こんばんは☂️
梅雨が戻ってきたような毎日、大雨が心配ですね。
今回からフランスのロワール地方のワインを飲んでいきます。
ロワールは、フランスで最も長い河川、ロワール川の流域に広がる地方です。
ロワール川の長さは1012キロ。
西は大西洋沿岸から東は内陸のブルゴーニュ近くまで伸びているため、地域ごとに気候が異なり、栽培されているブドウも異なります。
今日は最も西のペイ・ナンテという地域の、ミュスカデという白ワインです。
ナンテは大西洋に面していることから、魚介類が豊富。
そんな地域のワインですから、ミュスカデは辛口のスッキリした味わいで、夏にはピッタリです!
よく「牡蠣にはシャブリ」と言いますが、自分は牡蠣にはミュスカデだと思ってます🦪
さて、ミュスカデを語るにあたって忘れてはならないこと、それはシュール・リー sur lie でしょう。
日本語に直すと「澱の上で」という意味です。
澱とは、ブドウのタンニン、ポリフェノール、タンパク質などが結晶化したものです。
時々、赤ワインの底に黒っぽいカスみたいなものが沈んでいることがありますが、あれが澱ですね。
普通、白ワインは発酵後に上澄みだけを瓶詰めするのですが、ミュスカデの多くは発酵後に澱をワインと接触させたまま一冬過ごさせます。
ナンテは寒冷地であるため、そのワインは酸味が高くて、線が細いのですが、このシュールリーによってボディに厚みができて、口あたりも良くなります。
ミュスカデワインは、このシュールリーをラベルに書いて、独自の手法として打ち出すことで大ヒットを収めました。
でもこれ、他の地域でも使ってますよね?
そうです、シャンパーニュです。
ま、言ったもん勝ちですな![]()
生産者
ドメーヌ・テ・コニェット
ワイン名
ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー・セレクシオン・デ・コニェット 2019
生産地
フランス ロワール地方 ペイ・ナンテ地域 ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌAOC
ヴィンテージ
2019(秀逸な年)
品種
ムロン100%
アルコール度数
12.5%
テイスティング
淡いレモン色。
やや強い香りで、レモン、洋ナシ、ビスケット、パン、石の香り。
辛口、高い酸味、軽めのミディアムボディ。
キレのある酸味、舌先に微発砲を感じます。果実味にふくらみを感じるのは、シュールリーのたまものではなく、ブドウの出来が良いのでしょう。レモンのフレーバーが強いです。
ミュスカデとしては出色の出来と思います。
ポイント
90
次回はナンテから東へ向かい、アンジュの赤ワインです。





