秀吉の晩年、朝鮮の役で豊臣政権は急速に求心力を失いつつあった。
そんな時、家康が見た夢。
あるとき狂暴な大猿が大坂城内で暴れ回り、
城内の人の多くが怪我をしたり散々な様子であった。
大名でありながら一流の剣豪でもあった家康は、侍臣から刀を受け取り、
一刀の下に大猿を切り伏せた。
猿の死体はみるまに人間の姿に変わった。
その姿は太閤だったのだ。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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