パース(オーストラリア)バリ・ジャカルタ(インドネシア)紀行_('15年9月) その2 | 吉田の写真日記_鉄道旅行/小世界放浪

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パース滞在2日目、唯一のまるまる一日、
フリーとなる日です。

晴天に恵まれ、光眩しい街並みです。

 


ホテルを出て直ぐ目の前の交差点。
'15.9.23 パース中心部 ヘイ・ストリート

 

東京→ジャカルタ→デンパサール→
パースと来て漸く腰を落ち着けてみると、
そこは何ともいえない御伽噺のような
街並み。異国情緒ともいえない、妙な
リアルさを感じます。

 



観光用の2階建てバスも待機中。
'15.9.23 パース中心部  
  マレー・ストリート

 

駅へ向かう通りも、昨日は夜でしたが
今見上げると、青空眩しく、光が上から
降り注いで来るようです。

 



マレー・ストリートが駅前通りと交差する
辺り。

 

さて、今日はパース近郊の港町、
フリーマントルに向かいます。
トランスパースのフリーマントルライン
で終点まで。とても手軽に行けるパース
の観光スポットのようです。

まずは作夜訪れたパース駅へ。

 


昼間のパース駅。確か平日だったけれど
若者達で賑やかな雰囲気。
'15.9.23 パース駅

 

フリーマントル行の電車に乗ります。
途中、電車の写真を撮りたくなり、
昨夜も下りたダギッシュのホーム
に佇みました。

 



フリーマントルラインの途中駅
ダギッシュ。雰囲気の良いホーム。
'15.9.23

 

再び電車に乗り十数分、車窓に海岸が見え、
やがて港に入ります。

 


車窓に軍艦の船尾が見えると間もなく
フリーマントルに到着。

 


フリーマントル駅構内。
'15.9.23

 

街は光に溢れていました。

 



駅前からマーケット通りを望む。
'15.9.23 フリーマントル

 

駅前からまっすぐ、緩やかな丘を登る
ような通りがマーケット通り、
そこを散策します。

駅から500メートルほどなだらかに上った
ところにあるスコット教会
'15.9.23 フリーマントル中心部


五叉路に聳えるシンボル的な存在の
タウンホール


タウンホール至近のセントジョーンズ
教会

 

19世紀の建物がそのまま現役で残って
いるという。気まぐれな短い散策だった
けれども、歴史を感じさせる建物
ばかりが目につきます。
平日だったので人通りは少なく、著名な
港町に感じるのは、広々としたのどかな
空間の贅沢さでした。

 

フリーマントル地図


本屋さんも古い建物
'15.9.23 フリーマントル

 


レンガ造りの旧い建物も健在

 


フィリモア通りを西の方角に望む。

 


税関事務所の白い建物

 


旅行会社も歴史的な建物に居を構える

 

9月のパースは早春にあたります。
平日の昼下がり、光は強いのですが
感じられる空気は、柔らかい暖かさ
を帯びています。

 

 

 

通りを歩く人の姿が目に付く程の、
混雑とは凡そ縁遠い、街中心部です。

フリーマントルは港町と言われている程
なので、海の方向へも足を向けます。
と言っても駅の至近が海。
歩いて1,2分で海の見える岸壁に着きます。

 


ちょうど港に到着のクルーズ船に遭遇。
船の向こう、岸壁先端に見える白い建物
は海事博物館。
'15.9.23 フリーマントル港

 


現役を退いた古いクレーンや倉庫も
そのままの状態で保存?されている。

 

さて、もう一箇所行きたいところがあり
ました。と言ってもガイドに載っている
所でもなく、ここに来るまでの車窓で不図
目にしただけの古めかしい跨線橋です。
橋の上から、海沿いを走る電車の写真を
撮ろうと、例によって思いつきました。

跨線橋に比較的近くの駅、ノースフリー
マントルに再び電車に乗り込みました。

 


電車で一駅だけの車内にて
'15.9.23 フリーマントル線

 

ノースフリーマントルで下車、ここから
のんびりと歩いて跨線橋に行こうと思い
ますが、未だ日も明るいホームに暫し
佇みます。

 


フリーマントル行き電車
パース寄りホーム先端から
'15.9.23 フリーマントル線

 

電車は皆同じ車両(Aシリーズと呼ばれる
もの)でバリエーションの少なさは残念。

 


ホームにパース行きの電車が到着。
自転車持ち込みもOKのよう。

 

この駅は海が近いので、海辺での遊び帰り
の人も居るようです。

 


海でのピクニック帰りと思われる方々。
酔っ払っていました。

 

一方で通勤通学より帰宅される人の流れも
あり、電車が到着する都度に駅は暫し
賑わいます。

 

 

 

初めて下り立った異国の駅ということで
暫く居ても飽きないところですが、
日も傾きつつあり、跨線橋めざして海沿い
の車道脇をを歩きました。

 

 


15分ほど歩いて辿り着いた跨線橋。
'15.9.23 ノースフリーマントル海岸

 


インド洋とスワン側に囲まれた中州の
ような地形。インド洋側に綺麗な海岸が
広がる。

 


跨線橋から海岸線を望む。

 

跨線橋に佇み、フリーマントル行き電車
を眺めます。


'15.9.23 ノースフリーマントル
      - ビクトリア通り

 

トランスパースの電車が高速で海沿いを
走ります。

 

ここに寄ったのは気紛れでしたが、
良い時間を過ごせました。

パースに戻ります。

日も暮れて、昨日も寄ったノースブリッジ
で一杯飲んでホテルに戻りました。

 


夜もすっかり更けた頃、ほろ酔い気分で
駅を眺める。おもちゃ箱の中の電車の
よう。
'15.9.23 パース駅


パース滞在はこれでお終い。
明日はバリ島に向かいます。

 

2015年9月24日

 

朝起きて程なくタクシーでパース国際空港
へ。


ターミナル1の国際便の出発案内。
デンパサール、バンコク、
シンガポール、クアラルンプール、
ジャカルタ、アブダビ。
国際色微妙に豊か。

 

往路と同じくエアアジア便に乗り込みます。
デンパサールまで3h40mほどの空の旅です。


再び砂漠上空を通過。
2015.9.24

 

広大な大陸を離れ、海を渡ります。

 

やがて高度を落とすとバリの海。
機窓から波目が見えるとデンパサール
空港に到着です。


タラップを下り、載ってきたエアアジア
便の赤い機体を見上げる。
2015.9.24 デンパサール空港

 

これから2泊、バリに初めて滞在します。
名立たるリゾートアイランド。
ちょっと違和感あり(柄に合わず)ですが
バリに泊まります。

バリのリゾート地としては賑やかな一角、
スミニャック中心に宿をとりました。

 


スミニャックに入る街角にて
2015.9.24 バリ島 スミニャック

 

ついさっきまで整然としたパースの街を
見てきた目からすると、何もかも雑然
としてその差が歴然として目に付き
ます。如何にも東南アジアです。

 


空港に比較的近い西側海岸に多くの
リゾートホテルが点在。
スミニャックは☆印のあたり。
空港から車で20分ほど。

 

インド洋に沈む夕日が綺麗だと聞いて
いたのでホテルに着くと間もなく、
サンダル短パンの姿となり、
海のほうにプラプラと出かけました。


Jl.Camplung Tanduk と言うホテル前の
通りを歩いて海に突き当たると、一面
砂浜のビーチ。
2015.9.24 バリ島 スミニャックビーチ

 

 

 

夕方の光に照らされ、砂浜が赤味を帯び
た色に染まり、海に夕陽が刻々と吸い
込まれるように沈んでゆく。
この時間がバリの魅力なのですね。

 

 

 

すっかり日も沈み、一杯が恋しくなる頃、
ホテル近くレストランに腰を下ろしました。
ここはバリの民族衣装をまとったダンサー
さんのダンスが時間によって催される
ようで初回の時間帯に遭遇。
未だ少し早い時間帯だったので、
自分も含め2組だけの客を前に
バリの踊りを堪能しました。

2015.9.24
Jl.Camplung Tanduk通りレストラン

ここをクリックすると動画に飛びます

 

今日はここらへんでよかでしょうか。

 

その2終わり