三好長慶☆ | げむおた街道をゆく

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上杉謙信が初めて上洛した折の事。


まず、京を支配していた三好長慶の屋敷に挨拶をしに行ったが、

長慶は仮病や居留守を使い、けんもほろろと、相手にしなかった。

これに腹を立てた謙信、宿の主人に長慶とはどういう人間かを聞いた。

 

あれこれ話しているうちに、
「三好殿は普段どちらへお出かけするのか?」
「北野神社を信仰されており、毎月参拝されます。

明後日もそのためにこの宿の前を通ると思いますよ。」

それを聞いた謙信、

「ではお出迎えの準備をせねばいかんな。」と、

家臣に命じ、弓に弦をかけさせ、槍を磨かせ、鉄砲の整備をさせた。

 

宿の主人はこれに驚き、長慶の屋敷に駆け込んだ。

「越後の長尾様のご一行が、大変な準備をしております!」

 

三好家も驚愕し、急遽家宰の松山新入斎を宿に派遣した。

 

それを見た謙信。
「やあ、やっと話の出来る奴が来たな。」

そこで松山と談合し、将軍への謁見の段取りをつけさせた。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

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→ 越後の龍・上杉謙信、目次

 

 

 

 

 

 

 

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