休日中の官兵衛のもとに、家臣からいろいろな贈り物が届いた。
五百石の家臣が、超高級のお酒を一樽届けてきた。
みんながそのことに感心していると、
二千石の家臣が手作りの菜の惣菜を少々届けてきた。
みんなは、「二千石のくせにケチくさいヤツだな。」と笑った。
すると官兵衛、
「小身のくせに酒一樽とは、身の程知らずの見栄っ張りじゃ。
それに引き換え手作り惣菜とは、真心を感じるのう。」
と言った。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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