高橋徹也です。
先日、久し振りに渋谷へ。たぶん今年初だったのではないかと思います。目的は長年愛用しているクラークスの定番靴ナタリーを新調するため。この靴、二十代から履き始めて今回の買い替えで六代目にはなろうかという長い付き合い。カジュアルにもフォーマルにも合わせやすい英国気質なデザインが魅力です。考えてみればこの靴に限らず、長い間同じものを好んで使うことが多い自分。良くも悪くも一途というか、好みがはっきりしているのだと思います。好きになる理由として共通するのは、シンプルであること。そして身に付けていて心地良いこと。そんなところでしょうか。これは靴や洋服に限らず、レコードや本、文房具や雑貨に至るまで全ての好みに共通している点だと思います。年月と共に変化してゆく物や価値観の中で、ずっと好きでいることの確かさ、強さを感じる今日この頃です。
ハングリー
先月末の配信ライブが終わって、気持ちも体も久々にひと休み。ライブ前は特に集中力が高まっているので、自然と試合前のボクサーみたいな感覚になります。特に減量などしてるわけではないですが、体も感覚もより研ぎ澄まされて本番を迎えます。なのでライブ終了後は猛烈に腹が減るんですよね。出し尽くしたエネルギーを再び満タンにするような作業とでも言いますか。そういう時はなるべく我慢せず普段制限しているものも食べるようにしています。だから今、凄い幸せです(笑)甘いものからしょっぱいものまで、食べたいものを好きに食べるささやかな充電期間。思いっきり自分を甘やかしたいと思います。
逆行する世界
大好きなクリストファー・ノーラン監督の最新映画『TENET』を観てきました。まず映画そのものより、映画館に行くこと、レジャー施設に出掛けること自体が今年初めてで。体調万全、しっかり用心もしつついざ映画館へ行ってきました。平日とあって館内はガラガラ、座席の間隔もたっぷり空いていたのでまずはひと安心。約二時間半に渡り逆行するクリストファー・ノーランの世界を堪能しました。あらかじめ見聞きしていたこの映画の評価、わかりにくいとか難解だとかが自分には全くなくて。とにかくもう極上のエンターテインメントとしてひたすら楽しく観賞できました。たぶんあれですね。俺みたいな単純野郎の方が小難しいこと考えずに楽しめちゃう映画なんでしょうね。映画「インソムニア」から観続けているノーラン節を随所に感じられましたし、これはもう説明するだけ野暮ってもの。とにかく感じろ!な作品ではないでしょうか。あ〜、それにしても今年最初の映画館はやっぱり最高ですね。混雑する曜日や時間帯を避けて、しっかりと必要な予防をして、また映画館に行けたらなぁと思います。映画最高!
あとがき
なんだか久し振りにライブ後記や告知抜きで普通のブログみたいなことを書けた気がします。特に今年は遊びに行く機会がほとんどないので単調な生活になりがち。それはそれで大切なルーティンだけど、やっぱり自分には外の世界から受ける刺激や彩りが必要なんですよね。慎重に行動しつつ少しずつ外の空気を吸う機会を増やせたらと願ってます。
それでは今日はこの辺で。
例のあれも進行中です。
adios!
高橋徹也