しいです、この水族館。

 

 

 

 

 

 

時刻はちょうどお昼。せっかく沼津港に来てるんだからお魚食べるでしょうよ。てことで水族館から少し歩いた所にある「魚河岸 丸天」へ。沼津に来る前にたまたまTVK(テレビ神奈川)でCMを見てそれから行こうと決めてました。

 

丸天と言えばそそり立つかき揚げ丼が有名ですが、食べきる自信が無かったので上天丼を注文。でもこれもまあまあボリュームありました。大変美味しゅうございました。

 

予想外の満腹状態。ここから沼津駅に戻って次の場所に移動するつもりでしたが、このままバスに乗ったらリバースしそうでコワかったので腹ごなしにもう少し沼津を散策する作戦に。

 

水族館から5分程歩いた所にある「港口公園」。天気が良すぎてちょっともう暑いよ。

 

公園内でくつろいでいるネコに癒されたりしつつ…。

 

沼津港大型展望水門「びゅうお」に到着。過去2回沼津港に来ていて気になってはいたけど何故か来た事が無かったので今回満を持して来てみました。近くで見るとデカい。

 

水族館のある方面。以前沼津港に来た時は水族館を練り歩いて疲れちゃってここまで登る気力が無かったのよね。

 

 

駿河湾がキラキラして非常にキレイ。やっぱり展望台は晴れてる日に限る。

 

 

富士山は雲がかかって山頂は見えず。それもまた良し。

 

初めて登りましたけどなかなか良かったです。夕暮れ時なんかも良さそう。

 

 

 

 

 

腹ごなしも出来たのでバスで沼津駅、そこから東海道線で三島駅へ。

駅前は外国人だらけでした。インバウンド。

 

ここからまたバスに乗車して約15分ほど。

 

「サントムーン柿田川」に到着。3棟からなる大きなショッピングセンターです。

 

「オアシス」という棟の3階にある「幼魚水族館」に行ってきました。

昨年の7月に開館した超新しい水族館です。

 

館長の「鈴木香里武」さんは金髪ロン毛の麗し系ルックスで昨年メディアでもよく取り上げられていたのを見てました。

まあ、そこに引っ掛かったわけではなく純粋にどんな展示があるのか興味があったので今回来てみました。

 

ミズクラゲの他にも変な形のがいるな、と思ったらビニール袋をわざと入れてます。ウミガメがビニール袋をクラゲと間違えて食べてしまうとよく聞きますが、確かにこうして一緒に漂ってると人間でも誤認してしまいます。

 

そして幼魚水族館なので幼魚がいっぱい。

 

 

沼津港深海水族館でも見た「ボロカサゴ」がここにも。こちらはまたキレイな紫色。

 

「セミホウボウ」の幼魚。この子がまたなんだか装飾性が高くて非常に可愛らしい。

 

泳ぐ姿もカワイイ。正面から見た顔面はハート型してます。

 

「イロカエルアンコウ」の赤ちゃん。体長5ミリも無いくらい小さいんですが、ヨチヨチと歩く姿がたまらなく可愛くてしばらく見いってました。

 

 

成魚もわりかしカワイイ。

 

 

 

 

パッと見て形すら分からない幼魚の群れ。すっごく動いてるけど”粒”にしか見えない。

 

平日夕刻前くらいの時間だったんですが、入館した時はお客さん私だけでした。土日はどのくらいヒトが来てるんだろう?

 

「幼魚水族館」と言うだけあってホントに幼魚だらけ、小さなお魚だらけで想像以上に面白かったです。

成魚との比較があったり、よく知る魚の幼魚がいたりと案外普通の水族館では見ないような展示が多くて楽しめました。