次女・徳姫☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

黒田長政の次女、すなわち忠之の妹は名を『徳』と言い、

容貌優れ、美人のほまれ高かった。
また、その心ばえもあでやかであったので、

彼女のことは世間でもよく知られていた。

そこで徳川秀忠並びに御台所(お江の方)は、彼女を嫡男・徳川家光の夫人とするように、

土井利勝を通して黒田長政、並びにその内室に仰せ下した。

 

これは秀忠が黒田長政を、家光の後見としようとした為であった。

ところが、徳の生まれは丙午の歳であり、世俗ではこれを忌まれているため、

長政もそれをおもんばかり、仰せを受け入れなかったため、

この話は無き事になった。

その後、この徳姫は、寛永元年(1624)に榊原式部大輔忠次に嫁ぎ、

翌年正月、女児を産んだが、産後体調を崩し、享年20歳にて亡くなった。
 

その息女の名は『萬』。

彼女も8歳で早世された。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 関ヶ原の功労者、黒田長政

 

 

 

ごきげんよう!