伊豆箱根鉄道駿河線放浪記3('12.4) | 吉田の写真日記_鉄道旅行/小世界放浪

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毎年桜の見頃と晴天が重なるのは良くて1,2あるかないか、増してやそれが土日に合うかとなると、極めて微妙です。今年(2017)は、開花のアナウンスは3月25日頃と早かったのですが、直ぐに寒気流れ込み、期待された4月最初の土日(4/1,2)は見頃からは遠く、次の土日

(4/8,9)は満開手前かもしれず、しかも天気が泣き模様のようで、晴天と桜と放浪は微妙な感じになりそうです。

 

2012年に戻って・・・・
この年は4月頭の土日(4/7,8)に何とか桜の見頃が間に合いそうで、晴天も望めそう。えいっと、出かけたようです。

 


2012年4月7日放浪図。まず前回も訪れた大場-三島二日町間を放浪。それから奇岩と桜の大仁近辺を放浪。原木の直線区間で1100系を見送り、最後は三島駅の改札で再び1100系を迎えるという一日。


1100系の引退は6月(2012年)であることがアナウンスされました。通常の運用スジに入り三島-修善寺間を活躍する姿が見られるのもあと2ヶ月。残雪戴く富士山が見れる撮影地、大場-三島二日町にまず向かいました。富士の麓を放浪することに、やはり日本人なのか特別の思いがあるようです。前回(2/17)放浪した同じ場所に再び出没となりました。

 


写真1

前回2月の訪問時よりも柔らかく明るい日差しに包まれるよう。修善寺に向かう3000系。

 


写真2
未だ残雪戴き白いイメージの強い富士と、3000系ステンレス車の編成。

 


写真3
前回2月の訪問時よりも柔らかく明るい日差しに包まれるような空気感。引退近い1100系が進む。

 


写真4
三島に向かう3000系。


大場を後に、駿豆線を南下。未だ訪れたことのない大仁付近を放浪することとしました。狩野川沿いの桜が綺麗です。

 


大仁の放浪マップ。狩野川沿いに線路が弧を描いて敷かれ、何とか桜と電車が一緒のアングルが得られます。北西方向には葛城山付近の奇岩を望むことができ、大仁の景観上の大きなアクセントとなってます。数字は写真番号を示します。ここをクリックするとGiigleMAPに飛びます。

 

写真5
狩野川沿いの桜の下を3000系が通過。

 

写真6

写真7
引退カウントダウンの1100系。桜との組み合わせもこれが最後。

 

写真8 


同じ場所から、首を北西に振ると大仁の奇岩が望めます。

 


写真9
奇岩と1100系。

 

駅至近の線路に沿った路地を歩くと、住宅路地裏と線路の背後に奇岩が聳えています。

 

写真10
大仁駅に進入する3000系ステンレス車。

 


写真11
1100系も何か恐る恐る、忙しげに歩を進めるように、見えなくもない。


短い間でしたが束の間の晴れ間を仰ぐことができました。午後からは曇り空。花見頃の週一回、こんな天気に恵まれれば運のいい方なのです。お花見は終了。気になっていた場所に行きます。

 


原木-伊豆仁田間。数字は写真番号を示します。ここをクリックするとGiigleMAPに飛びます。

 


写真12

写真13
狩野川を渡り一旦下りとなる直線区間を1100系が迫る。


最後は人で賑わう駿豆線三島改札口を訪れました。

 


写真14

 

写真15
改札口向こうのシンプルなプラットホームに1100系が到着。

 

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写真17
街中へ繰り出す、或いはJRに乗り換える人々がどっと改札へ向かう。

 


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三島の駅舎は三角屋根の特徴ある駅舎です。JR東海管轄で新幹線の停車駅でもあります。

そんな駅に駿豆線乗り入れているのですが、三島の繁華街は駿豆線界隈で、何か狭い路地裏的な魅力がありそうです。再び富士を仰ぎ、電車を見ながら、ディープな放浪をしたいものです。

 

撮影日:2012年4月7日