高橋徹也です。
昨日ようやく上映最終日になって、ずっと観たかった映画『Past Lives／再会』を駆け込みで鑑賞してきました。これ、自分が実際観てもいないのに、友達数人にもお薦めしていた映画で、韓国とアメリカを舞台に描かれるシンプルで切ないラヴストーリー。もしもあの時、別の選択をしていたら、、そんな過ぎ去って行く人生の機微みたいなものを、静かに感じさせてくれる素敵な映画でした。数年前に観て感動した『Minari』もそうだけど、韓国の俳優さんの演技がとても魅力的でしたね。日本とはまた違う種類の実直さや強さみたいなものとでも言いましょうか。あくまで映画の中での話だけど素敵だったな。かく言う僕らも日々小さな選択を重ねて、人生を生きているわけですよね。その気の遠くなるような選択の連鎖が今この瞬間だと思うと、うわぁ人生ってスゲー！と感じずにはいられません。もしかしたらまだ上映している映画館もあるかもしれないのでご興味あればぜひ。
シャーロック・ホームズ
ここ数ヶ月、別の作家の長編小説と並行して、ずっと読み続けてきた探偵小説の金字塔、コナン・ドイル『シャーロック・ホームズ』シリーズの短編集全6卷を遂に読破。1800年代末から約30年以上に渡り執筆された短編で全てが面白かった。時系列順に読んでいくと時代背景と相まって一層味わい深く感じられ、最後の方はもう、これでホームズ＆ワトスン君ともお別れかと、読み終わるのがめちゃ寂しかったです。大袈裟ではなく全てが傑作。本当に幸せな読書体験でした。そして全短編集を読み終えた今、最後のお楽しみにとっておいた長編を読み始めてます。全部で4つのシャーロック・ホームズ長編作品。例えるなら毎週放送のテレビ・シリーズが終わって、一年後に上映される劇場版シリーズみたいな感じでしょうか。短編とはまた違うスケール感に絶賛ドキドキ・ワクワク中です。本って素晴らしい。
朝ごはん
40代に入ってからでしょうか。日々の生活をなるべく規則正しくしようと心がけるようになりました。だいたい毎日、同じくらいの時間に寝て起きて、年齢に応じた体の調子みたいなものを自分なりに見つけてます。中でも朝ごはんにはその時々でブームみたいなものがあって、少し前まではトーストにハマっていたんだけど（子供の頃は毎朝トーストだったなぁ）、今はお粥がマイブームです。今時のお粥ってレトルトでも充分美味しいし、そんなに手間もかからないから続けやすい。お粥に半熟たまごやちりめんじゃこの佃煮なんかをトッピングして、あとは味噌汁、納豆があればもう最高の朝ごはんの出来上がり。質素だけど朝はこのくらいが丁度いいですね。ここ数年よく見聞きする腸活なんかもちょっと興味ある、、いや、ないかな（笑）あんまりやりすぎるのもね、何事も。執着は良くないから。皆さんは心地良いルーティンってありますか。
それでは今日はこの辺で。
素敵な週末を。
adios!
高橋徹也