八戸線キハ40 見納めの旅 ['18年3月] | 吉田の写真日記_鉄道旅行/小世界放浪

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'18年3月2日

 

'17年8月にも訪れた八戸線ですが、
いよいよ3月17日ダイヤ改正でキハE130
に置き換わることが現実となり、
最後に一目会いに行きました。

旅立ちは東京駅東北新幹線ホームより。

 


東海道新幹線ホームと比べバラエティー
豊かな車両が着発する東北上越北陸新幹線
ホーム。E4系がひときわ目立つ存在。
'18.3.2 東京

 


新幹線ホームから在来線を望む。
185系「踊り子」到着。

 

旅の起点東京駅新幹線ホーム。
いつもいつも慌ただしい。
この日は強風の影響で乗る列車が35分
遅れ。

 


はやぶさ35号遅延の電光表示。

 


はやぶさ35号入線。


それでも遅れの幅を広げることなく無事
八戸に到着。前回は飲み屋さん街に
歩いて行ける本八戸宿泊でしたが、
今回は仕事の都合上余裕がなく、
八戸を拠点にして明日からに備えます。


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3月3日(土)

 

金曜夜出発、2泊3日の強行軍なので今日
が唯一フリーに動ける日。とは言っても
たった一日なので、八戸線で運転本数も
多く効率よく撮れる鮫以北、中でも長苗代
付近で行動することとしました。

 


土曜朝八戸発の通学列車に乗って一駅、
長苗代に向かいます。
'18.3.3 八戸

 

長苗代での魅力は、八戸臨港の貨物列車
が八戸線と並行して走ることでしょう。

 


長苗代-八戸航空写真地図。
今回は星印のところで撮影。

 

長苗代から八戸方面に、農道を20分ほど
歩き、小道が八戸線と臨港貨物を横切る
踏切で待ちます。冬枯れの田畑の中に
佇む感じです。

 


北沼8:26発、八戸貨物T行きDD56 3が
低速で通過。
'18.3.3 長苗代-八戸

 

今日の牽引機は臨港色のDD56です。
国鉄色のDD16も健在ですが
今日は一日DD56とおつきあいです。

 

長苗代の駅に戻ります。
国道108号の跨線橋直結の駅で、ホーム
へは県道の歩道橋を上り下り
して入る駅です。

その跨線橋より、遠く八戸方面からの
八戸線、臨港貨物の線路が望めます。

 


長苗代駅横を通過する臨港貨物。
八戸貨物T10:00発北沼行き。
荷を下ろして軽めの牽引。
'18.3.3 長苗代

貨物と八戸線キハとの並走を少し期待
したところもあったのですが、それは

ならず。程なく久慈行き433Dが到着。


 


キハ40 2連が到着。
指さし目確をして発車。

 

JR東日本東北地区で感じるのは女性の
車掌さんが多く活躍されていること。

貨物が直ぐに折り返すので、枯れ田の
踏切に急ぎ戻ります。

 


北沼10:46発、八戸貨物T行き臨港貨物。
Full積載、エンジン全開。黒煙をあげ
目の前を通過。
'18.3.3 長苗代-八戸

ここをクリックすると動画に飛びます。

 

一旦八戸に戻り休憩、再び八戸線に乗り
ひと区間気動車に揺られます。

 

 


キハ40の連結部より。
朝夕のラッシュ時は高校生の溜まり場と
なるところ。間もなくここに立つことも
できなくなる。
'18.3.3 1441D車内にて。

 


同じく長苗代下車。車掌(運転席転座)
がホーム確認をしながらの発車。
'18.3.3 長苗代

 

八戸臨港の貨物とキハとの並走を期待
しつつ跨線橋に佇みました。

 


442Dが到着。

 


八戸貨物15:10発、北沼行き臨港貨物
DD53 3が通過。

 


並走を期待した443D。

ここをクリックすると動画に飛びます。

 

残念ながら並走とはならず。
でも強行軍で貨物もキハも十分見れて
満足でした。

駅から本八戸寄りにも歩いてみます。

 


本八戸方面の踏切付近、臨港鉄道の線路
脇(★印のところ)でカメラを構えます。

 


八戸線上下列車が行交った後やって来た
臨港貨物。Full積載、目の前をゆっくりと
通り過ぎる。
'18.3.3 長苗代-本八戸

ここをクリックすると動画に飛びます。

 

今日の撮影はほぼ終わり。
ほんの一駅、本八戸にも足をのばし、
折返し八戸に戻ります。

 


キハ40車内。

 


窓にかかる行き先掲示も見納め。

 

 

 

上りは「うみねこ」に乗車しました。
この列車もキハ40の仲間ですが、
こちらは走り続けます。

八戸に戻り一杯飲みに出歩くのでした。

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3月4日(日)

 

八戸線の気動車が青い森鉄道(東北本線)
に乗り入れる運用が、朝早くにあります。

それを追って、八戸発の青い森鉄道、
始発列車に乗り込みました。
知見がなく適当な場所で下車、
手探りでの撮影地探しです。

 


苫米地で下車。①と②のところで
カメラを構える。
①はかなり無理をして土手を上る。
冬限定。②は無難・安全な場所。

 


①地点にて。
最初に来たのは苫米地6:54発1427D。
タラコ色キハ40.
'18.3.4 苫米地-北高岩

 


青い森鉄道701系。

 

上り列車が見れるところもと、
歩いていると遠く踏切が鳴り、
見慣れぬ車両がやって来ました。

 


②地点にて。
初めて見た四季島。

 

偶然遭遇です。
その後もEH500牽引の長大貨物や
普通列車が結構頻繁に行き交います。

 


EH500 16牽引、上り貨物。

 


592D キハ40。この列車が三戸で
折返し八戸線乗入鮫行きとなる。

盛岡色で、鮫側の車両が赤鬼であること
を確認。

ここをクリックすると動画に飛びます

 

再び下り列車を、ということで
①の場所に戻ります。

 


IGRいわて銀河鉄道7000系も
青い森鉄道に乗入れ八戸に向かう。

 

さて先ほど見送った下りキハ40が
三戸で折返し通過する時刻になりました。
3.17ダイヤ改正で間もなく見れなくなる
光景です。

 


苫米地発8:49 1431D キハ40赤鬼の盛岡色
が颯爽と通過。

ここをクリックすると動画に飛びます

 

短い撮影行も間もなく終わり、
八戸から新幹線で帰途につきます。

その前に八戸駅先の跨線橋で
ウォッチングを。

 


これが見納め。八戸線キハ40。
'18.3.4 八戸-陸奥市川

 


八戸線の新車E130もダイヤ改正を前に
既に運用に就く。

 


快速「しもきた」キハ110。

 


りぞーとうみねこ、キハ48 1500。

 


青い森鉄道最新鋭の703系。
はやぶさE5系が横をかすめるように通過。

ここをクリックすると動画に飛びます

 

明日からの日常のことも頭をかすめ、
ちょっと疲労が残りそうなのですが、
引退間際のキハ40、それと臨港貨物
を堪能しました。

こんどは本八戸、みろく横丁も取り入れた
撮影行にできないかなと思いつつ、
八戸を後にします。

 

終わり