富士の道芝☆ | げむおた街道をゆく

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徳川家康が、大切にしていた駿馬がいた。

 

ある時、家康はその実力を試してやろうと、
馬に重荷を負わせて富士山を登らせた。

 

すると馬は少しも疲れる様子がなかったので、
家康は、

この馬を「富士の道芝」と名付けて寵愛した。

しかし道芝は、かなりの暴れ馬で、誰も手懐けることができなかった。

そこで小早川秀秋の旧臣で、精騎と名高い村上吉正を乗せてみると、

難なく乗りこなしたので、

感じ入った家康は、吉正に道芝を預け飼わせた。

 

家康は、後に吉正が道芝を返した時、馬具を与え、その労を賞したという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ どうする家康・異聞、目次

 

 

 

 

 

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