信長と僧侶☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

信長の父である信秀は病気が重くなり、ついには危篤状態になった。
 

信長は僧侶たちを集めて、
「父の病が重くなったが、そなたたちの祈祷で直せるか?」

と聞いた。
 

僧侶らは、
「我々が念仏を唱えれば、神仏のご加護できっと信秀様の病は快方に向かいましょう。」

と答える。
 

それを聞いた信長は、
「ワシは神仏の加護など信じないが、お前たちがそこまでいうなら、

その言い分が本当かどうかためして見よ。」
と命じた。
 

僧侶たちは、信秀快癒のために念仏を唱えるが、念仏の甲斐なく信秀は死去した。

信秀死後に信長は再度僧侶を集め、
「お前たちは神仏の加護で父の病が治せるといったが、父は死んだではないか。

つまり、お前たちはうそ偽りを述べたことになるぞ!」
と激怒して、僧侶たちをお堂に閉じ込めて火を付けて、

僧侶たちを皆殺しにしましたという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 第六天魔王・織田信長、目次

 

 

 

 

 

ごきげんよう!