太田哲也とKEEP ON RACING -20ページ目
<< 前のページへ最新 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20

レクサスGS450h試乗会にて

S2000で、レクサスGS450hの試乗会に行った。

会場となった富士スピードウエイのゲート前で記念写真を撮った。


富士S2000


何の記念? 

それは回復記念だニコニコ


最近はここに来ても体調がよい。すごいことだと思ったのだ。


さて、クルマについてだが、レクサスのハイブリッドは、

燃費や環境性能だけでなく、その特性をパワーに使っている。

燃費も加速もNV性もよくて、クルマはとてもよかったのだが、

ただ、どうもどういう走りを目指したのかが見えてこない。

という疑問をチーフエンジニアや開発者にぶつけてみた。
色々聞いていくうちに、なんとなく判ったような気にはなった。


帰りがけに開発者の人が、僕の本を読んでくれていることが判明。


「確かメルセデスは学校の先生から、ああしろこうしろといわれているみたいで、

(中略)左足ブレーキなんか踏んじゃいかんという感じ、

という太田さんのフレーズを読んで確かにそうだなと思ったんですよ」

と、言われた。


僕の本を読み込んでくれているのだなと嬉しい反面、

読者だと次の本でレクサスのことを批判しにくいなと思った。


まあでもそれはそれ。

原稿ではがんがん思ったことを書くつもりだ。

講演会

今週は、忙しかった…かな。


月曜日には、赤坂のプルデンシャル生命保険で講演をした。

最近は中学校での講演が続いていていたけど、

今日は30代40代の人が対象。


拍手で迎えられながら部屋に入ったら、「わっ、おやじばっか」。

いつもとかなり違う雰囲気だ。けれども俺もそうなんだよな。

話のテーマは中学生相手とはちょっと内容を変えた。

子どもにああだこうだいって自分の夢や価値観を押し付けずに、

40になったら自分が輝いてかっこいい大人になって、

子どもに「あんな大人になりたい」とやる気にさせましょう

みたいな感じの話しをしたら、いい感じで盛り上がった。

みんなすごい勢いでメモを取っていた。


その行きがけに、ちょっとしたハプニング(?!)があった。


ただいま、「世界でいちばん乗りたいクルマ2006年版」の6月発売を

目指してピッチを上げている。
そのため、編集担当が三日に一度、試乗車を持ってきて、

それをとっかえひっかえ乗っている。


前日まではミニバンのウイッシュだったけど、

講演会があった月曜からはホンダのS2000だ。

事務所に届けてもらってあったので、

それで出かけようとしてエンジンを掛けようとしたがかからない。


故障か!?


講演には余裕をもって着くようにしているからあせった。

編集者に電話して「S2000のエンジンがかからないのだけど」と聞いたら、

「右側にエンジンスタートのボタンがあります」だって。

確かにキーの横に赤いプッシュボタンがあってエンジンスタートと書かれていた。



なんだ、こんなことも知らないのか。と自分にツッコミながら出かけた。


はじめまして、太田哲也です。

先日、日経新聞の取材を受けて、
「紹介欄に載せるプロフィールの肩書きは何にしましょう」
と聞かれてはたと考えた。

いったい俺の職業って何だ? 

16年間プロフェッショナルのカーレーサーとしてやってきた。
肩書きはレーシングドライバーだったけど、
ケガをしたので新しい仕事を始めなくてはならなくなった。
今もレース は続けているがプロとして出場しているわけではない。
ドキュメンタリーの本を三冊ほど出しているが、
作家と言うほどでもない。著述業とでもいうべきか。 

自動車雑誌には数誌で連載をしていて、
「世界でいちばん乗りたい車~知識ゼロからの車選び」という本を出している。

2004年に続いて今2006年版を書いている。
だから自動車評論家という言い方もある。

いつも開発者に話を聞いてクルマに乗って記事を書く。

評論するだけじゃ飽き足りない気がしてきて、
自分でもクルマを作ってみようと思い、
コンプリートカーのブランドを立ちあげた。
TEZZO というブランドだ。
だからこれも仕事といえば仕事。まだ出来上がっていないから、
この先、ビジネスとしてどうなるか未定だけどね。

それから最近は中学校や高校大学、
病院などに講演 に呼ばれることが多い。
これも仕事と言えば仕事だけど、なんという職業なのかな。

「生きるためにチャレンジをし続けよう」と言う
メッセージを伝える活動を広げようと考えている。

自分の力はわずかだから、大勢の力を借りようと考え、
レーシングチームをまねてチームを作った。
その名はNPO KEEP ON RACING

でもこれは仕事ではなくライフワークだから職業ではないな。
いったい俺はいまだにどの道でいくのか定まらないけど、
とりあえずいろいろやってみようと思っている。

今度サイバーエージェントのアメーバブログのオフィシャルブログを

書くことになった太田哲也です。みなさんよろしく。

<< 前のページへ最新 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20