家臣を気付かう☆ | げむおた街道をゆく

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織田信長と家臣の話となると、追放とか粛清とか物騒な話が多いが、

家臣を気付かったことがないわけではない。

例えば信長の信頼厚い松井友閑に腫れ物ができたことがあった。
腫れ物といえば、徳川家康が死を覚悟したほどの病気である。
 

心配した信長は観音寺に、

「宣教師の医者をよこしてくれ。くれぐれも怠りのないように!」

と切実に要請した。

 

しかし、なかなか医者が来ないので、
信長は側近の武井夕庵に催促させた。

「上様が直に書状を遣わされたのに、

返答も医者も来ないのは一体どういうことですか。

とにかく早く医者をよこしてください!
人夫や馬がないなら佐久間信栄に頼むか、そちらで調達して、
とにかく早くしてください!今か今かと待っております。」

とまあ、夕庵を介しているとはいえ、かなりうろたえている。
信長にとって友閑が大事な家臣だったことが窺える。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 第六天魔王・織田信長、目次

 

 

 

 

 

ごきげんよう!