【イタリア南部⑧】 ファランギーナ | てつやのワインな日々

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JSA ワインエキスパート

ファランギーナ・ヴェンダミア・タルディラ2021


ファットリア・パガーノ


こんばんは。

最近ちっとも雨が降らなくて乾燥注意報が出ていたら、県内有数のワイン産地である高畠で山火事が発生して、まだ消火できていないそうです。

畑のブドウに被害が出ないといいんですがね。


今日のワインはイタリア南部の8回目、ファランギーナという地場品種のワイン。

ファランギーナはカンパーニャ州で最も古くから栽培されているブドウの一つだそうです。


ちなみにこのワインの等級は州のIGTという、イタリアワインの品質階級の上から3番目、下から2番目になります(DOCG→DOC→IGT→VdT)。


DOCGやDOCは栽培や醸造での決まりがたくさんあるのですが、IGTはそういう制約が割と少なく、比較的自由にワインを造れるため、イタリアの生産者はこれを好む人もけっこういます。





白ワイン生産者

ファットリア・パガーノ


白ワインワイン名

ファランギーナ・ヴェンダミア・タルディラ


白ワインヴィンテージ

2021


白ワイン生産地

イタリア カンパーニャ州 カンパーニャIGT


白ワイン品種

ファランギーナ100%


白ワインアルコール度数

14%


白ワインテイスティング

中程度のレモン色。

強い香りで、レモン、オレンジ、白い花、ドライハーブ、ハチミツの香り。

辛口、高い酸味、果実味が強いミディアムボディ。後味はやや長い。

フレッシュな酸味がクリスピー。熟した果実味が強いですが、しっかりとした辛口です。花のようなフレーバーと柑橘類の皮のような苦みがよく溶けこんでいて、飲み疲れしないです。

上から3つ目の品質等級でのこのうまさはイタリアらしいというか、わかりにくいというか(笑)


白ワイン評価

⭐️⭐️⭐️⭐️(素晴らしい)