1576年、天王寺の戦いでのお話。
天王寺の戦いとは、織田軍と、本願寺・雑賀衆との間で行われました。
この時、明智光秀は絶体絶命のピンチになります。
砦に籠る明智勢は、7000人。
対する本願寺勢は、15000人で砦を包囲していました。
窮地に陥った光秀、信長に援軍を要請。
しかし、後詰めの兵力は3000人しか集まりませんでした。
だが信長、そんなことはお構いなしに光秀への後詰めを開始。
しかも、自ら先頭に立って敵に突撃。
総大将がそんな目立つことしてたら、当然敵から狙われます。
案の定、信長は鈴木孫市の狙撃に会い右太ももを負傷します。
そして、砦内の明智勢、これを見て奮起したのか、
本願寺勢へ反撃を開始します。
こうして、挟み撃ちが成功した織田軍は、
雑賀衆率いる本願寺勢に勝つことができたのです。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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