今日の授業ではテストを行いました。
 

 

はい、文字通りのペーパーテストです。
 

 

ただ、学生を評価するのが目的ではなく、4月からやってきたことがどこまで理解されているかを私が把握するのがねらいです。
 

 

学生には月曜日に伝えたんですが、テストと言うだけで雰囲気が引き締まるのって面白いですね。
 

 

それだけ真面目に取り組もうという姿勢はいいことです(笑)





テストの内容は、構図の作り方や撮影現場の役割分担などについてです。
 

 

さらに突っ込んで、以下のような設問もあります。


【構図と画角の違いをそれぞれ説明せよ。】

 

TMSの学生には「動画クリエイター」ではなく、幅広いジャンルで長く活躍できる「映像制作者」になってもらいたいんです。
 

 

なんとなく流行りの用語をこれみよがしに使うのではなく、その用語の起源や正式名称も理解をすることを徹底しています。


この設問の解答例は……


構図:意図をもって視界を切り取ること。撮影者の意図によって決まる主観的な要素(映す)。
 

 

画角:レンズに映っている範囲。レンズやカメラの性能によって決まる客観的な要素(映る)。


です。
 

 

授業では実践を交えて丁寧に教えていたので、この答えは全員出来ていました。


テストの平均点は55。
 

 

65~70点を想定して作ったんですが、ちょっと残念……
 

 

それでもちゃんと取り組んでいたので、一安心をしているところです。


次回からはドキュメンタリー制作に入っていきます。
 

 

気合いを入れていきましょう!

 

本日は上映会の振り返りです

 

 

学生において自分の作品を振り返るのは一番の勉強材料です

 

 

今年の上映会はいい作品が多く褒めるポイントが多かったので気持ちのいい振り返りになりました

 

 

 

 

もちろん改善ポイントも多く、自分からは主に編集についてと、思いつく箇所では演出・構成について話しました

 

 

みんな真剣にアドバイスを聞いていました

 

 

作ったばかりの作品についてだったので実感を伴った理解をしてもらえれば狙い通りです

 

 

もっといい作品を作れるようになりましょう

お盆休みが明けて、今日は最初の授業。

 


夏の発表会の振り返りから始めたのですが、とてもいい雰囲気。
 

 

夏休み明けはモチベーションが落ちがちですが、今年の学生はそんなことはなく一安心。


 

 

授業の後半は、いわゆる「エンドロールの作り方」について。

 


映画やドラマの終わりに流れるスタッフキャストの一覧表です。
 

 

正しくは「クレジットタイトル」というのですが、下から上にスクロールするのが一般化してからは「エンドロール」という呼び方が一般化しています。


 

今日の授業では、順番の付け方やどんな役職があるかなど、データ作成の前に作る「ロール原稿」の作り方を指導しました。
 

 

実際の現場で、ロール原稿を作るのはプロデューサーです。
 

 

正確さは当然として、誰々をどの役職でどんな順番で表示するかは、プロデューサーとしてのぶれない信念が必要なんです。
 

 

あまり深いことは言えませんが(苦笑)、キャストについては、順番を巡って裁判になったこともあるぐらいです。


ルールほど厳密なものではありませんが、慣習的なものを学生に伝えて、実作業をしました。
 

 

学生はああでもないこうでもないと話し合い、2時間を掛けてようやく完成させていました。
 

 

やってみると、こういう作業が好きなタイプと絶対やりたくないタイプの真っ二つに分かれますね(笑)
 

 

好きなタイプはプロデューサー業、向いていますよ。


次は編集の授業で、データ化する作業をやってもらいます。


エンドロール一つとっても、こういった作業があることを知ってるか知っていないかは大きな差です。
 

 

今日の経験は必ず活きるときがありますよ!

 

 

『マンガ家、堀マモル』

関係者試写会にお邪魔してきました。

 

 

 

 

監督が3名いらっしゃるのですがすべてTMS卒業生

撮影はTMS講師

その他、制作にもTMS関係者が多数でびっくり

TMSもちょこっと貢献したのでエンドロールにも載ってます

 

 

お話の内容は結構複雑でシリアス

もっと軽い感じのコメディを予想していたので所々でジ〜ンと来ましたね

 

 

特に挑戦的というか難しかったのは

「映画」の中に回想「ドラマ」があり

それを主人公が「マンガ」化したものを「実写」化して

しかもその登場人物も「マンガ」を描いている

というマトリョーシカ的な部分
 
 
全くうまく説明できてないけど…
それでも見ればわかるんだから!なおのことスゴイな〜と思いました
 
 
こういうパターンって主人公は狂言回しで、あんまり焦点当たらなかったりしますが
見終わればちゃんと「マンガ家、堀マモル」の物語だったと納得
 
 
公開は8/30です!
 
 
 
 
 
マンガの実写化、ではなくてマンガ家を主人公にしたお話、にも色々あって
 
 
マンガをどう扱い、どう表現するか、で結構作品の性格が変わってきますよね〜
 
 
 
 
最近だと『岸辺露伴は動かない』とか
(あんまりマンガそのものは出てこないけど行動原理がマンガ第一で好き

 

 

 
ちょっと古いけど『バクマン。』とか
(マンガと実写をCGでなく同じ画面で見せたのが楽しかった

 

 

 
『アオイホノオ』とか
(マンガ『燃えよペン』も好き、創作の源泉ってカオスだな〜
 
比べながら見てみるのも楽しいと思います〜(´ε` )
 
 

カチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコカチンコ

 
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発表会に向けた作品制作が仕上がりつつあります。
 

 

今日は編集の最終チェック。
 

 

全体的にはよく出来ていたので、細かい改善を指導しました。
 

 

この段階は、詰まるところ、個人の好みや性格に掛かってきます。
 

 

ですので、こうしろああしろという指示はしないように心掛けます。
 

 

改善策としてこうする手はある→

 

試してみて→

 

よかったら採用して→

 

しっくりこなかったら不採用でいいよ
 

という流れです。
 

 

 

 

ただ、学生が陥りがちなのは、その一点で判断してしまうことです。
 

 

映像は時間芸術なので、流れていきます。
 

 

完成作品は、最初から最後まで止めることなく一気に見られることが前提です。
 

 

ですので、編集はこのように全体を見ないと判断がつきません。
 

 

ちょっと直す→全体を見る→ちょっと直す→全体を見る
 

 

この繰り返しで、作品をブラッシュアップしていくのです。


発表会はいよいよ今週金曜日です。
 

 

私の授業からもショートムービーやドキュメンタリーなど面白い作品が発表されます。
 

 

是非ご覧ください!