諏訪大社上社前宮にも本殿はなく守屋山が御神体とされています。
そして、諏訪大社の特徴として大祝というものがあります。明治時代に廃止になりましたが、諏訪氏の幼児が現人神になりミシャグジ様を憑依させていました。
現人神になる神事を行なっていたのが神長官とされ、守矢氏です。祭祀の実権は守矢氏にありますので、政治的な事も守矢氏が行なっていたようです。
まるで諏訪氏の幼児を人質に取られているようです。立場的には守矢氏のが上だったかもしれません。
諏訪の歴史では出雲族に侵略されたと書いてありますが、実際には受け入れたというほうが正しいかもしれません。
守矢氏の信仰は守屋山
諏訪氏の信仰は龍蛇神(諏訪湖)
戦国時代になると諏訪湖の龍神の神風が人気になり、諏訪大社は建御名方命という事になったのでしょう。
歴史の専門家ではないので分かりませんが、歴史書によって書いてあることが違うそうなので、真相は分かりません。
江原さんや霊能者には前宮が一番強いという方が多いのです。
次回は諏訪下社春宮