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過去ログ 城野〜安部山公園
【乗車:2023.1.29】
(2024.6.30更新)
小倉〜城野間の続きです。
ここで紹介する駅は行橋駅以外全駅はみどりの窓口を有する業務委託駅となっていましたが、2023年10月よりJR九州による直営駅となりました。
【起点(小倉)から6.1km】
単式ホーム1面1線+島式ホーム2面4線の計3面5線となっています。
この駅で特急の通過待ちを行うことができます。
日豊本線から日田彦山線(起点駅)が分岐する駅です。
電化している日豊本線から分岐する日田彦山線が非電化ということもあって、いちばん奥の島式ホームの5番線のみ、架線は張られていません。
小倉〜城野間は、日豊本線(JF)、日田彦山線(JI)両線ともに駅ナンバリングが設定されています。
↑城野駅は橋上駅で、JR日豊本線・国道10号線の南側と北側とを連絡する南北自由通路の途中にあります。
南北自由通路は駅付近にある北九州総合病院とも直結しております。
JR日豊本線と大分・宮崎経由で北九州から鹿児島とを結ぶ幹線国道、国道10号線とがほぼ並行するのはそれぞれが南北自由通路とアンダークロスするこの辺りからです。
↑今回は新田原行で行橋駅まで行きます。
ワンマンの普通列車です。
ワンマンとはいえ、乗る時に整理券を取り、降りる時に運賃を料金箱に入れる・・・というスタイルではありません。
車掌さんが乗っていないだけのワンマンです。
↑城野駅を発車、右手の日田彦山線が右カーブを描き、日豊本線から離れていきます。
↑しばらく住宅街の横を進みます。
↑安部山公園駅到着時。
国道10号線とアンダークロスします。
↑九安部山公園駅【JF05】
【累計8.4km、前駅(城野)から2.3km】
対向式ホーム2面2線の駅の地上駅で、橋上駅を備えています。
駅舎は、先ほどアンダークロスした国道10号線に設置された歩道に接しています。
↑安部山公園駅を出て少し行った先の右手車窓。
スポーツデポの右辺りに、北九州のソウルフード、「資(すけ)さんうどん」の本店がわずかながらに見えます。
・・・その拡大がこちら↓
そして逆、左手車窓には・・・
↑北九州名物、肉うどんの元祖、「どきどきうどん」が見えます。
(紅白の鉄塔の下辺りの黄色い看板)
肉うどんの肉は、牛ほほ肉を使用しており、食す時は、すりおろしたしょうがを入れます。(詳細はこちらで)
資さんうどんといい、どきどきうどん(肉うどん)といい、どちらも北九州のソウルフードで、この辺りはうどん激戦区です(?)。
↑しばらく行った先、九州自動車道とアンダークロスします。
右手車窓の奥方向は北九州JCT・小倉南IC方面です。
↑川を渡り、右手に大型のパチンコ店を見、下曽根駅に到着します。
↑九下曽根駅【JF06】
【累計11.6km、前駅(安部山公園)から3.2km】
島式ホーム1面2線の駅で、橋上駅を備えています。
↑北九州市小倉南区の中心駅で、駅周辺には商業施設が多いほか、住宅地も広がっています。
2022年令和4)年の1日平均乗車人員数は5,920人で、日豊本線の乗車人員数は大分駅に次ぐ多さで、第2位となっています。
(JR九州の駅としては第26位)
そのため(?)、小倉方面への快速が通過していた時期がありましたが、現在はその快速も停車するようになりました。
特急「ソニック」の一部(博多行2、202号と大分行47、51、55、59、中津行201号)が停車し、ホームには特急券の券売機が設置されています。
↑下曽根駅からしばらく行き、住宅メインとなってきます。
↑そして田園風景になってきました。
↑朽網駅付近で国道10号線と再びアンダークロスします。
↑国道10号線をアンダークロス後、一軒家メインの住宅地となってきました。
↑九朽網駅【JF07】
【累計15.0km、前駅(下曽根)から3.4km】
「くさみ」と読みます。
相対式ホーム2面2線の駅で、橋上駅舎を備えています。
北九州空港の最寄り駅であり、空港行シャトルバスがこの駅から概ね30分間隔で運行されています。
北九州市内最後の駅です。
↑朽網駅の先の右手車窓。
遠くに見える山の向こうは平尾台。
山口県の秋吉台と同じ、カルスト台地です。
↑一方、左手車窓にはTOTOの工場が見えます。
↑少し進み、東九州自動車道から分岐した北九州空港に直結する道路とアンダークロスします。
この時点で北九州市から京都(みやこ)郡苅田町に入りました。
漢字で「京都」と書きますが、「みやこ」と読みます。
「きょうと」とは読みません。
もちろん京都府ではなく、福岡県ですw
↑長閑な農村の向こうを走る高架道路は東九州自動車道。
こちらの東九州自動車道がメインで、北九州と大分・宮崎とを結んでいます。
↑苅田駅【JF08】
【累計18.6km、前駅(朽網)から3.6m】
単式ホーム1面1線+島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを持つ駅。
橋上駅舎を備えており、駅の東西を結ぶ自由通路が設置されています。
この駅で特急の通過待ちを行うことができます。
小倉方面からこの駅で折り返す列車が1日1本あります。
(少し前は下関から来ていました)
この駅と次の小波瀬西工大前駅は、苅田町の駅です。
↑こちらは苅田駅前のホテルルートイン。
苅田町は北九州市の隣である上、日産自動車やトヨタ自動車の工場のほか、麻生、宇部の両セメント会社の工場、その他諸々の工場を有しており、工業が盛んな町となっております。
そういったことから、このようなホテルも建つようになってきました。
↑小波瀬西工大前駅手前の車窓左手。
駅名になっている西工大こと、西日本工業大学が見えます。
↑小波瀬西工大前駅
【JF09】
【累計22.2km、前駅(苅田)から3.6m】
苅田駅と同じく、単式ホーム1面2線+島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを有しています。
苅田駅と同じく、この駅で特急の通過待ちを行うことができます。
旧駅名は「小波瀬」で、1992(平成4)年に現在の駅名に改称されました。
↑小波瀬西工大前〜行橋間。
国道201号線とアンダークロスします。
その国道201号線は行橋市から田川市、飯塚市を経て、福岡市に至る国道ですが、こちらの国道201号線は東九州自動車道行橋ICに繋がっています。
この辺りはまだ苅田町。
↑「川を渡ってすぐ踏切」の辺りで苅田町から行橋市に入ります。
↑ここから行橋駅の高架に入ります。
↑そして行橋市街地に入り、昔からの国道201号線を跨ぎ・・・
↑川を渡り、行橋駅に到着します。
↑行橋駅【JF10】 【累計25.0km、前駅(小波瀬西工大前)から2.8km】
島式ホーム2面4線と、日豊本線上りホーム(3・4番のりば)の南端に切欠きホームの平成筑豊鉄道線のりば(5番のりば)が設置される高架駅です。
JR九州の直営駅です。
行橋市の代表駅であり、特急を含め、全列車が停車します。
1日1本しか走らない門司港行の快速がこの駅から城野駅まで停車しない時もありました。
そして、かつては東京からの寝台特急「富士」も停車していました。
かつては駅弁の販売がありましたが、調製元が廃業したため、現在は駅弁の販売はありません。
「JF〇〇」の日豊本線の駅ナンバリングは行橋駅で最後で、次の南行橋駅からは駅ナンバリングはありません。
↑そして、旧国鉄田川線の平成筑豊鉄道田川線の起点駅であります。
3、4番ホームの奥、5番のりばが平成筑豊鉄道のホームです。
↑こちらは行橋駅舎。
高架下はきっぷ売り場やみどりの窓口のほか、ちょっとした駅ナカの商業施設、「えきマチ1丁目行橋」があります。