【沖縄探訪①】首里城公園~玉陵 | カ素ブログ

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午前6時45分、羽田空港を離陸して沖縄那覇空港へ。

昨年の北海道は雨の羽田で少々残念でしたが、今回は晴天で景色も素晴らしいです。

 

3時間強で沖縄那覇空港に到着。個人的には10年以上ぶりの沖縄です。

横浜は寒かったですが那覇はやっぱりちょっと気温高い、気がする。

 

空港の1階ロビーに美ら海水族館絡みの水槽が。

でまあ沖縄に来てるわけですから当然行きます、美ら海水族館。次の日行きます。

 

沖縄唯一の公共交通機関「ゆいレール」。今回はこのゆいレールを軸にいろいろ見て回る計画です。

 

那覇空港駅からいきなり終着の首里駅へ。

端から端まで乗っても30分かからないコンパクトなモノレールです。

 

首里駅ということで目的は当然「首里城公園」です。↑首里城ぽいトイレ。

首里駅からの道ほどから何となく辿り着いてココが首里城公園だと思ってましたが、あとで地図見たらココは「上の毛公園」という所でした。まだ首里城公園じゃなかった。

 

しばらく歩いていると立派な石積みが。曲線が美しい。

 

側面は段差が無く非常にフラットなんですが、角にあたる部分は丸みがあり頂点の部分に独特のせり出しがある。お城の城郭とはまた違うあまり見た事の無い石積み。面白い。

 

それがくねくねと半ば蛇行しながらずっと続いてます。これはなかなかスゴイ。

どうでもいいけどどこからが首里城公園なんでしょうか?

 

城郭沿いに歩いて行くと「久慶門」に。あとで調べたらこの門は首里城の“通用口”にあたる門だったようで、事前調べをしない私がよくやる「お城に裏口から入る」を沖縄でもやってます。調べないから。

 

「瑞泉門」「漏刻門」を経て「広福門」へ。

 

朱っかいよ。すごい綺麗な朱色。

 

朱さもいいんだけど奥の屋根が複雑に絡み合ってる感じもまたなんかいい。いいよ。

 

そして到着した正殿のある御庭。“おにわ”って呼んじゃったけど “うなー”と言います。

第一印象、「テレビで見たー!」ですもう。スゲー広い。

 

正殿側から「奉神門」を望む。床のシマシマ具合がまた普通の城では見る事の無い独特感。

てかこれだけの面積のシマシマ自体なかなか見ないし。なんかもう異空間感。

 

そして「正殿」。さすがにデカい。ちょうど漆を塗り替える補修工事期間だったので、一階正面側が書き割りだったのがちょっと残念だしたが。調べないから。

 

正殿二階にあたる正面側のカラフルさ。ここは書き割りではありません。

素人目に見ても明らかに日本本土の城と異なるデザイン。やはり中国文化の影響を強く感じます。

 

正殿の内部は基本的に撮影NGですが、一部OKな所もあります。

二階にある「御差床(うさすか)」と言われる間。王座がある儀礼の間だそうです。装飾の見事さ。

 

北殿内にある御庭のジオラマ。こんな感じで式典などが行われていた事が分かります。

 

北殿の出口からの眺望。下に見える城郭のうねり具合が非常にいい具合です。

 

 

やっぱりこの城郭が素晴らしい。首里城は戦争で殆ど焼けてしまっているので大部分は復元だそうですが、にしてもこの城郭の美しさは見事です。

 

空が晴れてきて青空になってきました。これが見たかった。

予報では滞在の三日間あまりいい天候は期待できない状況だったので、この晴れ間はすごく嬉しい。

 

 

裏口から首里城に入っちゃったんで第一の門になる「歓会門」から首里城をあとにします。

堅牢な門の感じが雰囲気出しまくり。首里駅からもう少し歩けばここからの入場だったんですが、焦るから裏口入場するというオレにありがちな事象。なぜ焦る。

 

歓会門の手前にある「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」、世界遺産です。

雰囲気がスゴイ。あと名前覚えられない。

 

首里城はぜひ見たいと思っていた所でしたが、想像以上に異空間でした。

沖縄らしいと言えばらしいんですが中国っぽくもあり、なんとも独特な感じが面白いです。

散々テレビとかでも紹介されて何となくの情報はありましたが、実際に来て見ると全く印象が違います。

 

 

「首里城公園」公式HP

http://oki-park.jp/shurijo/

 

 

 

 

首里城をあとにして寒川通りをしばらく歩くと「玉陵(たまうどぅん)」の入口に到着。

周りはそれほど観光地ぽい感じじゃなくて意外。ここも沖縄で見たかった場所のひとつです。

 

券売所の地下にある展示資料を見てからいよいよ玉陵へ。ここもまた雰囲気抜群。

 

道の途中で見るガジュマルの樹がまたスゴイ雰囲気。首里城からとにかく色んな雰囲気にやられてます。

 

玉陵の前に到着。ここの石積みもまたキレイ。ここは真っ直ぐな石積みでキレイ。

 

石積みの中央にある第一の門から中へ。ちょっと神聖な気持ちになります。

 

第二の門をくぐりさらに中へ。門は小さめで少しかがまないと頭を打ちます。

 

そしていよいよ玉陵との対峙。なんだかとにかくその雰囲気に圧倒されます。

琉球国王が葬られている陵墓と言う事もあるのか分かりませんが、妙な緊張感を感じる、気がする。

 

琉球王朝の特徴なんでしょうか?首里城からとにかく石積みが見事で見惚れます。

琉球王朝の文化の高さを空気感から感じれた気がします。ホント呑まれます、空気に。

 

 

首里城は観光客が沢山いて(自分も)けっこうガヤガヤしてましたが、玉陵はほとんど観光客がいませんでした。ほぼ私ひとりで見れたので空気感にどっぷり浸れました。すごい良かった。

 

 

「玉陵/那覇市」公式HP

http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/kyouikubunkazai/bunkazai/

 

 

 

 

首里城といい玉陵といいとにかく雰囲気が良かった。沖縄感と言うよりは異国館、異世界感がスゴイ。

それが“沖縄”の持つ文化的特徴のひとつなのかとも思いました。とにかく来て見て良かった。

 

沖縄探訪➁に続きます。