【ロワール④】プイィ・フュメ | てつやのワインな日々

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飲んだワインの感想を割とマジメに書いてます。
山形市在住。
WSET Level 3
JSA ワインエキスパート

プイィ・フュメ・ボワフルーリー2019


カイユブルダン


こんばんは。


山形市は昨日まで花笠祭りでした。

市内のメイン通りで多くの団体が花笠音頭を踊るため、路線バスは迂回運行になります。


自分はバス通勤なので、とーっても迷惑ショック

帰りはいつものバス停からは乗れず、ちょっと歩かなきゃなりませんでしたダウン


しかしすごい人の数でした。

夜店もいっぱい出てて、マスクしてない人がいっぱい。

コロナ1000人超えてるんだけど。

こりゃあ感染爆発間違いなしだなぼけー


今日はロワール最終回、セントラル地域です。

ロワール最西端、すぐ隣はブルゴーニュです。



この地域のワインのほとんどは、ソーヴィニョン・プランから造られる白です。


なので、今日は世界的に人気のこの品種について書いてみます。


ソーヴィニョン・プランの人気が高いのは、すっきり爽やか、樽が使われていないフルーティな辛口という、わかりやすいイメージがあり、そのイメージへの期待に常に応えてくれるワインだからと言われています。


お安いコンビニワインのソーヴィニョンプランでも、この品種の味と香りがするので、それだけ品種の個性が強いということですね。


香りが強いアロマティック品種で、冷涼な気候で育ったブドウは草のグラシーな香りが強くなり、温暖な気候ではパッションフルーツの香りがします。


人気が高いため世界中で造られていますが、外せないのは、ここロワールのセントラルとニュージーランドです。







白ワイン生産者

ドメーヌ・カイユブルダン

Domaine Cailbourdin


白ワインワイン名

プイィ・フュメ・ボワフルーリー2019

Pouilly Fumé Boisfleury 2019


白ワイン生産地

フランス ロワール地方 セントラル地域 プイィ・フュメAOC


白ワインヴィンテージ

2019(秀逸な年)


白ワイン品種

ソーヴィニョン・プラン100%


白ワインアルコール度数

14%


白ワインテイスティング

淡いレモン色。

中程度の香りの強さ、レモン、グレープフルーツ、エーデルフラワー、芝の香り。

辛口、高い酸味、強い果実味のミディアムボディ。後味は長い。


この品種としては香りが弱いのはマイナスポイント。アルコール度数はなんと14%。ソーヴィニョンで14%って初めて見ました。果実味に凝縮感がありますが、酸味も高く、らしさが感じられます。後味でグラシーな青さが顔を出すのも良いですね。


白ワインポイント

91



フランスシリーズは今回で終了です。
次回はライン川を渡って、リースリングの故郷へ。