★楕円底の巾着風がま口の作り方。
こんにちは、万莉です。
がまぐち通信3号用の完成見本が出来ました。本日はレシピを公開します。
ぷっくりがま口をベースにした「楕円底のがま口」です。そこが平らなので底板を入れて多少中身が重くなっても形をキープできます。
①ボディ、表布2枚、内布2枚
マチ、表布2枚、内布3枚
底、表布1枚、内布1枚
(必要に応じて底板1枚)を用意します。
表布にはアイロン接着芯を貼ります。
②中表の状態で表布のボディにマチを縫い合わせます。
③ボディとマチを交互に合計4枚を縫い筒状にします。
④筒状のボディの下の縫いしろに中表で底を縫い合わせ、袋状にします。
(底は楕円ですので縦横を間違えないように注意)
⑤表布と内布の両方を袋状に作り、表布だけひっくり返して外表にします。
⑥内布の外側から表布を重ね合わせて整えます。黄色の部分の縫い代をそれぞれ内側に折りこみます。
⑦内側に縫い代を折りこんだら、手縫いでかがり縫いをします。
⑧残った開き口を縫ってふさぎます。口金で隠れる位置で縫います。
⑨口金にまんべんなくボンドをぬります。余分なボンドは拭き取っておきます。
⑩目打ちや工具を使って、口金にボディを差し込みます。この時一番奥の金具につける様に奥まで入れます。
⑪同じく、紙ひもを差し込みます。この時の位置は口金の手前側に入れいます。
⑫そのまま口を閉じずに乾かします。口を閉じると奥まで入れたボディが浅くなるので閉じないでください。
⑬口金の角をペンチでカシメます。溝の間にボディがあることを確認してください。クッションの無いペンチはあて布を。
口を閉じて完成です。
⑫と⑬の順は逆でもよいですが、一度口金を潰すとやり直せないので慣れないうちは最後にカシメるのがお勧めです。
レシピも公開したのでURLのQRコードを作成して、型紙原稿作りに入りたいと思います。
がまぐち通信3号もお楽しみに。
8月はがまぐち通信2号を配布中です。
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がま通2号の完成品見本はこちらです。↓
口金は12㎝角型を使用しています。
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