妙国寺の蘇鉄☆ | げむおた街道をゆく

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堺の妙国寺には、樹齢1000年を超える大ソテツの木があった。

 

当時から有名だったこのソテツを、
織田信長は所望し、寺から安土城の庭に植え替えた。

 

その後、夜半に目を覚ました信長は庭から、

「妙国寺に帰ろう。」

という怪しい声が聞こえる事に気付いた。

これを受け、蝋燭を手に森蘭丸は庭を調べた。

その結果、声の主が庭に植えた大ソテツである事を知った。

 

蘭丸から報告を受けた信長は、

「その様な薄気味悪い木など、切り倒してしまえ!」

と人夫に切り倒すよう指示を出したが、

今度はその人夫達が血を吐いて死んでしまった。
これを見た信長もやむを得ずソテツを寺に返したという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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→ 第六天魔王・織田信長、目次

 

 

 

 

 

ごきげんよう!