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阪神タイガース 借金11…

 一昨日の日曜日、阪神タイガースオリックスバファローズに14-3と大敗し、とうとう借金が11にまで膨らんでしまいました。

 阪神タイガースが借金11、広島東洋カープも10連敗と、「何から何まで真っ暗闇よ…」の歌いだしで始まる鶴田浩二さんの「傷だらけの人生」のようなチーム状態に両チームとも陥っています。


 カープの10連敗については昨日書き記しましたので、今日は阪神タイガースの「借金11」について書いてみたいと思います。

 

 一昨日の試合で、阪神タイガースは1回の表にオリックスT-岡田選手の先制3ランホームランをはじめ5点を失いました。

 「打てない」タイガース打線にとって、「よーいドン!」で5点のビハインドは非常につらいものでした。

 その裏の攻撃でノーアウト満塁から内野ゴロ2つで2点を返したものの、2回の表の2失点で事実上負けが決まってしまいました。


 この試合は、久保康友投手が先発ピッチャーを務めました。

 彼は昨年、エースクラスの活躍を見せました。しかし、今シーズンはなかなか勝ち星に恵まれない展開が続いていました。

 一昨日は1回の表から久保投手の持ち味であるコントロールが悪く、「らしくない」ピッチングではありました。

 僕は何が原因かはわからないものの、「何かおかしいな?」と思ってTVを見ていましたが、試合が終わった後、実は脇腹を痛めていたことが発覚、2軍落ちが発表されました。

 

 僕が問題にしたいのは、この後のことなんです。


 実はこの試合が始まる前、久保投手は脇腹に違和感を感じていたそうで、そのまま登板していたことになります。

 久保投手はどちらかというと責任感が強い投手という認識を持っていますので、痛みをおして登板した気持ちはわからないでもないのですが、コンディションが万全ではないことは自分でわかっていたのであれば、担当の久保康生ピッチングコーチか山口高志ピッチングコーチに「僕の体調が万全ではないので、今日は早めにブルペンで2番手以降のピッチャーを用意しておいてください」と声をかけておいていても良かったのではないか?という疑問がわきあがりました。

 

 一ピッチャーがコーチに対して良い報告ではないので言い難いのかもしれないですが、そういうことを言える雰囲気にないとなれば、これは首脳陣と選手たちとの関係に問題があるのではないかと言わざるを得なくなってきます。

 一般企業でもそうですが、入社したら、上司に対しては「報告・連絡・相談」を行う、いわゆる「ほうれんそう」を叩き込まれます。

 ということは、タイガースでは「ほうれんそう」が徹底されていなかったの?ということで、「組織としての風通しが良くないんじゃないか?」そう勘繰られてもおかしくない出来事ではありました。


 あるいは、主力選手たちの年俸が1億円を超える選手が多くいるタイガースですから、コーチたちは選手に遠慮があるのでしょうか?


 そして、この日しかタイガースの試合を生で観戦することができないファンの人たちにしてみれば、3-14の完敗は残念この上ない結果です。

 その日登板するピッチャーが万全ではない状態でマウンドに上がったとなると勝てる確率が低くなります。

 そんな「始めから負ける確率が高い」試合を見せられ、 「私の日曜日を返して!」というファンの悲痛な叫びもありました。

 現場の人たちはこんなファンの声をどう思っているのでしょうか?

 タイガース球団にはこんな「ファンの声」にも耳を傾けてほしいのです!

 

 野球は団体競技ですから、一人でも良い状態でなければ勝利をつかむことはできませんし、みんなが「勝つ」「優勝する」という同じ方向を向いて仕事をしなければいけません。

 ファンは常に監督・コーチ・選手・ファンみんなで一つの目標(日本一)に向かってみんなで日本一を勝ち取りたいと願っているのです。


 パシフィックリーグの各球団や、市民球団といわれる広島東洋カープはそういったファンの気持ちを大切に考えて「みんなで日本一になりましょう!」という考え方でファンの人たちと接しています。


 タイガース球団に対して、もっともっと「ファンとともに」という考え方を持ってほしい――今、チームが悪い状況だけにこのことが一番大切なのではないでしょうか。