Adieu Romantique No.566
『🎄クリスマスで賑わう街を歩くときには』
Christmasが近づいてきて街はやたらと忙しそうだし、賑やかになってきているような気がする。そんな街の空気を呼吸しながら特に目的もなく街の中を歩くのは🚶♂️🚶♂️🚶♂️結構、好きかも🤗(もちろん、雑踏は避けるけどね)。そう。そんなときには音楽もいっしょに。ウォークマンに(外で音楽を聴くときは僕はいまだにウォークマンなのだ)入っている音楽から適当にセレクトして。それが必ずしもクリスマス・ソングだとは限らないとしても(音楽が心地よく聴こえてきたり、たまに少し違和感を感じたりしながら)。
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
🎄もっとイメージを膨らませて。街角にこんなクリスマス・ツリーが飾られていたら素敵だよね。
🎄こんな絵を想い描いても素敵かも知れない。
※ツリーも絵もポップ・シュルレアリスムの元祖であるマーク・ライデン【Mark Ryden】の作品。
🎄カナダ生まれのポップ・エロティシズムなアーティスト、レイ・シーザー【Ray Caesar】の作品。不思議だし可愛いし、エロティックだし、ロマンティークだしね。
ブラジルのビートルズと呼ばれたロス・エルマーノス【Los Hermanos】の中心メンバーだったマルセル・カメーロ【Marcelo Camelo】のアルバム『Toque Dela』から『A Noite』。この緩さは格別だな。
少し華やかな曲を。チャーチズ【Chvrches】の『Clearest Blue』。表現力豊かなローレン・メイベリーのヴォーカルがとても魅力的。
ノルウェーの女性音楽家でSSWでもあるSilje Nesのアルバム『Ames Room』からタイトル曲を。とても不思議な、だけどとても可愛らしいささやかな音楽。カヴァー・アートも素敵だよね。
🎄昔の日本の「かわいくないかわいい」や中国の「ダサいかわいい」をミクスチャーして独自の「キッチュ&レトロかわいい」を生み出したイギリスの人気女性アーティスト、フィオナ・ヒューイット【Fiona Hewitt】のクリスマスっぽい(のかな?)イラストレーションも。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231212/15/texascuba69/cd/b3/j/o0559054915376097640.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231212/15/texascuba69/37/dc/j/o0557055015376097643.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20231212/15/texascuba69/94/4e/j/o0508060415376097647.jpg?caw=800)
![おーっ!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/080.png)
ヨルグ・フォラートのエレクトロニカ・ソロ・ユニット、ヴンダー【Wunder】の1998年にリリースされた傑作アルバムから。とても不思議な、まるで夢心地のような曲『Look Out For Yourself』。
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
アメリカのインディ・ポップ・バンド、The Waltersの2014年リリースのアルバム『Songs For Dads』から『I Love You So』。
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
1980年にベルギーのインディー・レーベル「クレプスキュール」【Les Disques Du Crepuscule】からリリースされたレーベルのコンピレーション・アルバム『Ghosts Of Christmas Past』からフレンチ・インプレッショニスツ【The French Impressionists】の曲『Santa Baby』を。
🎄サンタクロースの故郷フィンランドでは。トーベ・ヤンソン【Tove Marika Jansson】が描いたムーミン谷にもクリスマスが近づいてきて賑やかに。
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
2017年にリリースされたサラミ・ローズ・ジョー・ルイス【Salami Rose Joe Louis】のスペース・ジャズ・エレクトロニカなアルバム『Zlaty Sauce Nephew』から『Not That Lovely』を。不安定なサウンドに導かれる、星のような、夢のような、愛のような音楽。
最後は。所謂、カンタベリー派に括られる、プログレッシヴ・ロックのバンド、マッチング・モウル【Matching Mole】の名曲『O Caroline』。バンドのメンバーはロバート・ワイアット、フィル・ミラー、デヴィッド・シンクレア、ビル・マコーミック。好きな人しか聴かない音楽かも、だけど。とにかく曲がいいし、何よりロバート・ワイアットの「ささやかな祈り」のようなボーカルが、心の、とても深い部分にまで染み入ってくる。
『クリスマスで賑わう街を歩くときに聴きたい音楽』と言いながら。少し前に書いたブログ『個性派紅白歌合戦』に挙げたスローガン「肩の力を抜いて年の瀬を」の海外編のようになっているような気がするな。
まぁ、いずれにしても。クリスマスまであと僅か。僕の場合、特に何の予定もないくせに何故だかワクワクしてしまう、そんな気持ちって何なんだろうかと思いつつ。
それでは、今夜はいい夢を。
アデュー・ロマンティーク。