(2024.6.30更新)
【乗車:2023.7.23】
JR久大本線は、福岡県久留米市の久留米駅から、大分県大分市の大分駅に至る、路線距離141.5kmのJR九州の路線(地方交通線)です。
路線名の「久大」は、起点駅の久留米と終点駅の大分にちなんでいます。
全線単線非電化の路線です。
博多から由布院または大分、は別府に向かう特急「ゆふ」・「ゆふいんの森」のメインルートであり、クルーズトレイン「ななつ星in九州」のルートにもなっています。
「ゆふ高原線」の愛称があります。
駅ナンバリングの設定はありません。
そして、一部交通系ICカードが利用できない区間があります。
利用の際は注意が必要です。
↑久留米駅
【起点駅、累計0.0km】
久大本線の起点駅です。
島式ホーム2面4線+切欠きホーム1面1線の計3面5線のホームを有しています。
新幹線高架よりの島式が4、5番、反対側の島式が1、3番で、その切欠きホームが2番線となっています。
切欠きホーム(2番線)から発車する列車は久大本線の列車のみとなっています。
先述の通り、駅ナンバリングは鹿児島本線のJB17しか設定されていません。
↑久大本線起点駅、久留米駅の駅舎。
九州新幹線との併設駅です。駅舎の下階に飲食店等があり、久留米ラーメンの店も入っております。
↑切欠きホームのある2番線の車輪止め。
0キロポストは見えませんが、ここが久大本線の起点です。
↑博多駅とを行き来する特急「ゆふ」と「ゆふいんの森」は2番線を使用せず、1、3番線を使用します。
↑こちらは今回乗車する日田行。
キハ220系の単行です。(修正済)
↑久留米駅を発車。
(特記がないのは右手車窓)
暫し鹿児島本線と九州新幹線と並行して行きます。
↑久留米→久留米高校前間の途中、鹿児島本線の列車に抜かれる時があります。
↑西鉄天神大牟田線とアンダークロスします。
西鉄のメイン路線ですが、この辺りは単線です。
ここから左カープを描き、鹿児島本線・九州新幹線から離れて行きます。
↑久大本線を跨ぐ高架道路は国道209号線。
その後、久留米高校前駅に到着します。
↑久留米高校前駅
【累計3.4km、前駅(久留米)から3.4km】
単式ホーム1面1線の駅。
無人駅です。(交通系ICカード読み取り機有)
JRの駅では珍しい、県立高等学校の名前を冠した駅であります。(JR九州では初)
↑久留米高校前駅を発車。
住宅メインの市街地となっています。
↑南久留米駅
【累計4.9km、前駅(久留米高校前)から1.5km】
島式ホーム1面2線の駅。
無人駅です。(交通系ICカード読み取り機有)
駅付近には高層住宅がちらほら目立っております。
↑久留米大学前駅手前。
大学に近いこともあり、賃貸住宅が多く見られます。
↑久留米大学前駅
【累計6.8km、前駅(南久留米)から1.9km】
単式ホーム1面1線の駅。
業務委託駅(有人駅)で、特急「ゆふ」が上下1本ずつ停車する駅です。
駅名の通り、駅付近に久留米大学があります。
↑久留米大学前~御井間。
住宅メインの市街地となっています。
画像奥に見えるネットは高校の運動場と思われます。
↑御井駅手前。
九州自動車道とアンダークロスします。
↑御井駅
【累計8.0km、前駅(久留米大学前)から1.2km】
相対式ホーム2面2線の駅。
無人駅です。(交通系ICカード読み取り機有)
↑御井駅を出た先。
御井駅手前で九州自動車道とアンダークロスした手前から、低いながらも山々が遠くに見えます。
↑善導寺駅手前。
徐々に長閑さを増してきました。
↑善導寺駅
【累計12.6km、前駅(御井)から4.6km】
対向式ホーム2面2線の駅。
無人駅です。(交通系ICカード読み取り機有)
1日1本のみ、久留米駅からこの駅で折り返す列車があります。
↑上のようなレトロな駅名標もあります。
↑善導寺駅舎。
1928(昭和3)年の開業以来からの木造駅舎です。
駅舎の脇には公衆電話ボックスがあります。
携帯電話が普及した現在、あまり使われていませんが・・・(笑)
↑駅前の観光案内の看板。
↑善導寺駅は無人駅のため、SUGOCA(交通系ICカード)の購入はもちろん、チャージもできません。
交通系ICカードのチャージは付近のコンビニ(セブンイレブン)で済ませられます。
↑尚、交通系ICカードが使える駅はここ善導寺駅が最後で、この先大分付近の向之原駅までの途中駅での使用はできません。
日田駅や由布院駅での使用もできません。
利用の際は注意が必要です。
次の善導寺〜日田間に続きます。