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給食費 払ってくれへん

 読者の皆さん、しばらく更新をサボっていましたこと、この場をお借りしてお詫びいたします。


 大阪市立の全297小学校で2010年度末現在、保護者に支払い能力があるのに未納となっている給食費が約4890万円に上っている。催促しても、保護者が「ケータイの支払いが先」「義務教育なので無料のはず」などと渋るケースが続出。市教委が支払い督促の申し立てなど法的措置を取ったのは4%の約215万円にとどまっており、市の外部監査を担当した公認会計士は積極的に請求するように求めている。

                                           【林由紀子】

 

 という記事が毎日新聞(大阪版)3月3日付の夕刊の1面を飾っていました。


 小中学校は確かに義務教育ですが、給食費については保護者が負担することになっています。

 さらに記事を読み進めていくと、「電話や文書で督促しても応答がない」「督促に対し『学校に行く』と返事したのに現れない」「夏休みに職場まで行ったが払わない」などの例が相次いでいて、保護者の中には「給食制度に反対」だとして給食費の支払いを拒む人もいるそうです。


 「こういうことをしている保護者の姿を、その保護者の子どもたちはどのような思いで見つめているのだろうか?」と思うと、「嫌な世の中になってしまったもんやなぁ」と思わずにはいられません。

 また、いわゆる、「ただ食い」の状態で給食を食べている、その保護者の子どもたちは、どんな思いで給食を食べているんだろうか?とも思うと、何だかいたたまれないような気持ちになってしまいます。

 

 支払い能力があるのに、給食費を払わないことに関して、僕には、その保護者に対して明らかに「悪意」があるとしか思えません。

 「つい、うっかり」で、何ヶ月も支払わない状態を続けることはできないと思うからです。


 給食費を支払わない理由についても、「給食制度に反対だから」というのは、「屁理屈の最たるもの」かもしれないですね。

 給食制度に反対と言うのなら、日本国には住めないでしょうし、昼食の時、めいめいが自宅で昼食を摂るヨーロッパ各国でしか住めないことになってしまいますからね。

 給食費を滞納している保護者は、おそらく、そんな覚悟を持って発言しているとは到底思えないのですが…。


 最近は、我が子かわいさのあまり、学校に対して過剰に不当な要求を突きつけてくる、いわゆる、「モンスターペアレント」が増えてきたと言いますが、給食費を滞納している保護者の中にも「モンスターペアレント」は少なくないかもしれません。

 「モンスターペアレント」要求だけは人一倍にするくせに、義務は守れない人たちのことです


 学校というところは、いや、家庭でもそうかもしれませんが、子どもたちに対して「社会で生きていくためには、時には自分のしたいことを我慢しなければならない場合もあるということを教えていかなければならない場なのに、そのことをしっかりと教え込まずに社会に送り出してしまうと、「ゴネといたら、最後は絶対に自分の思いどおりになるんや」と考える大人が増えることになってしまいます。


 「古き良き日本人の美徳」である、「助け合いの精神」が崩壊してしまい、「自分さえ良かったら、日本の国なんかどうでもええねん」と考える大人だらけになってしまったら…と考えると、関係各所は早々に手を打たないと、「給食費の未払い」は日本の将来をも左右しかねないことになりそうな気がしています。