鼻中隔延長(耳介軟骨移植)+鼻尖縮小+鼻翼縮小+Gメッシュ除去+オステオポール除去+隆鼻プロテ | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

皆様、こんばんは~~~

今日も多忙な一日でした。

画像編集は毎日のように家でしてます

以前、他院で鼻尖部に耳介軟骨移植された後に、

鼻根、鼻筋に吸収性の糸10本挿入され、鼻尖部にオステオポールといった

吸収性の球体が留置されてます。

主訴は『団子鼻を治して、吸収しない素材に入れ換えたい』でした

オープンアプローチしました。オステオポールは簡単に除去出来ました

その下に移植耳介軟骨がほんの少し、移植されていました。

この様な極小移植片だったから、鼻尖部の形態が変化せず、

オステオポールを挿入することになったと推察しています

極小すぎて、鼻尖部の形態変化に全く寄与してません

吸収性の糸を10本除去し、シリコンプロテーゼに入れ換えました

鼻尖の高さは十分にありましたが、鼻根部が食い込んでいたため

鼻柱基部を前方に出す目的で、採取耳介軟骨を鼻中隔に固定しACRを改善させました

オステオポールを除去した部位は死腔となるのと、皮膚が若干薄くなっていたため

真皮を充填しました

最後に鼻尖を絞ると、鼻翼幅が目立つのと、鼻孔の形態を整える目的で

鼻翼を縮小しました。 縮小幅は若干です

オープンアプローチですので、鼻尖の血流が心配ですが縮小幅は若干ですので

鼻尖部の血流は問題ないでしょう

肋軟骨で思いっきり、鼻尖を高くするときは鼻翼部は切り込みたくないですね。

血流に配慮しましょう

 

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