僕と野球・私と政治 -3ページ目

「友人」への配慮

 「あの日」――東日本が大規模な地震に襲われてから、一昨日の3月11日で一年が経過しました。

 この日、東京の国立劇場では、「東日本大震災一周年追悼式」が天皇・皇后両陛下の御臨席を仰いでとり行われました。

 この追悼式に台湾代表の方もご出席なさっていたんですが、あろうことか、政府が台湾代表の方に用意したのは「その他団体の代表者」が座る2階席。

 また、外国代表の指名献花にも参加していただくことをしなかったのです。


 台湾には、東日本大震災の時には日本のために200億円もの義捐金を用意していただき、被災者の方々への支援に大きな役割を果たしていただいた「恩義」があります。

 ところが、日本は台湾を「国家」として認めていないことも影響しているのかもしれないですが、このことが理由となって今回のような措置をとったものと思われますが、これはあまりにも「礼を失した行為」であるように思えてなりません。


 日本は、太平洋戦争時に台湾を「租借」したという過去がありますが、台湾の皆さんの多くはそんな日本のことを憎んだり恨んだりするのではなく、「日本人と同様の教育をしてもらった」と感謝をしている方も少なくないと言われていています。

 そんな「親日」の念を抱き続けてくださっている台湾の人たちの神経を逆撫でするような、今回の日本政府の仕打ちに、僕は怒りを抑えることができません。


 こうした「礼を失したこと」を繰り返していると、日本はどこの国からも相手にされなくなるのではないか?という危惧を、僕は抱かずにはいられません。