佐々成政は、越中に在城して秀吉に敵対したが、
秀吉の軍が越中に侵攻すると、やむを得ずして降を乞い、
剃髪して編綴(軍事や行政文書をまとめたもの)を著し出仕した。
この時、秀吉は紅梅の色の布団を敷き、
天鵞絨(ビロード)の枕をして仰向けに寝て、
成政をその御座所に召し出し、良き分別なりと笑談し、
色々懇ろをつくし、越中一郡(26万石)を与えた。
変に雰囲気のあるベッドルームに、寝たまま成政を招き入れる秀吉。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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