小幡景憲の軍扇☆ | げむおた街道をゆく

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後に甲陽軍艦を書いたことで知られる小幡景憲が、

ある日、家康にこう申し出た。
「私はかつて武田信玄が愛用した軍扇について詳しく知っています。
よろしかったら、まったく同じものを作って献上しましょうか。」

家康の許しを得た小幡景憲は、

何日か経ってから派手な飾りをつけた軍扇を持ってきて、
家康に見せた。

 

だが、家康はその軍扇を手に取ると、

「こんな重いものが、戦場の役に立つわけがない。」

と言って投げ捨ててしまったため、

景憲はおおいに恥をかいてしまったという話である。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ どうする家康・異聞、目次

 

 

 

 

 

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