おはようございます☀️
今日はイタリアワインの品質等級である、DOCとDOCGについて少しばかり。
この用語はイタリアワインのラベルによく書いてありますよね。
この品質等級はフランスのAOCと同様、生産地ごとに使用するブドウの品種や収量、ワインの醸造法などを厳格に定めて、ワインのスタイルと品質を生産地の名前に見合ったものにすることを目的としています。
等級が上になるほど、これらの制限が厳しくなり、理論上は品質がアップします。
イタリアの場合、最上級カテゴリーはDOCGで、その下にDOCが来ます。
DOCGはDenominazione di Origine Controllata e Garantitaの略で、保証付原産地呼称ワイン。
DOCはDenominazione di Origine Controllataの略で、原産地呼称ワイン。
イタリア全体でみると、DOP(原産地呼称保護ワイン)、IGT(地域特性表示ワイン)、VdT(テーブルワイン)の3つに分類され、DOCGとDOCはDOPの中に含まれています。
ちなみにDOCGは74個もあります。
最上級品質が74個って多すぎません?
実際、DOCGなのに大したことないものがあったり、IGTや VdTの方が品質も価格も上だったりします。
この辺がイタリアワインのわかりにくさですよねー
この話はまた別の機会に。。
さて、今日のワインはピエモンテ州で2番めに栽培面積が広いバルベーラというブドウのワインです。
強い香りとしっかりとした酸味が特徴とされています。
生産者
ピコ・マッカリオ
ワイン名
ラヴィニョーネ・バルベーラ・ダスティ2020
生産地
イタリア ピエモンテ州 バルベーラ・ダスティDOCG
品種
バルベーラ100%
アルコール度数
14%
テイスティング
中程度のルビー色。
レッドチェリー、ラズベリー、スミレの強い香り。
辛口、高い酸味、熟した果実味が強いミディアムボディ。なめらかな口あたり。後味は中程度。
赤系果実のフレーバーが口中で伸びやかに広がり、後味で穏やかなミネラル感が感じられる。複雑さはあまりないものの、豊かな果実味の厚みのある味わい。
評価
Very Good